ポストさんてん日記

放射線・エネルギー・環境・化学物質・食品などの情報をアーカイブとして整理すると同時に、徒然につぶやいています。 リンクはご自由に。

ビール類の酒税について(酒税改定に反対)

[ 2016/12/10 (土) ]
今後の予定を追記。2016/12/8
初回公開日: 2016/01/5


ビール酒税の勉強をしました。
ビール類の税率の1本化が予定されているようですが大反対です。
以下、ビール・発泡酒・新ジャンル(第3のビール)を合わせて、ビール類と書きます。

【追記】
今後の予定 (当然のことながら決定したものではない)

酒税改定の予定01
出典:2016/12/9の朝刊

ビール類の種類、価格、税の現状

酒税法上
の分類
ビール発泡酒新ジャンル(第3のビール)
その他の醸造酒
(発泡性)
リキュール
(発泡性)
原料・製法麦芽比率
2/3(67%)以上
麦芽比率
25%以下
麦芽な麦芽比率50%未満の
発泡酒にスピリッツを
加えたもので
エキス分が2%以上
350ml缶の
店頭価格
*1
221円164円143円
酒税77円47円28円
消費税
(内、酒税に
掛かる分)*2
16円
(6.2円)
12円
(3.8円)
11円
(2.2円)
税合計
対店頭価格比率
93円
42.2%
59円
36.0%
39円
26.9%
*1 コンビニの代表的な小売価格
*2 二重課税になっている
お酒の量販店でのカートン(24本入り)は、これよりかなり安いですが、酒税(+それに掛る消費税)は変わらないので、税金の占める比率はさらに高くなります。

この税の比率を分かり易く表示した絵がありました。
酒税01出典:ビール・発泡酒・新ジャンル商品の 酒税に関する要望書(ビール酒造組合 2015年8月)

このビール酒造組合の資料には、“なるほど”情報が結構ありましたので、以下に引用します。出典の記載がない資料はこの資料からです。

ビール酒税の分析

アルコール分10ml(1度1リットル)あたりの酒税
酒税04

これは、アルコール分あたりの酒税なので、同じほろ酔い気分に対しての比較になります。
安いと思っていた『新ジャンル』でも、他のお酒より、かなり高いですね。

諸外国のビール酒税との比較(350ml缶)
酒税02
1ユーロ137.11円、1ドル124.73円、1ポンド193.57円

なんと、ドイツの17倍、アメリカの8倍です。
このグラフに、発泡酒(47円)と新ジャンル(28円)を載せても、まだ高いですね。

なぜ、日本のビール類の酒税は高いのか?
  • 酒税は1兆3708億円と税収(一般会計分)の2.9%を稼ぎ出している。これは、消費税と2重課税されている個別間接税の中では、5.57%を占めた揮発油(ガソリン)税に次ぐ第2位の規模。2013年度
  • 国税に占める酒税の割合は、日本はイギリスとならび先進諸国の中で著しく高比率。
  • その内、日本のビール類の酒税は、酒税総額の65%を占める。2013年度
  • 安易な財源確保策として用いられてきた、すなわち、取りやすいところから取ってきた結果。

参考

酒類の分類と酒税

酒類の分類は4種類で、「発泡性酒類」、「醸造酒類」、「蒸留酒類」、「混成酒類」。
(各お酒の酒税もこの表でわかる)
酒税全体

2013年度 酒類の製造量

酒類の製造量
出典:酒のしおり(国税庁2015年3月)
[ 2016/12/10(土) ] カテゴリ: お酒のはなし | CM(0)
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