ポストさんてん日記

放射線・エネルギー・環境・化学物質・食品などの情報をアーカイブとして整理すると同時に、徒然につぶやいています。 リンクはご自由に。

【HPV6】BuzzFeedのHPVワクチン特集

[ 2018/03/05 (月) ]
11を追記。2018/3/20
前回追記。2018/3/3
(上記までの追記記録は割愛)
初回公開日:2017/12/18


BFJ(BuzzFeed Japan) MedicalがHPVワクチン特集をスタートさせたので、アーカイブしていく予定です。

目次

1.(記事の引用の前に)イントロ的な情報
2.記事の概要を引用:2017/12/14~

1.(記事の引用の前に)イントロ的な情報

【ブログ主注】岩永直子氏の前職は、読売新聞社会部→医療部→ヨミドクター編集長→BuzzFeed JapanのNews Editor。

削除された記事が魚拓で残っているので一部引用します。
ワクチンで防げる悲劇を見過ごしていいの?
【魚拓】子どもにワクチンを打つ小児科医の立場から

長崎大学小児科教授 森内浩幸 yomiDr.ヨミドクター(読売新聞) 2016/8/31

【小見出しとごく一部のみ引用】

  • ワクチンで救われてきた子どもの命
  • HPVワクチンとは何を防ぐのか
  • ワクチン接種で防げる悲劇を防ぎましょう
    ヒトパピローマウイルスワクチンの積極的勧奨中止以降、本来であれば接種されたはずの女子がこれまでに170万人を超えます。この170万人のうち、将来約2万人が子宮頸がんを発症し、そのうち約5500人が死んでしまいます。もしワクチンを接種すれば2万人のうちの約1万2500人は罹らずに済み、5500人のうちの約3500人は死ななくて済むのです。このままこの子たちがワクチンを接種しないままでいるならば、私たちはこの3500人の殺人に加担することになります。そして勧奨中止をさらにダラダラといつまでも延長することによって、さらに大規模な集団殺りくの加害者へとなっていくのです。
    政府学会も、逃げ腰になってはいけません。繰り返し言います。それは不作為の殺人です。医学的に正しいデータだけをもとにして、真に国民に患者に利するよう判断を下すのが、プロとしての重大な責任です。マスメディアも、珍しいことや「絵」になることにばかり飛びつき、訴えてくる人々をセンセーショナルに取り上げるだけではなく、目に見えてくることが決してないけれど数多くの命が救われる事実を丁寧に説明することに、もっと紙面や報道時間を割いてください。
    女の子をお持ちのお母さんお父さん、わが子が将来もしも子宮頸がんに罹り、命を失ったり、助かってもその後遺症で苦しんだり、子どもも持てなくなってしまったりする姿を見たらどう思われるでしょう? ワクチンを接種していたら防げたかもしれない悲劇なのです。
    若い女性・女子の皆さん、子宮頸がんって、何も特別な人に起こる特殊な病気ではありません。ごくありきたりの生活をしている人に普通に起こる病気なのです。この病気にかかる確率は、ワクチンによって何か大変な副作用を起こす確率とは比べものにならないくらい高いのです。
    日本は経済的に豊かであったにもかかわらず、ワクチンに対して理性的な判断ができず「ワクチン後進国」でした。ワクチンの導入が遅れたために奪われた命、残った障害は数知れません
    この騒動で明らかになったように、その実体は今なお後進国です。いつまでこういうことを繰り返すのでしょう? ボブ・ディランの「風に吹かれて」の歌詞でもありませんが、どれだけ多くの命が失われたら私たちはあまりにも多くの犠牲者を出してしまったと気付くのでしょう? あらぬ非難や中傷に対して、臆病風に吹かれている場合ではありません。

以上は、子宮頸がんワクチン特集の【第2弾】でしたが、【第1,3,4弾】は今も普通に閲覧できます。

原則として新しい順。
2.記事の概要を引用 (敬称略):2017/12/14~

特集から外れますが関連情報として
11
子宮頸がんで苦しむ人がいなくなるように 専門家が情報発信に乗り出した
日本産科婦人科学会が一般向けページ「子宮頸がんとHPVワクチンに関する正しい理解のために」を公開

岩永直子 BuzzFeed 2018/3/13

【小見出しのみ引用】

  • もうこれ以上、患者が悲しむことのないように
  • ワクチンと検診 両方で予防を
  • 子宮頸がんの治療や後遺症
  • HPVワクチンの効果と安全性
  • 子宮頸がんの予防と撲滅を


特集から外れますが関連情報として

【小見出しのみ引用】
名古屋市が名古屋市立大学に委託してワクチンをうった女子とうたなかった女子で現れる症状を比較した調査の結果をまとめた論文が、HPV研究の専門誌「Papillomavirus Research」に採択された。

  • 日本初 ワクチンの安全性を確かめる大規模調査
  • 結果は・・・24症状いずれも差はなし
  • この結果が予防接種行政に与える影響は?


特集から外れますが関連情報として

【小見出しのみ引用】
名古屋スタディとは何か。そして、どうして名古屋市はそれを隠してしまったのか。解説します。

  • 薬害を証明したかった名古屋市
  • 期待と真逆の速報結果
  • 消された速報結果
  • ようやく世に出た「名古屋スタディ」
  • 今後望まれること


特集から外れますが関連情報として
08
10万個の子宮:あの激しいけいれんは子宮けい癌ワクチンの副反応なのか

産婦人科医きゅーさんが本当に伝えたい事 2018/2/11

【ごく一部のみ引用】
早速読みました
内容ですが、オンラインで発表された記事だけではなく、沢山の記事が加筆されていますので、HPVワクチンに興味がある方は、ぜひ読んでおくことを勧めます
また、中盤は大きなページを割いて、池田氏の責任問題を追及しています
さらに最終章には、世に出る事はなかった記事、実際にHPVワクチン後の副反応を疑われた少女とのロングインタビュー内容が書かれています
ところでさ、池田さんがやったアホな実験やメディアに発表した間違いだらけの見解、詳しく知れば知るほど劇的にレベルが低くて今後の展開も見込めないものなんだけど、正直、村中璃子さんに早めに間違いを指摘してもらって本当に良かったよね


07
子宮頸がんで子宮を全摘した理系女子が伝えたいこと

「自分にリスクがあるなんて、子宮頸がんになるまで思わなかった」
岩永直子 BuzzFeed 2018/1/17

【小見出しとごく一部のみ引用】
子宮頸がんになるということはどういうことなのか。ひとみさん(仮名30代前半)のご経験をじっくりと伺いました。

  • 不正出血があってもなかなか見つからなかったがん
  • 手術の結果、「子宮を全摘する必要がある」と告知
  • 一度も受けていなかった検診 「リスクを感じていなかった」
  • 「手術にだってリスクはある」
  • HPVワクチン 「自分だったら受けただろうか?」
  • ●リスクについての議論 子宮頸がん経験者として考えること
    「最新の科学的知見は常に変化するため、一般の人に『今はこういうことがわかってきましたよ』と伝えるのが本来のメディアの役割です。課題を踏まえた上で、知識の入り口になるのがいいと思うのです。受けるべきかそうでないかを発信するのではなくて、淡々とわかってきた科学的事実だけを伝えればいいと思いますが、メディアはそうした情報発信を十分していないと思います」
  • 経験者として ワクチンによる根絶を願う


06
「打ちたいのに打てない」 HPVワクチン「騒動」に巻き込まれて、今なすべきこと

失ったものを取り返すために
感染症対策専門職(看護師) 堀成美 BuzzFeed 2018/1/10

【小見出しとごく一部のみ引用】

  • 「定期接種」のワクチンが地元で打てない
    ワクチン接種を勧める医師を匿名の人たちが個人攻撃をしたり脅迫をしていたりするので、そういったことに巻き込まれたくないのかもしれません。
    打ちたい人の接種の機会を奪うようなことがあってはならないのですが、事実、目の前には地元で打てなくて困っている人たちがいます。
  • ワクチン接種後に体調不良を抱えた親子と交流して
  • 医療側とのコミュニケーションのズレがこじらせた問題
  • 報道をきっかけに始まった混乱
    「報道」によって健康を守る機会を奪われてしまった人たちがいること、医療者自身も巻き込まれているのは紛れもない事実です。
  • ワクチンが守るのは個人だけではない 騒動後になすべきこと


【小見出しとごく一部のみ引用】
三原じゅん子氏は子宮頸がんやワクチンとどう向き合ってきたのか。そして、定期接種でありながら、「国は積極的には勧めない」というねじれた現状をどう考えているのか。BuzzFeed Japan Medicalは単独インタビューをした。

  • 流産を2回経験した後の子宮頸がんという告知
  • 手術翌年にHPVワクチン承認 「みんなに受けてもらいたい」と政治の世界へ
  • 定期接種化の実現、直後に一時中止
  • 長引いた「納得できない状況」
  • 検証は尽くした これ以上何をするのか
  • 再開は待ったなし 声を発していく


04
患者が望むのは治ることだけ HPVワクチン接種後に体調不良に苦しんできた親子の思い

「推進している人も反対している人も喧嘩しないで、一緒に治る方法を考えて」
岩永直子 BuzzFeed 2017/12/28

【小見出しとごく一部のみ引用】

  • 科学の言葉だけでは、不安な心に届かない
  • むしろHPVワクチン推進派だった
    実は、さとみさんはワクチンを打つ前の小学校と中学生の時に「起立性調節障害」と診断されたことがあります。自律神経がうまく働かなくなることで起きる病気で、起立した時の血流の調整ができず、だるさや頭痛、朝起きられないなどの症状が出ます。思春期の女性に多く、不登校の原因となることもある心身症です。
  • 就職してから悪化した症状
    POTSとは、起立性調節障害の数種類のタイプのうちの一つです。起立した時に心拍が急激に上がり、ひどいめまいや失神、胃腸症状や睡眠障害など様々な症状が現れます。
  • テレビ番組のホームページで「同じ症状の女の子」を発見
  • 1日に薬を30錠 症状が悪化し「寄り添う」主治医に交代
  • 「副作用被害救済制度」で認定
  • 求めるのは治療法の確立
  • 対立には意味がない みんなで治療法を見つけて


03
HPVワクチンを打った後の痛みにどう対応するか? 治療をしてきた痛み専門医の視点から

あの痛みは「気のせい」ではありません。
横浜市立大学附属市民総合医療センター ペインクリニック 麻酔科准教授 北原雅樹 BuzzFeed 2017/12/27

【小見出しとごく一部のみ引用】

  • ワクチン接種後の痛みは「複雑系?」
    「HPVワクチン接種後副反応」だと訴えられている一連の騒動は、日本の痛み診療が諸外国に比べて大きく遅れていることの象徴のように私には思われます。
    症状が出始めた頃に患者さんを診療した医療者が慢性の痛みについて十分理解していなかったため、初期段階で適切な対処が行われず、事態が悪化していった可能性が高いのです。
    最も重要なのは、慢性痛急性痛では考え方が大きく異なるということです。
    急性痛と慢性痛の目的
    慢性の痛みは、原因が明らかでないことが多く、期間も長引くことが多い。そして、治療の目指すものも全く異なってくる。
  • 慢性痛と急性痛の診断が持つ意味の違い
  • 心理的要因は「気のせい」ではない
    その上、臨床心理学が日本では欧米先進国よりもはるかに遅れていることが、様々な人々の誤解を招きました。心理学部がはじめて大学に設立されたのが日本では2000年であったことからもわかるように数十年単位で遅れています。
    この遅れのため、様々な疾患(特に慢性疾患)に心理社会的要因が大きく影響するという常識的なことが、日本では医療者にさえあまり認識されていません。
    HPVワクチンについての厚生労働省研究班の中にさえ、心理社会的因子の影響をほとんど理解していない班員がいたほどです。
  • HPVワクチン接種後の患者さんが治る共通のプロセス
    私自身がHPVワクチン接種後の体調不良に苦しんだ患者さんを何人か診療しました。その中で、症状が劇的に軽快した方々に共通したプロセスは以下のようでした。
  • 海外留学ができるようになった女の子も
    診察開始3ヶ月後に、症状のほとんどは消失し、高校も卒業でき、卒業と同時に受診も終え、海外に語学留学に行きました。


02
子宮頸がんになったらどのような治療をするかご存じですか?

子宮頸がん検診とHPVワクチンの目的は違います。
大阪大学医学部助教 上田豊 BuzzFeed 2017/12/20

【小見出しのみ引用】

  • 子宮頸がんの原因とその治療法
  • 妊娠初期でがんを発見 子宮と子供を諦める事態に
  • 検診とワクチン、それぞれの目的がある
  • HPVワクチン接種が進まない日本
  • 今後も一時中止が続いたら?
  • ワクチン導入前に戻った感染リスクとがん発症のリスク
  • 再開に向けて必要なこと

01
根拠なきワクチン批判で救える命を見殺しにしないで

なぜ、HPVワクチンを悪者にしてしまうのでしょうか?
長崎大学小児科教授 森内浩幸 BuzzFeed 2017/12/14

【小見出しとごく一部のみ引用】

  • HPVワクチンは本当に危なくて不必要なワクチン?
  • 私たちのリスクの捉え方には偏りがある
  • 相関関係=因果関係 ではない!
  • 紛れ込みと濡れ衣、そしてタイミング
    有害事象」とはワクチン接種後に起こった有害な出来事全てを示します。例えば火事に見舞われても、通り魔に襲われても、みんな有害事象とされます。「副作用」は実際にワクチンとの因果関係が疑われる場合に使う言葉であって、両者を混同してはいけません。
    かつて「百日咳ワクチン脳症」という病名が使われていました。古いタイプのワクチンは熱やけいれんのような副作用に加え、死亡したり重い後遺症を残したりする脳症を起こすと考えられ、日本でもそのために一時中止となった時期があります(そして中止時期に113人の赤ちゃんが百日咳で亡くなりました)。
    しかし、その後百日咳ワクチン脳症と診断された患者さん達を詳しく調べてみると、その殆どが「ドラべ症候群」という遺伝性てんかんだとわかりました。この病気を起こす遺伝子異常があれば、何が理由であれ熱を出したら発症します。
    熱を出さずに一生を終えるはずもなく、遅かれ早かれ発症するそのタイミングが、たまたまワクチン接種後であっただけです。完全に「濡れ衣」だったのです。
    「ワクチンの後で起こったのだからワクチンのせいだ!」という主張に根拠がないことは、以上説明した通りです。
    しかも「ワクチンの後」と言っても、どういうタイミングのことを言っているのでしょう。前述のMMRワクチンと自閉症に関しては「MMRワクチンを接種した後から、うちの子は自閉症になった」と言われますが、自閉症はある日突然発症するものではありません。
    1〜3歳くらいにだんだんその徴候が明らかになって来ますが、たまたまMMRワクチンも1〜3歳で接種されます。でもワクチン接種後に自閉症を発症するまでの期間、他にもいろんな事が起こっているのに、なぜよりによってワクチンなのでしょう?
  • 助かったはずの命 VS マスメディアの報道
  • ワクチンはありふれた病気を「歴史」に変える
  • HPVワクチンの場合
    有名人の中でも罹った人は数多く枚挙に暇がありません。
    毎年約3000人が命を落とす病気なのに、それぞれ約4000人の命を奪う交通事故や食べ物による窒息死と同じように、「日常」のものとしてそのリスクが軽んじられている気がしてなりません。
    しかし、赤ちゃんではなく10代女子へ接種するワクチンとして「非・日常」的なワクチンでしたので、リスクが過大に捉えられていると思います。
    またこの年代の女子の特性があまり理解されていません。乳児における突然死、高齢者における認知症と同じように、10代女子はその特性として様々な不定愁訴(持続的な痛みを含む)を高い頻度で持つようになります。
    名古屋市における大規模な調査でも、ワクチン接種者の方が非接種者より訴えが多い症状は一つも見つかりませんでした。HPVワクチン被害として挙げられていることには、因果関係どころか相関関係すらありません。
    これらの症状に苦しむ方々は本当にお気の毒ですし、適切な医療ケアを受けることで改善してほしいと願っています。
    しかし、何かに原因を求めたい思いの中でワクチンを犯人扱いしたくなる気持ちは、理解できますが正しくありませんし、症状の改善にも役立ちません。
  • 救える命を救うために、私たちができること
    マスメディアの方々も、自分の使命をもう一度考えて下さい。センセーショナルな記事で部数や視聴率や閲覧数を増やすことが仕事ですか? 
    正しいことの報道は面倒です。紋切り型の表現では済まないことばかりだからです。「売れる」記事にはならないのでしょう。でも、数多くの透明人間の代弁者になって、社会に尽くそうという使命感は持っておられないのでしょうか?
    ヒブワクチンをはじめ、海外で多くの人達を病から防ぎ命を守ってきた様々なワクチンの導入が日本国内で遅れ、多くの犠牲者を出してしまったことに対し、小児科医として深く重い後悔の念があります。
    そこに決してHPVワクチンについての後悔の念を加えたくはありません。


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【メモ】
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[ 2018/03/05(月) ] カテゴリ: 子宮頸がんワクチン問題 | CM(0)
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