ポストさんてん日記

放射線・エネルギー・環境・化学物質・食品などの情報をアーカイブとして整理すると同時に、徒然につぶやいています。 リンクはご自由に。

2030年の日本のあるべき電源構成(エネルギーミックス)のグラフ

[ 2016/02/26 (金) ]
いまさらながらですが、『長期エネルギー需給見通し』の『2030年の日本のあるべき電源構成(エネルギーミックス)』を簡単にまとめておきます。

2030年の日本のあるべき電源構成(エネルギーミックス)

長期エネルギー需給見通し
比較データとして、震災前の2010年度、発表済で最新の2014年度、と並べた。
数字が小さいですが、クリックで拡大すると、何とか読めます。

経済成長等によるエネルギー需要の増加を見込む中、徹底した省エネルギーの推進により、石油危機後並みの大幅なエネルギー効率の改善を見込む。
2013~30年度の実質経済成長年率を1.7%/年としてエネルギー需要を算出の後に、省エネルギー対策により2,130億kWh(対策前比17%)の電力削減を織り込んでいる。上記グラフでは薄く標記。
→これに関しては、“野心的”、“目標達成に「困った時の省エネ」”との論評も多い。

過去の経緯

  • 3~4年に毎に、エネルギー基本計画の中で、最適な電源構成を示してきた。電力会社はその計画に基づき中長期の設備投資計画を立ててきた。
  • 前回計画(2010年6月、民主党政権)では基幹エネルギーとして原発割合を2030年に53%(地球温暖化対策)とした。
  • 震災後の2012年9月(民主党政権)に2030年に原発ゼロを目指すなどとした参考文書を出した。(案を出した途端に異論・反論が続出し閣議決定できず)
  • 最新版は2014年4月11日に閣議決定(自民党政権)
    この中では、原子力は重要なベースロード電源としたが、具体的割合(数値目標)は提示せず、電源構成の目標をできる限り早く決定するとした。(議論先送り)
  • 2015年6月1日、経産省は、 (2015年末の) COP21に向けて2030年の日本のあるべき電源構成(エネルギーミックス)を設定。それに基づき、2030年度の温室効果ガス排出量の削減目標を設定し、安倍首相がG7 (先進7カ国首脳会議)で表明した。
  • パブリックコメント(意見公募)を経て 7月16日に決定。
         長期エネルギー需給見通し
         長期エネルギー需給見通し 関連資料PDF

(関連情報として)
各国の温室効果ガスの削減目標

最新の目標
目標時期基準年内容
中国2030年05年
GDP当りの排出量を
60~65%減
米国2025年05年26~28%削減
EU(欧州連合)2030年90年少なくとも
40%
削減
インド2030年05年GDP当りの排出量を
33~35%減
ロシア2030年90年25~30%削減
カナダ2030年05年30%削減
日本2030年度13年度26%削減

各国の温室効果ガスの削減新目標から転記
[ 2016/02/26(金) ] カテゴリ: エネルギー基礎資料 | CM(0)
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