ポストさんてん日記

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“産業廃棄物”の排出量(経年グラフ)、リサイクル率など

[ 2015/12/22 (火) ]
2013年度データに更新。2015/12/22
初回公開日:2014/3/3


“産業廃棄物”の排出量、リサイクル率、最終処分場の残余年数などについてのデータをピックアップしてグラフにします。
“ごみ”の排出量(経年グラフ)、リサイクル率など とセットの記事です。

はじめに“産業廃棄物”の定義は何か?についてですが、法律等で明確に定められています。

廃棄物の区分

廃棄物の区分02

この図を説明すると長くなってしまうので止めます。(ネットには情報が豊富にあります。)

“産業廃棄物”の排出量の現状(経年グラフ)
産業廃棄物の排出量2013
データの出典:産業廃棄物の排出及び処理状況等(平成25年度実績)について(2015/12/22 環境省)

2013年度の総排出量は 3億8,470万トン。前年から 約6百万トン(約1.5%)増加。
この内、再生利用(再資源化)された量は 2億トン、リサイクル率は 53%(詳細は後述)
最終処分(埋め立て)された量は 1,172 万トン、最終処分率は 3.0%(詳細は後述)

以下の円グラフのデータの出典も同じ資料です。

種類別排出量(2013年度)
産業廃棄物の種類別排出量2013

汚泥,動物のふん尿,がれき類の上位3品目で総排出量の8割を占めます。

再生利用量、減量化量及び最終処分量の比率(2013年度)
産業廃棄物の再生利用量、減量化量、最終処分量の比率2013

焼却,脱水などの中間処理によって減量化された量は約 1億6,800万トン、44%。種類別に減量化率が高いものは、汚泥(91%)、廃アルカリ(79%)、廃酸(68%)、廃油(57%)等。

再生利用(再資源化)された量は直接と中間処理後を合計して約 2億500万トン、リサイクル率は 53%。種類別に再生利用率が高いものは、動物のふん尿(95%)、金属くず(94%)、がれき類(95%)、鉱さい(91%)等。

最終処分(埋め立て)された量は直接と中間処理後を合計して 1,172 万トン、最終処分率は 3.0%。種類別に最終処分比率が高いものは、燃え殻(30%)、ゴムくず(21%)、ガラスくず・コンクリートくず・陶磁器くず(合計21%)、廃プラスチック類(17%)等。

最終処分場の残余年数と残余容量
産業廃棄物、最終処分場の残余容量2012

データ出典:産業廃棄物処理施設の設置、産業廃棄物処理業の許認可に関する状況2015/3/26

2012(H24)年度末現在、産業廃棄物最終処分場は1,942施設(前年-48施設)、残余容量は 1億8,271万m3。残余年数は全国平均で13.9年であるが、首都圏では6.3年と依然として厳しい状況。

不法投棄の推移
産業廃棄物の不法投棄2013

出典:産業廃棄物処理の現状(日本産業廃棄物処理振興センター)

H25年度に発覚した不法投棄件数は159件、不法投棄量は2.9万トン

関連エントリー

“ごみ”の排出量(経年グラフ)、リサイクル率など
【前篇】(プラスチックのリサイクル)マテリアルリサイクルか?、サーマルリサイクルか?
【後篇】(プラスチックのリサイクル)容器包装リサイクル法による対応の問題
その他の関連エントリーはカテゴリにひとまとめにしています。記事下部or左欄のカテゴリリンクから、どうぞ。

メモ

日本の廃棄物処理(平成26年度版) 環境省 2015年2月
[ 2015/12/22(火) ] カテゴリ: 廃棄物,リサイクル,レアアース | CM(0)
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