ポストさんてん日記

放射線・エネルギー・環境・化学物質・食品などの情報をアーカイブとして整理すると同時に、徒然につぶやいています。 リンクはご自由に。

(メモ)福島へのありがた迷惑12箇条

[ 2015/03/03 (火) ]
4年が経過してもなお、勉強の不足で迷惑な人たちがいるようです。だいたい特定の人ですね。
開沼博氏が、分かりやすく類型されているので、概要のみを引用させていただきます。

出典:「cakes ケイクス 2015/2/28」 【番外編】「福島へのありがた迷惑12箇条」~私たちは福島に何が出来るか?~俗流フクシマ論批判 開沼博

自らの「善意」を信じて疑わないけれど、実際はただの迷惑になっている「滑った善意」を持つ人の「善意の暴走」が起こり、問題が温存される。多大な迷惑を被る人が出てくる。

この状況を抜け出す際に意識すべきことは一つだけです。「迷惑をかけない」ということです。

では、具体的には何が迷惑か。

典型的な「ありがた迷惑」から、事例を交えて、見ていきましょう。

  1. 勝手に「福島は危険だ」ということにする
  2. 勝手に「福島の人は怯え苦しんでる」ことにする
  3. 勝手にチェルノブイリやら広島、長崎、水俣や沖縄やらに重ね合わせて、「同じ未来が待っている」的な適当な予言してドヤ顔
  4. 怪しいソースから聞きかじった浅知恵で、「チェルノブイリではこうだった」「こういう食べ物はだめだ」と忠告・説教してくる
  5. 多少福島行ったことあるとか知り合いがいるとか程度の聞きかじりで、「福島はこうなんです」と演説始める
  6. 勝手に福島を犠牲者として憐憫の情を向けて、悦に入る
  7. 「福島に住み続けざるを得ない」とか「なぜ福島に住み続けるのか」とか言っちゃう
  8. シンポジウムの質疑などで身の上話や「オレの思想・教養」大披露を始める
  9. 「福島の人は立ち上がるべきだ」とウエメセ意識高い系説教
  10. 外から乗り込んできて福島を脱原発運動の象徴、神聖な場所にしようとする
  11. 外から乗り込んでくることもなく福島を被曝回避運動の象徴、神聖な場所にしようとする
  12. 原発、放射線で「こっちの味方か? 敵か?」と踏み絵質問して、隙を見せればドヤ顔で説教


【コメント】
この類型の多くは、福島以外の命題にも合致する普遍性のある類型だと思います。


【メモ】
毎日新聞連載 脱「福島論」
2015/8/3 「往復書簡」の開始にあたって
2015/8/3 1)東浩紀さん→開沼博さん 県外の関心「ありがた迷惑」?
2015/8/4 2)開沼博さん→東浩紀さん 論客による勘違いの読解
2015/9/7 3)東浩紀さん→開沼博さん 人類の未来考える「聖地」に
2015/9/8 4)開沼博さん→東浩紀さん 生きる当事者の現実捉えて
2015/10/5 5)東浩紀さん→開沼博さん 事故の当事者は日本人全体
2015/10/6 6)開沼博さん→東浩紀さん 葛藤と向き合い文化創造を

何かの目標に向けて暗闇の中で歩みを進める時、目の前の人の足を踏む。踏まれた人が「痛いからどけ。迷惑だ」と叫び、押しのけようとするのは当然です。そこで「悪かった。どう歩けば人の足を踏まないように進んでいけますか?」と問いかけ、コミュニケーションをとる中で自分の進路を決めるのか、「そんな乱暴なこと言われるなら、やる気がなくなった。せっかくいいことをしてやろうと歩いていたのに、もうこんな道、二度と歩かない」と関係を断ち切るのか。

 今回はあまり深めることができませんでしたが、「はじめての福島学」の大きなテーマは、福島をめぐる言説の中に無理解と差別が蔓延(まんえん)し、その上に被災地・被災者を食い物にするあしき政治活動・ジャーナリズムもどき、エセ科学に基づく被災便乗ビジネスが跋扈(ばっこ)してきた事実の相対化にありました。福島はあまりに「足を踏まれてきた」にもかかわらず、その痛み、「足を踏まれた側」の声が外部に届かない状況が長らく続いてきた。そして、さまざまな葛藤が復興を阻み、原発を取り巻く言説の固定化・忘却を促進してきた。その構造をいかに外部に伝え、対抗言説を打ち立てるのか。これが私の問題意識でした。

 そこで私は「足を踏まれた側の葛藤と向き合う」側から発信を続けてきました。「外部」からの関与に対して、何が嫌で、何がうれしいと思われているのか伝えることが、これから道を歩こうとする人の一つの道しるべとなり、新たな思想や文化を生産することにつながるだろうと考えてのことです。

 東さんは、ご自身が「迷惑だ」と否定されたと思い込んだのでしょう。誤解を解ききれなかったことに力量不足を痛感します。


【メモ】
ふくしま浜街道・桜プロジェクト 2015/10/21 「復興への力、それを妨げるもの」開沼 博(27・10・20 電気新聞)
[ 2015/03/03(火) ] カテゴリ: ゼロリスク,デマ,風評,不信専門家 | CM(0)
コメントの投稿










管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

このブログについて
管理人 icchou から簡単な説明です 更新,追記の通知はTwitter
カテゴリ
最新記事
ブログ内検索