ポストさんてん日記

放射線・エネルギー・環境・化学物質・食品などの情報をアーカイブとして整理すると同時に、徒然につぶやいています。 リンクはご自由に。

はしか(麻疹)の予防接種、身内に送った情報

[ 2016/09/10 (土) ]
身内に送った情報ですが、なにかの参考になれば。


はしか(【麻疹】ともいうが以下【はしか】と書きます)は空気感染するので、感染力が非常に強く、さらに軽く済むこともあるけど結構、危ない病気です。
特に重要なことは、妊娠中に、はしかに罹ると流産や早産を起こす可能性があることです。その辺については、検索すると直ぐに出てくるので、省略します。

少々気になる情報がありましたので、チョット調べてみました。長いので、分割して送ります。なお、リンクは読まなくてもOKです。
『麻疹(はしか)の集団感染 26歳以上の人が知っておきたい予防接種のこと』という情報です。
http://www.huffingtonpost.jp/2016/09/05/hashika_n_11863176.html

はしかワクチンは1978年から定期接種となりました。しかし1回だけの接種でした。2006年4月からは、2回接種制度になり、1歳になったらすぐにMRワクチン(はしかと風しんの混合ワクチン)の接種を受け, 小学校入学前に2回目のMRワクチンの接種を受けるようになっています。
その理由は、1度だけの接種では免疫がつかない人が5%未満存在することなどがわかったからです。

前に連絡のとおり、お母さんが母子手帳で確認したら、皆さんは予防接種を1回受けています。
なお、ちょっと複雑ですが、1990(平成2)年4月2日以降に生まれた人は、2008年度から2012年度の5年間に限っては、中学1年生と高校3年生相当年齢の人に、追加で2回目のワクチンを接種する制度が導入されていて、C君はギリギリで高校3年生の時に2回目のワクチン接種の対象者でしたが、やっていません(そんな制度があったことは知りませんでした)。

直接の関係はありませんが、整理しておくと、
生年月日で1979(S54)年4月2日~1990(H2)年4月1日、2016年の年齢で37歳~26歳、は1回のみで、はしかに感染する可能性があり、「空白の世代」とも言われています。
生年月日で1990(H2)年4月2日~2001(H13)年、2016年の年齢で26歳~15歳、は2回目を中学1年生か高校3年生に受けた可能性がある、という事です。

今回の流行では、41人(8月31日時点)が感染発病していて、報道などによると、海外で感染した人が起点になって、幕張メッセ(千葉県)でのジャスティン・ビーバーのコンサートのルートと関西空港ルートなどで広がったようです。
そのうち2人の成人が1回接種の人でした。ただし、接種履歴が不明の人も13人いるので正確には分かりません。
http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/ma/measles.htmlの2016年感染症発生動向調査への麻しん報告例、第1週~。

一般に以下のことが推奨されています。
女性は、はしかの抗体がない場合、妊娠前であればワクチン接種を受けることを検討すべきですが、既に妊娠しているのであればワクチン接種を受けることが出来ませんので、はしか流行時には外出を避け、人込みに近づかないようにするなどの注意が必要です。
また、同居者に、はしかに罹る可能性の高い方(例えば、はしかワクチンの2回接種を完了していない者で、医療従事者や教育関係者など麻しんウイルスに曝露する可能性が高い者など)がおられる場合はワクチン接種等の対応についてかかりつけの医師にご相談すべき、といわれています。

結論として、皆さんは1回接種なので、免疫がつかなかったり、接種後年数の経過と共に免疫が低下してきた可能性があります。
Aさんは、子供を作る前に、抗体検査するか、2回目のワクチンを受けることを検討すべきということです。なお、自治体が補助している場合もあるようですが、○○区のHPを覗いたら、該当しないようです。
B君とC君は、所帯を持ってパートナーが妊娠したら、やはり、抗体検査するか、2回目のワクチンを受けることを検討すべきということです。

はしかの抗体があるかどうかの検査は「血液検査」で行います。検査の費用は、5000円前後(保険が使えず自費)が一般的なようです。抗体が十分にある状態でも、予防接種をすることは特に問題ないので、抗体検査が手間であったり、時間がかかる場合などは、抗体の量を調べずに予防接種を打っても大丈夫です。接種費用は1万円弱位(自費の場合)。
なお、上にも書いたとおり、妊娠中はMRワクチンの接種を受けることはできないし、妊娠していない場合であっても、接種後2カ月程度の避妊が必要です。

現在は、ワクチンの在庫はまだあるものの、妊婦の周囲の方、及び妊娠希望者又は妊娠する可能性の高い方が優先で、大人は断っているところもある、という状況らしいので、今の流行が下火になったら、やっておいた方が良いです。
長くなりましたが、以上です。


【メモ】 図1.月別麻疹ウイルス分離・検出報告数、2010~2016年
図1.月別麻疹ウイルス分離・検出報告数、2010~2016年
出典:麻疹ウイルス分離・検出状況(グラフ) 2016年(国立感染症研究所)

世界の麻しんへの取り組み(FORTH 2016/11/18)
[ 2016/09/10(土) ] カテゴリ: 生物・医学関係一般 | CM(0)
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