ポストさんてん日記

放射線・エネルギー・環境・化学物質・食品などの情報をアーカイブとして整理すると同時に、徒然につぶやいています。 リンクはご自由に。

もんじゅに関する毎日新聞の虚報(事実を無視した原子力悪玉論に偏る報道姿勢)

[ 2018/01/02 (火) ]
発端の記事

もんじゅ:設計、廃炉想定せず ナトリウム搬出困難(毎日新聞 2017/11/29 鈴木理之記者)
呆れるのは「小林圭二・元京都大原子炉実験所講師」の以下の記事中コメント

もんじゅに詳しい小林圭二・元京都大原子炉実験所講師は「設計レベルで欠陥があると言わざるを得ない。炉の構造を理解している職員も少なくなっていると思われ、取り扱いの難しいナトリウムの抜き取りでミスがあれば大事故に直結しかねない」と指摘する。

小林圭二氏で検索すると“アンチもんじゅ”人だとわかります。(毎日はそのような人を探し出してコメントをとったんですね)

同日と翌日にJAEA(日本原子力研究開発機構)から強い抗議

平成29年11月29日
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構

平成29年11月29日付毎日新聞における「もんじゅ」に関する報道について

本日(29日)付け毎日新聞に、「ナトリウム回収想定せず もんじゅ設計に「欠陥」」、「もんじゅ設計廃炉想定せず ナトリウム搬出困難」を標題とする記事が掲載されました。
これらについては、技術的に可能であるにも関わらず、あたかも原子炉容器からナトリウムを抜き出すことが極めて困難であり、かつ、あらかじめ設計上の配慮を怠ったかのような印象を読者に与えようとするものであり、更には事実関係を十分に取材せずに掲載されたものであることから、当機構としては甚だ遺憾であります。
今後、毎日新聞に対しては、このようなことが起こらないように、強く抗議するとともに善処を求めてまいります。
本件に関する事実関係の詳細は、以下の「記事解説」をご覧下さい。
記事解説URL
http://www.jaea.go.jp/about_JAEA/article/2017/112901.pdf
原典はこちらのPDF

平成29年11月30日
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構

一連の「もんじゅ」1次冷却系ナトリウム取り出しに関する報道について
昨日(29日)付け毎日新聞に、「ナトリウム回収想定せず もんじゅ設計に「欠陥」」、「もんじゅ設計廃炉想定せず ナトリウム搬出困難」を標題とする記事が、さらに、本日(30日)付け福井新聞に「一次系取り出し困難」とする記事が、掲載されました。
原子力機構としては、「もんじゅ」の廃止措置の際に実施する1次冷却系ナトリウムの抜き取りについては、既存の設備(設備の例:メンテナンス冷却系:別紙参照)および技術を活用すれば技術的に可能であり、今後、具体的な方法などについて詳細に検討し、決定していくこととしています。
本件に関する事実関係の詳細は、以下の「記事解説」をご覧下さい。
記事解説URL
http://www.jaea.go.jp/about_JAEA/article/2017/112901.pdf (上記と同じ)
原典はこちらのPDF

ネットでは記事そのものへの疑問に加え、小川一取締役のtweetへの批判も。
(以前から、この人のtweetは物議を醸すことが多いようですね)
以下は古いトピックですが。

参考情報

毎日新聞+小川一毎日新聞取締役「もんじゅはナトリウム抜き取り出来ない欠陥設計」⇒原子力研究開発機構「誤報」 (Togetter by beigyiaaさん 2018/11/29)
【原発最前線】発端は毎日新聞 もんじゅ「ナトリウム抜き取り困難」誤報?本当? 副所長に聞いてみた(産経 2017/12/19)

ちなみに、ブログ主は、従前から“反もんじゅ”の立場であり、廃炉決定に賛成しています。
[ 2018/01/02(火) ] カテゴリ: 再処理~最終処分に関する | CM(0)
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