ポストさんてん日記

放射線・エネルギー・環境・化学物質・食品などの情報をアーカイブとして整理すると同時に、徒然につぶやいています。 リンクはご自由に。

福島第一原発事故 4 つの事故調査委員会+αの比較(メモ)

[ 2014/10/08 (水) ]
国会図書館の『調査と情報』 No756 2012/8/23 に
福島第一原発事故と4 つの事故調査委員会 という資料がありますので、その中から、表題に関する情報をメモします。
表題の+αは 原子力規制委員会の東京電力福島第一原子力発電所 事故の分析 中間報告書 2014/10/8 です。

4 つの事故調査委員会の比較表 (クリックすると拡大されて読めます

国会図書館01
民間事故調(福島原発事故独立検証委員会)」は、一般財団法人日本再建イニシアティブの最初のプロジェクトです。2011年9月の発足以来、東京電力・福島第一原子力発電所における事故の原因や被害の状況、事故の直接的な原因だけでなく、その背景や構造的な問題点について、民間の純粋に独立した立場かつ国民の一人という目線で検証して参りました。リンク

国会図書館02国会図書館03

事故(炉心溶融、水素爆発、放射性物質の大量拡散)の直接的原因

政府事故調、民間事故調、東電事故調
津波によって全交流電源と直流電源を喪失し、原子炉を安定的に冷却する機能が失われた。
国会事故調
事故の直接的原因を津波のみに限定することは疑念。安全上重要な機器の地震による損傷はないとは確定的には言えない。

原子力規制委員会の中間報告書の概要

事故の拡大を招いた電源喪失について「津波による浸水が原因」との見解を示し、地震の揺れが関与していたとする国会事故調の見方を否定した。
具体的には、
  • 電源喪失と津波による浸水の時刻は一致するなどと指摘し、津波が原因。
  • 1号機建屋の4階で水が出ているのを見たという作業員の証言については、建屋上部で使用済み核燃料を貯蔵しているプールの水があふれたため。
  • 非常用復水器(IC)が地震の揺れで破損して水が漏れた可能性について、これを否定。

つぶやき

国会事故調のみが他と異なった報告をしているが、原子力規制委員会の中間報告書で否定された。これが現在の結論。
国会事故調のみが特殊なのは、田中三彦崎山比早子といった反原発・放射線影響過大視の2人が、委員となっているためかと。
さらに、児玉氏が参与に、、、


【委員長】
黒川清(医学博士、東京大学名誉教授、元日本学術会議会長、元内閣特別顧問)
【委員】
石橋克彦(地震学者、神戸大学名誉教授、元東京大学地震研究所助手)
大島賢三(独立行政法人国際協力機構顧問、元国際連合大使)
崎山比早子(医学博士、元放射線医学総合研究所主任研究官)
櫻井正史(弁護士、元名古屋高等検察庁検事長、元防衛省防衛監察監)
田中耕一(化学者、株式会社島津製作所フェロー、ノーベル賞受賞)
田中三彦(科学ジャーナリスト)
野村修也(中央大学大学院法務研究科教授、弁護士、コンプライアンスの専門家)
蜂須賀禮子(福島県大熊町商工会会長)
横山禎徳(社会システム・デザイナー、東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラム企画・推進責任者)
【参与(2012/2/9任命)
木村逸郎(京都大学名誉教授、財団法人大阪科学技術センター顧問)
児玉龍彦(東京大学アイソトープ総合センター長)
八田達夫(大阪大学名誉教授、政策研究大学院大学名誉教授

以下、おまけです。(一部は上記の表にも記載があります。)
菅直人元首相の現場介入について

【国会】
現場対応の重要な時間を無駄にしただけでなく、指揮命令系統の混乱を拡大させた。
【政府】
介入は現場を混乱させ、重要な判断の機会を失し、判断を誤る結果を生むことにつながりかねず、弊害の方が大きい。
(吉田所長からの聴取)
あのおっさん(菅氏)がそんな発言をする権利があるんですか。あのおっさんだって事故調の調査対象でしょう。そんなおっさんが辞めて、自分だけの考えをテレビで言うのはアンフェアも限りない
(菅氏は)私も被告ですなんて偉そうなことを言っているけれども、被告がべらべらしゃべるんじゃない、馬鹿野郎と言いたい

【民間】
無用な混乱と事故がさらに発展するリスクを高めた可能性も否定できない。場当たり的で泥縄的な危機管理。
【東電】
官邸の政府首脳らから、現場実態からかけ離れた具体的な要求が直接、間接になされた。緊急事態対応の中で無用な混乱を助長させた。
[ 2014/10/08(水) ] カテゴリ: 原発に直接に関する事 | CM(0)
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