ポストさんてん日記

放射線・エネルギー・環境・化学物質・食品などの情報をアーカイブとして整理すると同時に、徒然につぶやいています。 リンクはご自由に。

(メモ)6年目を迎えたこの時期に目にした論説

[ 2017/03/15 (水) ]
『原発事故後の福島で住民と共に歩む医師・坪倉正治さん』を追記。2017/3/29
『開沼博氏特別インタビュー:知ってほしい福島の本当の姿』を追記。2017/3/23
『風評を増長して風評を批判する東京新聞』を追記。2017/3/18
初回公開日:2017/03/15



東日本大震災から6年目を迎えたこの時期に、いくつかの良い論説に巡り合えたので自分用にアーカイブさせていただきます。

【小見出しのみ引用】

  • 「早野さんが東京にいるなら、私も東京から逃げません」
  • 「研究者」として福島へ
  • データ分析のプロフェッショナルとしての「陰膳検査」
  • 臨床医と出会い、変化した研究姿勢
  • 「科学的には意味のない機械」を開発した科学者
  • 「自分の言葉でふるさとを語れるように」
  • 廃炉の現状を自分の言葉で語る
  • 最終講義に向けて
【参考】
早野龍五教授最終講義「CERNと20年福島と6年 ―311号室を去るにあたって」 (服部美咲 SYNODOS 2017/3/21)
3月11日とツイッター 福島を発信してきた科学者「最後の講義」(石戸諭 BuzzFeed 2017/3/16)


廃炉について、デマと誤報を乗り越えるための4つの論点(上)
開沼 博 ダイヤモンド・オンライン 2017/3/11

【小見出しのみ引用】

  • 今も止まらない誤報・デマ
  • 2月に起きたドタバタ劇
  • 2号機650シーベルトをどう捉えるべきか?
  • マスコミや専門家の機能不全が福島に「2次被害」をもたらす
  • 論点1:外れ続けてきた1Fへの「負の予言」
  • 「失敗か成功か」の二択クイズでは廃炉の真実は見えてこない
(下)
  • 論点2:ほかの被災地の6年遅れで福島の復興は始まる
  • 汚染水対策が一段落して燃料取り出しに焦点が移った
  • 論点3:最先端の優秀な人材が廃炉作業に集結するか?
  • 地元出身人材の確保も廃炉の未来を左右する
  • 論点4:廃炉が無事に済んだら…豊洲問題から1Fを考える
  • なぜメディアはデマにつながる報道をしたか


【小見出しのみ引用】

  • 立入禁止エリアは県全体の2.4%、県外で暮らす人は震災前の2.5%
  • 放射線の危険性を極端な言説で煽った人々は今?
    【ブログ主つぶやき】
    「武田邦彦」「広瀬隆」のみ記載がありますが、「早川由起夫」「上杉隆」「岩上安身」「崎山比早子」「小出裕章」「島薗進」「山本太郎」「安富歩」「白石草」「おしどりマコ」なども列記してほしかったですね。
  • 「神話上のフクシマ」でない福島の6年目の現実
  • 言葉の凶器を振りかざす人々に届けたい「水俣市のメッセージ」


【追記】
風評を増長して風評を批判する東京新聞
ようこそ!Dr.町田のホームページへ 2017/3/17

【全文引用】
福島県に対する風評被害はいまだに根強く、そのために、観光業や農業をはじめとする諸産業がなかなか震災前まで回復できないそうだ。
ではそうした風評被害は、具体的には、どういう人たちによってまき散らされたのであろうか。それはずばり、放射線被害を過剰に強調する脱原発派である。朝日新聞東京新聞といった左翼系新聞、週刊現代女性誌等が、その片棒を担ぎ、でたらめを拡散し、福島県民を苦しめてきた。
私がものすごい憤りを感じるのは、片方でこのように風評被害をもともと拡散しながら、片方では正義感ぶって、風評被害を批判している連中である。

東京新聞のこの社説はその最たる例だ、と言える。
(ブログ主注)3・11とメディア 福島 もう一つの真実(東京新聞:社説 2017/3/11)

甲状腺がんに対する東京新聞の論調はずばり、福島県においては、原発事故の影響で、甲状腺がんが増える、というものである。
甲状腺がんが増えている。だから検査では、いままでにないような患者数が出現しているのだ。しかし国は、そうした事実を隠蔽したい。だから専門家は「高精度の検査で、小さいがんを早くに見つけたためだ」という説明をするのだ。しかしこれはうそである。

これが東京新聞のベースとなっている。そして結論は、甲状腺がんの増加は風評ではないというわけである。
この論理でいけば、たとえば、福島県産のお米は危険だから食べてはいけない、ということがらもまた、風評ではない、ということになるだろう。
甲状腺がんの増加は風評ではないが、福島のお米は危険であるということは風評である、とつまり、東京新聞はおっしゃっているのである。

この両者のどこに差があるのだろうか? 東京新聞は、両者の差を証明できるのだろうか。つまり、甲状腺がんは増加している、ということと福島のお米は危険ではない、という事実を。
本来なら、風評被害根絶を叫ぶのであれば、甲状腺がんは増加している、という話こそが、風評被害の最たるものであることを理解し、真実の普及に努めなければならない。

事故後6年が経過し、地味な検診の積み重ねが、甲状腺がんは増加していない、という真実を証明しつつある。
科学の目から見れば、甲状腺がんの性質を考えれば、がん検診の増加に比例して患者数が増えるのは自明の理であった。実際に、韓国ではすでにこうした経験をしていたし、昨年9月には、世界的権威であるThe English Jornal of Medicineが、この問題に一定の見解を述べている。

二巡目の検査で前回異常なしだった子どもからがんが見つかってまるで鬼の首でも取ったかのような表現をしているが、検査の実情を知っている人ならば、これがたまたま一巡目での見逃し例であり、原発事故後の新発患者とは言えないことは、よくわかっている。
つまり、いまだに福島県で甲状腺がん患者が多発している、などと言っている人たちはもはや科学からは離れた立場からでしか、その主張が言えなくなっているのである(これは世間から”専門家”と言われている人たちにも当てはまる)。
ここまできてもなお、その誤った主張を変えない人たちこそが、風評被害を作っているのである。

東京新聞は、片や、女子高生の被曝を過度に恐れるネット風評を批判している。そう書きながら、片方で福島での甲状腺がん増加という風評を垂れ流している。
この新聞ははたしてバカなのか。なぜこの自己矛盾に気づかないのか。


【追記】

【小見出しのみ引用】

  • 全国につながる「課題先進地域・ふくしま」の姿
  • 事実を置き去りに意見が飛び交う社会
  • 福島を理解するためにできること
  • 地域・社会全体で廃炉や復興を推進


【追記】
原発事故後の福島で住民と共に歩む医師・坪倉正治さん
ヨミドクター(読売新聞)2017/3/7~27
いづれも【小見出しのみ引用】
(1)風化進みながらも残る不安 6年後の現状

  • 「後ろめたさ」を感じる必要は全くない
  • 「南相馬に行けるか?」 運命を決めた一本の電話
  • 専門家でもない自分が……住民への説明役に
  • 手探りで内部被曝検査を開始
  • データを公表 批判が殺到
(2)放射線の情報どう伝えるか 正しさだけで人は動かない

  • ほぼ検出ゼロの内部被曝検査、必要か
  • 何を伝えても必ず誰かを傷つける

(3)医者なんてやりたくない 頭でっかちの秀才を変えた現場

  • 先輩医師から教えられた患者を診る喜び
  • 働きながら学んだ論文を書く意味
  • 回り回って理想としていた仕事に

(4)原発事故後の地域医療 現場からの改革を目指して

  • 若手医師らで「高野病院を支援する会」設立
  • 若手が働きたい場所にするために 医療での挑戦
  • さらに成長し、福島に関わり続ける

[ 2017/03/15(水) ] カテゴリ: 総合的な事 | CM(0)
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