ポストさんてん日記

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「メタンハイドレート商業化は無理」の声が噴出 資源大国という壮大な幻(メモ)

[ 2014/06/16 (月) ]
アーカイブのみのメモエントリーです。

一部のみ引用

「大成功だった」と当初は報じられた試験。しかし、その後の開発検討会で明らかになったのは、これ以後、太平洋側メタンハイドレートの開発が暗礁に乗り上げた現実だった。当初計画では2週間連続での生産を予定していたが、わずか6日で打ち切りとなった。原因となったのは、坑井内の設備に砂が詰まって動かなくなるトラブルだった。

資源開発の世界では「資源量」と「埋蔵量」とを明確に区別する。資源量とは、単に物理的に存在する量を指す。埋蔵量は、資源量の中で実際にビジネスとして成立する量を指す。「日本で使用する天然ガスの100年分以上がある」という通説は、あくまで資源量の推計だ。

資源として根本的に割に合わないという声も上がる。資源の有用性を判断する指標にEPR(エネルギー収支比)がある。EPRは採取したエネルギーと、採取に要したエネルギーとの比のこと。1を割り込めば割に合わないことになるが、資源開発工学を専門とする石井吉徳・東大名誉教授は「メタンハイドレートのEPRは1以下だ」と断言する。「穴を掘れば自噴する天然ガスのように濃縮されてはおらず、ただ海底下に薄く広く存在する。減圧・加温などで採取に要するエネルギーも大きい」。

JOGMECからの委託で上述の愛知県沖の海洋産出試験で運営を担った石油資源開発の元役員が語る。「メタンハイドレートの商業化は、今の1バレル=100ドル台の原油価格では絶対に無理。遠い将来、石油資源が枯渇して油価がさらに上がったとき、もしかしたら商業化できるかもしれない、という時間軸のものと理解してほしい」。

海底熱水鉱床はどうか。

[ 2014/06/16(月) ] カテゴリ: エネルギー基礎資料 | CM(0)
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