ポストさんてん日記

放射線・エネルギー・環境・化学物質・食品などの情報をアーカイブとして整理すると同時に、徒然につぶやいています。 リンクはご自由に。

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食品の放射性物質検査はいつまでやるの?

[ 2017/02/09 (木) ]
追記。 2017/2/9
初回公開日: 2016/10/7


【追記】
福島(1/30)、東京(2/2)、大阪(2/17予定)で、食品に関するリスクコミュニケーション~食品中の放射性物質の検査のあり方を考える~ が開催された

【一部のみ引用】
食品中の放射性物質の今後の検査のあり方を考えるリスクコミュニケーションが1月30日、福島県郡山市で開かれ、来年度の国の検査の方向性が明らかとなった。

会場には参加申込者60数人と関係者など計80人あまりがいて、説明に聞き入った。ディスカッションでは、パネリストから、これまでの結果に基づく検査効率化に賛同する意見が多く出た。

これに対して、会場の消費者からは「今までどおり、検査を続けて欲しい」という意見が複数出た。「ひと一人の命は地球よりも重い。一人の命を救えるのだったら、40億円は全然多くない」と言った消費者もいた。消費者団体の幹部の方は、「今後も検査は長く継続を」と願う人が多い、というアンケート結果を示した。

食品が抱える微生物由来の食中毒や重金属、天然由来の発がん物質等のリスクに比べれば、原発由来の放射性物質のリスクははるかに小さい。反対するにせよ、リスクの科学的な評価についてはわかってほしい、それを踏まえて心情から来る反対論について堂々と展開してほしい、と願うのだが、一部の消費者にはなかなかリスクを理解してもらえない。なんとももどかしい。

2日に東京会場であったリスクコミュニケーションでも、検査縮小に反対意見が多く出たことが、毎日新聞で報じられている。
一方で、これまでの個人的な取材経験等も踏まえれば、それが消費者を代表する意見ではない、とも私は考える。昨年、福島県と消費者庁共催で行われた2回のリスクコミュニケーションでコーディネーターを務め、約600人に参加していただいたが、会場から「検査縮小した方がよい」という意見も出た。


松永和紀氏のtweetから

そこで、会場から出た意見が消費者を代表しているわけではない。
そりゃあ、どうしてわかってくれないの、とか、検査結果をもう少しきちんと見て発言してくれないかなあ、などと登壇した者としては思いますが。

このような場を設定してしまうなんて、国の工夫が足りない、という指摘もありますが、平日の午前中に開催したところで、それほど変わらないのです。
結局、国を追及し失言を引きだそうとする団体関係者と、そうはさせじ、と守りに入る役人、という構図になります。とくに東京では。

国も、このようなリスコミは特殊な舞台だ、ということはよくわかっているので、その内容でなにか方針決定するわけではない。これからたくさんヒアリングするとのことです。そこで、どれくらい大勢の雰囲気をつかめるか。多様なルートを確保して声を把握できるか。それがカギだと思います。


意見交換会で使用した資料:概要(食品中の放射性物質検査について)PDF:1,080KB、消費者庁・食品安全委員会・厚生労働省・農林水産省
掲載場所は東日本大震災に関する情報:農林水産省

(追記終了、以下、初回公開日のエントリー)

放射性セシウムのリスクプロファイルシート、H23~H27の農林水産物の放射性物質検査の結果、検査はいつまでやるの?など

tatsuさんとのコメントのやりとりをエントリーにしたものです。

【tatsuさん】  2016/9/10

農林水産省のリスク管理の上でのリスクプロファイルシートもかなり充実してきました。
やっと放射性セシウムもお目見えしました(PDF:570KB)。この資料は検査結果の表が特に圧巻!*1で、これだけの数の検査というたくさんの人の努力のことを思うと胸が熱くなります。
このリスクプロファイルシートでの放射性物質の検査結果については、食品中の放射性物質検査結果について(平成23年度~平成27年度)(PDF:1,066KB)(2016/8/29(福島県)、9/2(東京都)に開催された関係府省による食品に関するリスクコミュニケーションで使用した資料)*2を見て、その検査費用の推定*3なども出ていたりするのが、事故から5年経ったのだなと思います。

*1 ごく一部のみ引用
食品中の放射性セシウム濃度の検査結果(平成23-27年度)(17都県合計)
   LOD:limit of detection:検出下限(検出限界)
*2 この資料の掲載場所は
農水省の東日本大震災に関する情報で、「概要(農林水産物の放射性物質対策、検査の仕組みと結果、輸入規制の状況等)」と表記されている資料。
ただし、このページに行くにはトップページ→政策情報→基本政策→基本政策、とクリックしなければならない 

*3 資料13ページ
(参考2)検査機器の数及び検査費用17都県:青森県、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県、静岡県
(米の全袋検査は含まない)

【icchou】 2016/9/12

少し前から『個人的に気になる事』は、放射性物質の検査をいつまで・この規模で継続するのか?ということです。
最近、その手の情報が少しづつ、出てきているので、注目しています。
【参考情報】
放射性物質、検査にかかるコストは?(FOOCOM.NET 松永和紀氏 2016/9/1)
検査の終わり方。いつ、だれが、鈴をつけに行くのか?(FOOCOM.NET 斎藤勲氏 2016/8/23)
松永和紀氏のtweet(9月5日)
1000万円かけて、「検出限界未満」という結果をずらり並べて安心を得る。それを、日本中で自治体やJAや企業などがこぞってやっている。食品にはほかのリスクがさまざまある中で、原発由来の放射性物質という非常に小さなリスクに、貴重なリソース、コストをかけていいの?
ただし、日本人は検査を過大に評価するところがあって、「検査されていると安心」という市民の心情は、無視してはいけない。それも大事。なので、対応は難しい。先週金曜日の4府省主催のリスコミでも、そんな話をしました。とにかく、実態を知ってもらう努力は続けなければ。


【tatsuさん】 2016/09/18

icchouさんのこのところの関心について、先のコメントの最後の食品中の放射性物質検査結果について(平成23年度~平成27年度)(PDF:1,066KB)34ページに、とても大事なメッセージがあります。
これからの検査について、みなさんはどう考えますか。
これまでの検査結果、検査に要した費用(人件費除く)等々の間に25文字のために1枚使ってます。
何だか最初に見た時の記憶と文章が違う気もしますが、とても大事な問いかけなのだと思います。

恐らくは、検査計画に則ったサンプリング検査のみへと軟着陸していくことになると思います。ただし、同時にBSEの全頭検査の本当の終了でも今は動いている時でもあるでしょうし、検査している安心感に対して、全量検査項目(米やあんぽ柿? 福島の重要な産物であるほだ木も? あるいは水産物は?)の結果の集積もされています。
科学的にサンプリング検査でよいことを示すこと、よりよいサンプリング計画などの提案とその納得を得ていくための大事な流れだと思います。

ということで、消費者が「これからの検査について、みなさんはどう考えますか」の問いかけに答える番なのかもしれません。
生産者、検査している人たち、その結果を公表する人たち…私たち消費者がそれを本当の意味で受け止めて、答えるのはいつになるのでしょう。

[ 2017/02/09(木) ] カテゴリ: 総合的な事 | CM(7)
食品中の放射性物質に関する「検査計画、出荷制限等の品目・区域の設定・解除の考え方」の改正
食品中の放射性物質に関する「検査計画、出荷制限等の品目・区域の設定・解除の考え方」の改正が公表されました。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000156399.html

きめ細かく品目の分析とそれに基づく検査計画や頻度などなかなか読みごたえがあります。
[ 2017/03/24 22:33 ] [ 編集 ]
Re: すみません
ハンドルネームはお好きに変更して頂いてかまいませんです。
[ 2017/01/17 12:52 ] [ 編集 ]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2017/01/15 11:42 ] [ 編集 ]
Re: 検査のあり方
たっつーさん
こちらこそ、よろしくお願いいたします。
今回は、お誘い、ありがとうございます。
興味深い意見交換会ですが、予定が入っておりまして残念です。

以下、個人的な意見として
汚染の実態と掛かっている費用についての“事実”が広まっていないという現実が問題かと。
そろそろ、検査縮小を打ち出す時期に来ていると思います。
それを受けて、様々な主観での意見が出るかと思いますが、そのことが“事実”を共有化する大きなキッカケになるかと。
[ 2017/01/14 10:24 ] [ 編集 ]
検査のあり方
ご無沙汰しております。今年もよろしくお願いいたします。

さて。今回ご紹介した資料は2016年8-9月に消費者庁の食品と放射性物質に関するリスクコミュニケーションで使われた資料だったようですが、1月末からまた、このときの参加者のご意見等を参考に現在関係省庁において検査のあり方について検討しているということで、また意見交換の場を作るということで参加者募集が出ています(福島、東京、大阪の3会場)。
http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/170106kouhyou_1.pdf

私は予定がちょうど入っていて、参加できそうにありませんが、ichouさんはいかがですか?
[ 2017/01/13 22:20 ] [ 編集 ]
Re: おまとめありがとうございます
tatsuさん

いえいえ、こちらこそ、コメント引用という無理をお願いしてスイマセン。
アクリルアミドのほうは、引用スタイルではなく、自分なりの勉強まとめのスタイルになりそうです。
いずれにしましても、情報のご提供に感謝です。
[ 2016/10/16 11:13 ] [ 編集 ]
おまとめありがとうございます
何だか改めて自分の文章をみると推敲が足りないとつくづく感じます。

それはさておき。
検査費用の根拠(人件費を入れてない)についても、機器の金額が入っているのかは良くわかりません。また、17都県の検査費用とありますが、農協その他各会社での検査費用というのは当然入りません。

この検査費用をかけた分だけ、不安を退け、安全が守られたと感謝できる成熟した社会であることを期待しています。
不安になることは止められないけど、今までやってきたことにも十分目を向けられるようになれたらと思います。
[ 2016/10/15 11:15 ] [ 編集 ]
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