ポストさんてん日記

放射線・エネルギー・環境・化学物質・食品などの情報をアーカイブとして整理すると同時に、徒然につぶやいています。 リンクはご自由に。

MERSに関するリンク集(メモ)

[ 2015/06/05 (金) ]
追記。2015/6/9
初回公開日:2015/6/5


個人的なメモです。参考になった(あるいは“なるほど”)情報を部分的に引用しています。

【追記】
アピタル(医療・健康) 2015/6/8 高山義浩
MERSの日本第1例を捕捉できるか? - 感染症は国境を越えて

  • 今回の韓国におけるMERSの広がり方をみて、私は確信していますが、アジアのイスラム諸国では(その規模はさておき)すでに流行しているはずです。とくに人口過密なパキスタン、バングラデシュ、インドネシアではね・・・。
  • 国際→地域社会のダイナミクスを理解し、そこに感染症が入り込んだときに何が起きるかを想像する力が求められているのです。そして、完璧な対策を追及して(突破されて)疲弊するのではなく、フィージビリティーのある対策を地域ごとに見いだしてゆくしかありません。
  • というわけで、とくに強調して、メディアの皆さんにお願いしたいこと。「日本におけるMERS第1例を発見するよう、政府に期待するのはやめましょう」それ、無理ですから・・・。その要求が強ければ、私たち医療現場が疲弊するんです。
  • とくに沖縄では、これから夏の観光シーズンを迎え、韓国からもたくさんの旅行者がやってきます。エアコンの効いたホテルと灼熱のビーチ・・・ この寒暖の差に負けて、風邪をひく外国人はいっぱいいます。ろくに言葉も通じないのに、その人たちの接触歴を確認し、疑わしきは全部調べるのって無理なんです。そもそも、軽症者は病院に来ていないはずなのに、受診する患者さんだけ徹底して調べていても、第1例が発見できるはずもないでしょう。
  • 理論的には「第1例」というのはありえますが、現実的には、捕捉しえない概念といえます。まあ、たとえて言うなら、しし座流星群の「最初のきらめき」を同定するよう求めるようなもの。天文学者は口をそろえて言うでしょうね。「それ、意味ないから」


情報がコンパクトにまとまっています。
  • MERS感染者の大部分はヒト―ヒト感染ですが、ラクダがMERS-CoVの重要な保有宿主であり、ヒトへのMERS感染の動物感染源となっているようです。しかし、ウイルス感染におけるラクダが果たす正確な役割や正確な感染経路は解明されていません。
  • 患者との濃厚接触、例えば防護対策をとらずに治療に当たるようなことがなければ、ウイルスはヒトからヒトへ簡単に感染するとはみられていません。
  • MERS-CoV感染の臨床症状は、無症状や軽度の呼吸器症状から重症急性呼吸器疾患や死亡まで多岐にわたります。
  • MERS-CoVは動物からヒトへ感染する人畜共通感染性ウイルスです。ウイルスの起源は十分には解かっていません。しかし、ウイルスゲノムの違いの解析からは、起源はコウモリにあり、遠い過去のある時に(ヒトコブ)ラクダに感染したと考えられています。
  • 現在、ワクチンや特別な治療法はありません。治療は患者の臨床的状態に基づいて支持療法で行われます。
  • 糖尿病、腎不全、慢性肺疾患、免疫不全のある人は、MERS‐CoV感染で重篤化するリスクが高いと考える必要があります。


Science Media Centre of Japan 2015/6/5 東京大学大学院 西浦博准教授
韓国でMERSの感染が拡大、死者も発生

現時点では3次感染者は2次感染者数よりも少ないですが、今のうちに「MERSの場合、1つの感染世代を経るのに7~12日間程がかかる」ということも伝達すべきと思います。つまり、最も近日に発病した感染者から7~12日以上を経過しても次の感染者が現れなくなれば、流行が少しずつ終息に向かっていると推測できます。
また、死亡例が出たからといって、ヒステリックに一喜一憂して反応しないことも重要です。有効な抗ウイルス療法がない現状において、患者が死亡するリスクは4割弱です。今回はすでに30名を超える感染者が確定していますので、一定数の死者が出ることは覚悟しなくてはなりません。



国立感染症研究所
中東呼吸器症候群(MERS)

国立感染症研究所 2015/6/4
MERSのリスクアセスメント

感染研ウイルス第三部より検査試薬(PCR用プライマー・プローブ、陽性対照等)が各地方衛生研究所および政令指定都市の保健所(計72か所)、空港検疫所(16か所)、計88箇所に配布された。


WEDGE Infinity(ウェッジ) 2015/6/4  村中璃子
MERS感染拡大 韓国政府は悪くない

CoVは(+)1本鎖RNAウイルスで、ニドウイルス目(Nidovirales)コロナウイルス科(Coronaviridae)に属し、α、β、γ、δの四つのサブタイプに分類されています。染色体RNAは27,000から32,000塩基長で、RNAウイルスの中では最長と考えられています。
またエンベロープを有して、その表面に存在する20nm前後のクラブ状のスパイクが太陽のコロナのように見えるので、このような名称になりました。

MERS.png出展:wikipedia

[ 2015/06/05(金) ] カテゴリ: 生物・医学関係一般 | CM(0)
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