ポストさんてん日記

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“ごみ”の排出量(経年グラフ)、リサイクル率など

[ 2015/01/23 (金) ]
2013年度データに更新。2015/1/23
初回公開日:2014/2/10


“ごみ”の排出量、リサイクル率、欧州との比較、最終処分場の残余年数などについてのデータをピックアップします。
“産業廃棄物”の排出量(経年グラフ)、リサイクル率など とセットの記事です。

“ごみ”の排出量の現状(経年グラフ)

ごみの排出量2013
データの出典:一般廃棄物の排出及び処理状況等(平成25年度)(2015/1/23 環境省)

2013年度で 4,487 万トン、1人1日当たりでは 972 g/人日、その内、65%が生活系、29%が事業系、からの排出。
再資源化された量は 927 万トン、リサイクル率は 21%(正確には20.6%)、
最終的に埋め立てされた量は 454 万トン、最終処分率は 11%
ごみ処理事業経費として 1兆8,510億円、国民1人当たり換算で 14,600円の費用が掛かっています。

生活系とか事業系とか、そもそも“ごみ”の定義は何か?については、一般廃棄物の区分として法律等で明確に定められています。

廃棄物の区分

廃棄物の区分01

この図を説明すると長くなってしまうので止めます。(ネットには情報が豊富にあります。)

排出量ベスト10都市

平均での1人1日当たり排出量 972 g/人日は、ピークの2000年から18%減少していますが、まだまだ削減の余地はあるようです。ごみ排出量ベスト10都市は下記のとおりです。

ごみ排出量ベスト10都市2013

人口が少ない都市のほうが排出量が少ない傾向があり、人口10万人以下では奈良県村(のせがわむら)212 g/人日をトップとして10位でも400 g/人日強、人口10~50万人のトップは東京都小金井市:634 g/人日です。

リサイクル率(再資源化率)ベスト10都市

平均でのリサイクル率(再資源化率)21%についても、ベスト10都市は下記のとおりです。

リサイクル率ベスト10都市2013

排出量と同様に、人口が少ない都市の成績がよく、人口10万人以下では鹿児島県大崎町:80%をトップとして10位でも60%弱、人口10~50万人では東京都小金井市:50%をトップとして4位までが40%以上です。

欧州各国のリサイクル率
出典:環境天文台(2013/3/19 国立環境研究所)

廃棄物の区分に違いがあるので、等価での比較にはなりませんが、ヨーロッパ各国のリサイクル率は日本よりかなり高いです。
  • 2010年の32カ国の一般固形廃棄物(主に家庭ごみ)の状況 (欧州環境局(EEA)の廃棄物管理に関する報告書)
  • リサイクル率は35%で、2001年比23%増と大幅に向上
  • 最もリサイクル率が高かったのはオーストリア(63%)で、続いて ドイツ(62%)ベルギー(58%)の順。
  • また、2001~2010年、イギリスでは12%から39%に、アイルランドでは11%から36%に急伸。
  • しかし、2020年までに家庭ごみ等の50%をリサイクルするという EU廃棄物枠組み指令の目標は、5か国がすでに達成しているものの、大部分の国では期限内での達成が困難。
  • このほか、2001~2010年にリサイクルなど廃棄物管理を進めることによって、EUおよびノルウェー、スイスで一般廃棄物からの温室効果ガス排出を56%(CO2換算3800万トン)削減。

【メモ】
「EICネット」2014/7/2 欧州委員会が廃棄物処理目標強化を求める政策案を採択
「オーストリアこぼれ話」2013/11/25 ウィーンの特殊ゴミ回収車はこんな感じ
海外の廃棄物処理情報 海外の廃棄物排出状況と処理処分の特徴(環境省廃棄物処理技術情報)

最終処分量の推移

一般廃棄物、最終処分の状況2013

直接最終処分量と中間処理後に最終処分された量とを合計した最終処分量は2013(H25)年度で 454 万トン、1人1日当たりの最終処分量は 98 g/人日、最終処分率は 11%

最終処分場の残余年数と残余容量

一般廃棄物、最終処分場の残余年数と残余容2013

2013(H25)年度末現在、一般廃棄物最終処分場は1,723施設(うちH25年度中の新設は20施設で、稼働前の10施設をむ。)、残余容量は 1億741万m3であり減少している。残余年数は全国平均で19.3年
最終処分場の整備状況は、各都道府県単位で見ると地域的な偏りが大きい。最終処分場の確保が十分できず一般廃棄物の都道府県外への移動が多く見られるのは、千葉県(残余年数0.3年、最終処量の25%が他県への移動)、埼玉県(残余年数0.1年、同16%)、神奈川県(残余年数0.3年、同10%)、山梨県(残余年数0.0年、同10%)、栃木県(残余年数0.2年、同7%)、京都府(残余年数1.6年、同4%)。

関連エントリー

“産業廃棄物”の排出量(経年グラフ)、リサイクル率など
【前篇】(プラスチックのリサイクル)マテリアルリサイクルか?、サーマルリサイクルか?
【後篇】(プラスチックのリサイクル)容器包装リサイクル法による対応の問題
その他の関連エントリーはカテゴリにひとまとめにしています。記事下部or左欄のカテゴリリンクから、どうぞ。

メモ

日本の廃棄物処理(平成26年度版) 環境省 2015年2月
[ 2015/01/23(金) ] カテゴリ: 廃棄物,リサイクル,レアアース | CM(0)
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