ポストさんてん日記

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電源別の発電コスト(最新版の2014年モデル、2030年モデル)

[ 2015/09/01 (火) ]
電源別の発電コストに関して、オフィシャルなデータとして、新しい順に次の2つがあります。
① 2015/5/26 長期エネルギー需給見通し小委員会の発電コスト検証ワーキンググループによる報告書長期エネルギー需給見通し小委員会に対する発電コスト等の検証に関する報告
② 2011/12/19 コスト等検証委員会報告書

①についての概要をまとめ、参考として②の一部のみを引用します。

① 2015/5/26 長期エネルギー需給見通し小委員会の発電コスト検証ワーキンググループによる報告書長期エネルギー需給見通し小委員会に対する発電コスト等の検証に関する報告

結果のみのシンプルなグラフと算出条件

発電コスト検証ワーキンググループ 20150526の02
発電コスト検証ワーキンググループ 20150526
横軸の%数値は設備利用率、年数値は稼働年数
小水力は建設費80万円/kWの場合

算出条件のうち主要なこと

資本費
建設費、固定資産税、水利使用料、設備の廃棄費用の合計
社会的費用
事故リスク対応費(原子力のシビアアクシデント対応費)、政策経費、環境対策費(火力のCO2対策費用)
事故リスク対応費(原子力のシビアアクシデント対応費)
福島原発事故による事故対応費用を12.2兆円と想定し、出力規模・地域性・人口比で9.1兆円に補正。
「50基×80年」に1回、つまり「4,000炉・年」に1回事故が起きた場合を想定。
事故廃炉・賠償費用等が1兆円増えると0.04円/kWh増加。
太陽光発電のコスト低減の考え方
設備部分(発電モジュール、インバータ、それ以外の付属機器)は国際機関等による累積生産量の見通しに沿って、進捗率80%でコスト低下が続くと想定。
再生可能エネルギー導入に伴う系統安定化費用
個別のモデルプラントの発電コストには上乗せしない。
系統安定化費用を誰がどのような形で負担するかという点は、別途慎重に議論すべき論点とした。
その他の詳細については、原典を参照ください。

原典から2014年のグラフと2030年のグラフを引用しておきます。
(下記の合計値のみが上記のグラフです)

発電コスト検証ワーキンググループ 20150526の2014

発電コスト検証ワーキンググループ 20150526の2030


② 2011/12/19 コスト等検証委員会報告書

4年前の資料ですし、上記とは算出条件が違っている箇所もあるので比較対象にはならないですが、参考までに2010年モデルを引用します。
発電コスト比較九州電力新
既エントリー:政府のコスト等検証委員会が各種の発電コストの試算を発表から転記
[ 2015/09/01(火) ] カテゴリ: エネルギー基礎資料 | CM(0)
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