ポストさんてん日記

放射線・エネルギー・環境・化学物質・食品などの情報をアーカイブとして整理すると同時に、徒然につぶやいています。 リンクはご自由に。

基礎代謝量、1日に必要なカロリーは?、BMI

[ 2018/04/12 (木) ]
一連の勉強をするなかで、自分の基礎代謝量、必要エネルギー量を知りたかったので、まとめました。

目次

1.基礎代謝量(kcal/日)
2.(参考として)基礎代謝量の推定式は他にもある
3.身体活動レべルはレベルⅠ~Ⅲ
4.必要エネルギー量(kcal/日)
5.必要エネルギー量を計算してくれるサイト
6.BMI : body mass index
7.参考および関連エントリー

お急ぎの方は直接5項へどうぞ。

1.基礎代謝量(kcal/日)=基礎代謝基準値(kcal/kg体重/日) × 参照体重(kg)

基礎代謝量:早朝空腹時に快適な室内等においての安静時の代謝量
参照体重:該当年齢の平均的な体重

参照体重における基礎代謝量
基礎代謝表2015
出典:日本人の食事摂取基準(2015年版)の内、『エネルギー(PDF)』、全体は厚労省のサイト 
以下、記載がない限り同様

イメージしやすい様にグラフにしました。
基礎代謝グラフ男2015

基礎代謝グラフ女2015

2.(参考として)基礎代謝量の推定式は他にもある

推定式の名称推定式

基礎代謝基準値上記1項のとおり
国立健康・栄養研究所男:(0.0481×W+0.0234×H-0.0138×A-0.4235)×1,000/4.186
女:(0.0481×W+0.0234×H-0.0138×A-0.9708)×1,000/4.186
R1
ハリス・ベネディクト
(Harris-Benedict)
男:66.4730+13.7516×W+5.0033×H-6.7550×A
女:655.0955+9.5634×W+1.8496×H-4.6756×A
R1

R2

R3
W:体重(kg)、H:身長(cm)、A:年齢(歳)。
表の『リンク』は必要事項をインプットすると計算してくれるサイトへのリンクです。

健康な日本人を用いてこれらの推定式の妥当性を調べた研究によると、①基礎代謝基準値と②国立健康・栄養研究所の式は全ての年齢階級において比較的に妥当性が高く、③Harris-Benedict の式は全体として過大評価の傾向にある(特に全年齢階級の女性と20~49 歳の男性で著しい)と報告されている。(出典:日本人の食事摂取基準(2015年版)の内、『エネルギー(PDF)』のP63)

3.身体活動レべルはレベルⅠ~Ⅲ

基礎代謝量の何倍が、1日あたりの総エネルギー消費量になるか?
男女共通
身体活動レべル表

4.必要エネルギー量(kcal/日)=基礎代謝量(kcal/日)×身体活用レベル

必要エネルギー量表

イメージしやすい様にグラフにしました。(ただし、表の黄色部分は除く)
推定エネ必要グラフ男2015

推定エネ必要グラフ女2015

以上の数値は1項の『参照体重』の場合なので、実際の体重がその10%増しなら必要エネルギーも10%増しになる。(正確にはその体重を維持していく場合)
BMI (6項参照)が30 kg/m2程度までならば体重による系統誤差を生じない。

(お急ぎの場合)
5.必要エネルギー量を計算してくれるサイト

日本医師会サイトの一番下の『クリックして計算してみよう』。

6.BMI : body mass index

体重がw kg、身長がh m(cmではない)の人は、
  BMI =w/h2
例えば体重50kg・身長1.6mの場合、BMI=50/1.62=19.5。単位は“kg/m2”。
【参考】自動計算サイトの例:BMIと適正体重(高精度計算サイト)

目標とするBMI:日本人の食事摂取基準(2015年版)の内、『エネルギー(PDF)』のP54)
年齢
(歳)
目標とするBMI
(kg/m2
総死亡率(死因を問わない死亡率)
最低になるBMI (観察疫学研究の結果)
(kg/m2
18~4918.5~24.9同左
50~6920.0~24.9同左
70以上21.5~24.922.5~27.4
男女共通
総死亡率に関与する要因(生活習慣を含む環境要因、遺伝要因など)は数多く、体重管理においてBMI だけを厳格に管理する意味は乏しい。さらに、高い身体活動は肥満の予防や改善の有用な方法の一つであり、かつ、高い身体活動は体重とは独立に総死亡率の低下に関連することも明らかにされている。したがって、あくまでも、BMI は、健康を維持し、生活習慣病の発症予防を行うための要素の一つとして扱うに留めるべきである。特に、70 歳以上では、介護予防の観点から、脳卒中を始めとする疾病予防と共に、低栄養との関連が深い高齢による虚弱を回避することが重要であるが、様々な要因がその背景に存在することから、個々人の特性を十分に踏まえた対応が望まれる。

【参考】日本肥満学会の肥満基準(2011年)
日本肥満学会の肥満基準2011

体格及び生活習慣に関する都道府県の状況
体格及び生活習慣に関する都道府県の状況
出典:H29年食育白書

【参考】●実は「やせメタボ」900万人…腹囲・BMIは基準値未満でも(ヨミドクター 2016/10/18)

6.参考サイトおよび関連エントリー

【参考サイト】
加齢とエネルギー代謝(厚労省e-ヘルスネット)
基礎代謝の計算式 どれが正しい? 活用法(基礎代謝量)
成分表のカロリーってどうやって決めているの?(成田崇信 Yahoo個人 2018/4/8)

【メモ】
若い女性は栄養不足で健康リスクが増えている?(成田崇信  Yahoo個人 2016/11/20)

【関連エントリー】
↓のカテゴリにまとまっています。
[ 2018/04/12(木) ] カテゴリ: 生理学・栄養学の基礎 | CM(0)
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