ポストさんてん日記

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STAP事件に関する解説リンク(メモ)

[ 2015/02/10 (火) ]
終幕は遠い?へ追記。2015/2/10
(上記までの追記・更新記録は割愛)
初回公開日:2014/1/31


理研発生・再生科学総合研究センター細胞リプログラミング研究ユニットの小保方晴子研究ユニットリーダーと同研究センターの若山照彦元チームリーダー(現 山梨大学教授)、および米国ハーバード大学のチャールズ・バカンティ Charles A. Vacanti教授らの共同研究グループによるSTAP細胞論文起因した騒動に関して、素人が集めたリンクです。

まぁ、個人的な記録メモです。
【追記】ほぼ1年分の情報アーカイブになりました。長いです。

目次 (ページ内リンクが付いています)

7.終幕は遠い? 【追記】
6.早稲田大学の学位問題 
5.6月12日の改革委員会(岸輝雄委員長)提言とそれ以降
4.STAP騒動とは (普遍的なことや波及)
3.4月1日の最終調査報告とそれ以降  (STAP細胞そのもの)
2.疑惑が発覚後
1.Natureに掲載(それからしばらくの時期)
0.メモのメモ
.
7.結幕は遠い?
新しい順です
【追記】
理化学研究所のプレスリリース 2015/2/10
研究不正行為に関する処分等について
竹市雅俊特別顧問コメント
理研という組織にCSRのような概念がないことが分かりますね。

拙ブログ 2015/1/5 (オリジナルは12/29、12/22)
(メモ)STAP事件の総括的な論説
難波紘二広島大学名誉教授によるまとめ的な論説2点を全文引用してあります。

読み応えのある論説です。bloom先生コメントも参照ください。

理化学研究所のプレスリリース 2014/12/26
STAP細胞論文に関する調査結果について
理研が設置した「研究論文の疑義に関する調査委員会」の報告書。メンバーは次の7氏、委員長:桂勲(かつらいさお)、五十嵐和彦、伊藤武彦、大森一志、久保田健夫、五木田彬、米川博通
調査報告書(全文)から一部引用

本調査委員会は、小保方氏が細胞増殖曲線実験(Article Fig.5c)とDNAメチル化解析(Article Fig.2c)において、データの捏造という不正行為を行ったと認定した。

STAP論文に関して、科学論文およびその基礎となった研究の問題点まで視野を広げると、ここで認定された研究不正は、まさに「氷山の一角」に過ぎない。たとえば、以下の4つの点をとってみても、非常に問題が多い論文と言える。

第一は、本調査により、STAP細胞が多能性を持つというこの論文の主な結論が否定された問題である。
STAP論文は、ほほすべて否定されたと考えて良い。これだけ多くのES細胞の混入があると、過失というより誰かが故意に混入した疑いを拭えないが、残念ながら、本調査では十分な証拠をもって不正行為があったという結論を出すまでには至らなかった。

第二は、論文の図表の元になるオリジナルデータ、特に小保方氏担当の分が、顕微鏡に取り付けたハードディスク内の画像を除きほとんど存在せず、「責任ある研究」の基盤が崩壊している問題である。最終的に論文の図表を作成したのは小保方氏なので、この責任は大部分、小保方氏に帰せられるものである。

第三は、論文の図表の取り違え、図の作成過程での不適切な操作、実験機器の操作や実験法の初歩的な間違いなど、過失が非常に多いという問題である。これも、図の作成や実験を行った小保方氏の責任と考えられる。

第四は、このように実験記録やオリジナルデータがないことや、見ただけで疑念が湧く図表があることを、共同研究者や論文の共著者が見落とした、あるいは見逃した問題である。

不正防止が大きな流れになるためには、「捏造、改ざん、盗用」を重大な違反と考えるのは当然だが、それだけでなく「研究における責任ある行動」ないし「研究における公正さ」という観点から、より広い視野で研究者倫理を考え、教育を行う必要がある。そこで基礎となるのは、論文のインパクトファクターでも、獲得研究費の額でも、ノーベル賞の獲得数でもなく、自然の謎を解き明かす喜びと社会に対する貢献である。
STAP問題は科学者コミュニティに突き刺さった1本の矢である。それを抜いた後も、傷跡を癒し健康を取り戻すために、科学者コミュニティ全体の対応と努力が求められている。


調査報告書(スライド)から一部引用

STAP論文、STAP問題とは何だったのか
1.ES細胞の混入が示され、論文の主たる主張が否定
2.小保方氏の実験記録がほとんどない(提出されない)
論文の図表の間違いが、非常に多い。その一部は、裡造または改ざん
3.小保方氏を指導する立場にある研究者が、上記1.2.の可能性を感知できたはずだが、実際は、その検討をしなかった。


野依良治理事長コメントから一部引用

調査の結果、STAP現象は、ES細胞の混入である可能性が非常に高いということ、小保方晴子氏については、研究論文の疑義に関する調査報告書(平成26 年3 月31 日)で認定された2 件の研究不正に加え、さらに新たな2 件の研究不正があったことが確認されました。そして、小保方氏がかつて所属した研究室の長であった若山照彦氏と、最終的に論文をまとめるにあたり主たる役割を果たした笹井芳樹氏の責任も大きいことが指摘されました。

これを受けて、理研としては、懲戒委員会の審査の再開等、規程に基づく必要な手続を厳正に進めて参ります。


報告会見での実験統括の相澤リーダーのコメントに対して 2014/12/21
サイエンスあれこれ

検証実験はある意味極度に透明性をもたせた環境下での科学実験であり、これが科学のやり方ではないと否定するなら、それは暗に密室での科学を推奨しているようなものではないでしょうか。
特に今回の場合、彼の言う従来の科学のやり方では誰も再現できず、小保方氏本人も自ら同意して行ったものです。もし、そのような批判をするのであれば、誰をも納得させられる、検証実験に代わる代案を提示すべきでしょう。
研究費を国からもらっている以上、説明責任を果たすのは当然の義務です。それが嫌なら、どこぞの大富豪からの無償の寄付金でも使って研究すべきです。


NHK NEWS WEB 2014/12/20
STAP細胞 再現できず

19日の発表によって、STAP細胞の問題は、細胞があるのかどうかという段階から、そもそもなかったものを出来たと論文にして発表したのではないかと疑念が持たれる段階になったと言えます。


この小保方さん参加の再現実験は、予想通り失敗に終わりましたが、科学的な意義は当初から全くなかったのにもかかわらず、理研の組織防衛上、彼女をスケープゴート(scapegoat)として利用したとしたならば、一連の理研の姿勢は酷過ぎると思います。
一連の不正論文の問題は、彼女ひとりの責任であるはずがありません。
当然ながら所長も含めた理研の管理責任は厳しく問われなければなりません。
まったく釈然としません。


理化学研究所のプレスリリース 2014/12/19
STAP現象の検証結果について
5つの資料があります
STAP現象の検証結果
STAP現象の検証結果(スライド資料)
野依良治理事長コメント(検証結果について)
小保方晴子研究員コメント
今までも言われてきたことですが、何かの間違い(本質はここ?)でアマチュアがプロフェッショナルのポジションについていたことがはっきり分かるコメントですね。
野依良治理事長コメント(小保方晴子研究員の退職について)
今までも言われてきたことですが、組織のガバナンスができない人の判断ですね。(野依氏個人だけでなく上層部全員がそうなのでしょう)

.
6.早稲田大学の学位問題
新しい順です
一部のみの引用です。

早稲田大学における博士学位論文の取り扱い等について
早稲田大学は、大学院先進理工学研究科において生じた博士学位論文に関する研究不正問題について、学内で慎重に協議を重ね、(1)「学問の府」として不適切な内容を含む学位論文がそのまま公開されている状態を放置しない、(2)「教育の場」として指導と責任を放棄しない、という2つの基本方針に従って、下記の結論を出しました。あわせて、(略)
1.博士学位の取り消しについて
■概要
(略)、10月6日付で、小保方晴子氏に授与された博士学位の取り消しを決定した。ただし、先進理工学研究科における指導・審査過程に重大な不備・欠陥があったものと認められることから、一定の猶予期間を設け、論文訂正と再度の論文指導並びに研究倫理教育を受ける機会を与え、これが適切に履行され、博士学位論文として相応しいものになったと判断された場合には、取り消すことなく学位を維持するものとした。なお、上記の修正が定めた期間内に完了しない場合は、学位は取り消されるものとする。
■経緯
(略)
しかしながら、早稲田大学は、調査報告書の事案認定を踏まえながらも、小保方氏が公聴会による実質的な審査の対象となった論文とは大きく異なる博士学位論文を提出したことは、研究者としてわきまえるべき基本的な注意義務を著しく怠ったものであり、これによって最終的な合否判定が行われたことは「不正の方法により学位の授与を受けた事実」に該当すると認定し、博士学位の取り消しを決定した。
ただし、誤って提出された学位論文に対して、博士学位が授与されたことについては、先進理工学研究科における指導・審査過程に重大な不備・欠陥があったものと認められることから、概ね1年間程度の猶予期間を設けて、博士論文指導研究倫理の再教育を行い、論文を訂正させ、これが適切に履行された場合には学位が維持できるものとした。なお、これが適切に履行できないときは、当然に学位は取り消される。
(略)。
2.教員処分について
■概要
(略)
・指導教員でかつ主査であった者 停職1か月。(常田聡教授)
・副査であった本学教員 訓戒。
・総長 役職手当の20%5か月分を返上。
・当時の研究科長 役職手当の20%3か月分相当額を返上。
3.その他の不適切な博士学位論文について
■概要
(略)
現在までに約700件の確認が終了しているが、すべての博士学位論文について学位授与に相当する研究の実体が確認されたが、研究の本質的な部分以外の部分に不適切とみなされる箇所のある博士学位論文が複数発見された(略)。
■不適切な博士学位論文の取扱い
不適切な博士学位論文について、不正の方法により学位の授与を受けた事実が判明したときは、学位規則第23条に則り、学位を取り消す。学位の取り消しにあたらなくても、その博士学位論文の放置が不適切と判断される場合は、本人と連絡を取り、適切な是正措置を行い、経過を公表する。
以上について、研究科の特性を考慮した具体的な処理手続きの策定を全研究科に指示した。
4.再発防止策について
(略)


STAP騒動は、理化学研究所のみならず、わが国のアカデミア全体に本質的な問いを投げかけている。この問題で数々の取材を受けてきた改革委員会委員が、自らの言葉で思いを綴る。

STAP事件は研究倫理教育の教材としてうって付けのものを豊富に含んでいる。なかでも、研究不正疑惑が持ち上がった時、組織はどのような行動をとってはいけないかという点だ。


その一方で,私たちが学位論文の中で重大な問題点とみなしてきたものが,この調査報告書の中では軽微に扱われている場合が散見されました。自身の責任問題を含めて厳正に臨まなければならないと考えていた私たちにとって,後者の部分には強い違和感と困惑を覚えざるを得ませんでした。

そこで,数人の有志の見解ではありますが,今回の調査報告書で特に問題と感じた点を,別紙に6 項目掲げました。

ここでは,主として当該博士論文に対して厳正な判断を求める内容となっておりますが,一方で,十分な指導が行われなかったこと,このような論文に学位を授与してしまった責任は極めて重大で,研究科の構成員として重く受け止めております。


早稲田大学大学院 先進理工学研究科 有志一同
岩崎秀雄(電気・情報生命専攻 教授)
小出隆規(化学・生命化学専攻 教授)
寺田泰比古(化学・生命化学専攻 教授)
勝藤拓郎(物理学及応用物理学専攻 教授)


7月18日以降の3件は、早稲田大学の学位問題について

上村 匡 理事(2014年7月18日)
今回の早稲田大学の調査委員会の結論は、学位論文審査云々以前のこととして、非常識であり犯罪の容認と同等だと思います。学位審査を含む様々な審査や試験制度は、我々の社会の存続を支える根幹の一つと言っても過言ではありません。たとえ失望を招く結果であっても、皆がその結果を受け入れ社会が成り立っています。今回の早稲田大学の調査委員会の結論のように、博士論文が重大な欠陥を含むことは認めながら、「間違って製本提出された原稿」であるとみなし、、、、学位取り消しは無しと判定していては、社会の根幹を揺るがします。全ての職業人はおろか、小学校入学から大学に至るまで受験を経験する幼稚園児から高校生までに、早稲田大学の責任者は一体どのように説明できるのでしょうか。不毛の法廷闘争に引きずり込まれることなく、このような非常識は非常識だと切り捨てることができないものかと感じます。

五十嵐 和彦 理事(2014年7月18日)
「仮に博士論文の審査体制等に重大な欠陥、不備がなければ、本件博士論文が博士論文として合格し、小保方氏に対して博士学位が授与されることは到底考えられなかった。」というのは、極めて重い指摘だと感じます。この指摘に対して早稲田大と教員の皆さんがしっかりと向き合う必要があることを、教育研究者の声として社会に届けていく必要もあると考えます。

渡邊 嘉典 理事(2014年7月19日)
早稲田大学の小保方氏の学位認定と、その後のCDB のSTAP 細胞の論文取り下げ事件は直結しております。本学位論文が、その内容に限らずその後の波及効果も含めて、今までに取りさげられた学位論文の中でも最悪のレベルに位置することは明白であります。その学位を認可するという今回の早稲田大学の調査結果は、(少なくとも日本における)PhD の価値および大学院教育の意義を完全に否定するものとなります。これは、先進国においてあり得ない事態といえます。


多くの人たちが指摘しているように、その結論には、たとえ法的にOKだとしても納得いかない。
理由がアクロバティックすぎて理解ができないが、ざっくり言えば、不正がある論文を出しても博士号を与えられるということを内外に示したということになる。
もっと言ってしまえば、早稲田大学大学院先進理工研究科は、お金さえ払えば博士号を取得できる「ディプロマミル」(学位生産工場)と言われても反論出来ないということだ。
問題は、日本の有力大学である早稲田大学が、こんな杜撰な博士号を出すということが、内外に知られてしまったということだ。
これは報告書であり、これを受けて早稲田大学がどのような対応を取るのかがより重要だ。これは早稲田大学ひとつの問題ではない。総長のクビどころの問題ではないことを、早稲田大学関係者は自覚してほしい。


これが決壊することがあれば、学問の土壌が危なくなります。早稲田大学調査報告概要はこの普遍性に挑んでいるので、ひとりの科学者としてこの挑戦に強く反対します。
最終決定は早稲田大学総長に委ねられているので、慎重に考えて欲しいと思います。


化学者のつぶやき 早瀬元氏  2014/7/18
博士号とは何だったのか ~早稲田ディプロマミル事件?

ネット上では「理解できない」という批判の声が渦巻いている。
●「不正行為」と「学位の授与」に因果関係がない?
●「間違って草稿を提出した」と認定
●「審査の不備が大きく影響した」という評価
●最終判断は調査委員会ではなく「大学」が出す
『学校を卒業していないという悪夢』から、小保方氏は、まだ完全に醒めたわけではないのです。


.
5.6月12日の改革委員会(岸輝雄委員長)提言とそれ以降
新しい順です
ご遺族のコメントリンクがあります。

理化学研究所のプレスリリース 2014/8/5
笹井芳樹副センタ―長の訃報
野依良治理事長コメント、竹市雅俊センター長コメント

理化学研究所のプレスリリース 2014/8/4
STAP細胞事案に関する理化学研究所の対応について
うーん、聞き飽きた(気がする)言い訳

1.理研が「研究不正を抑止するために実効性あるアクションプランを策定し、早急に具体的な実行に移」すことを要望します。

2.本事案が一研究者の不正に止まるものではなく、防止する機会が何度もあったにもかかわらず、それらを漫然と見逃し問題を巨大化させた理研CDBの指導層に、大きな過失責任があったという指摘は説得力のあるものです。日本学術会議は、理研CDBの解体を求める「提言書」に対する理研の見解が早急に示されることを要望します。


篠原彰理事、町田泰則理事、近藤滋理事、中山敬一副理事長、本庶佑元役員、岡田清孝理事

このように当該機関が論文不正に対して適切な対応をしないことは、科学の健全性を大きく損なうものとして、次世代の研究者育成の観点からも非常に憂慮すべき問題であるとともに、税金という形で間接的に生命科学研究を支えて頂いている国民に対する背信行為です。

上記のような現状を早期に解決して頂くために、ここに改めて日本分子生物学会理事長として以下の点を理化学研究所に対して希望致します。
・ Nature 撤回論文作成において生じた研究不正の実態解明
・ 上記が済むまでの間、STAP 細胞再現実験の凍結


理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(CDB)の高橋政代プロジェクトリーダーとの主な一問一答は次の通り。
 −−1日付のツイッターで「理研の倫理観にもう耐えられない」とつぶやいた真意は? 「倫理観」とは何を指すのか?


寺門和夫ブログ 2014/7/3
小保方さんの再現実験の問題点

理化学研究所がこうした準備もせずに、小保方さんに実験をさせるとすれば、「理化学研究所は小保方さんの助けを借りてでも、STAP 現象がまったく否定されないか、数年間はその存在の有無をあいまいにできるなんらかの結果を出したいと考えている」という海外の見方を払拭することはできないでしょう。


理化学研究所のプレスリリース 2014/7/2
STAP細胞に関する研究論文の取り下げについて
  • Nature側の取り下げ理由
  • Nature側の取り下げ理由(理研による日本語仮訳)
  • 小保方晴子研究ユニットリーダーコメント:準備が整い次第、更新します。2014年7月4日追加
  • 若山照彦山梨大学教授/理研客員主管研究員コメント
  • 笹井芳樹副センター長コメント
  • 丹羽仁史プロジェクトリーダーコメント
  • 取り下げた報道発表資料

この時点でそのような小保方氏を参加させる理研の決定には、強い疑念が浮上します。
それは理研が組織防衛といいますか組織の保身を最優先に考えているのではないか、という疑念です。
つまり、理研はこの検証実験で小保方氏を参加させることで、STAP細胞再現の検証作業が失敗に終わった場合、小保方氏に責任を集中させることを、画しているのではないのか、ということです。
ならばこの小保方氏参加の検証実験は、科学の名を借りた前時代的な「公開裁判」となってしまいます。
小保方氏参加のSTAP細胞再現の検証作業が失敗に終わった場合、それが大きく報じられれば、小保方氏は否が応でも強く社会から責められることになるでしょう。
彼女はスケープゴート(scapegoat)として社会から抹殺されかねません。
これは人道上の大問題です。
当ブログでは小保方氏を科学者として強く批判してきました。
そして小保方氏の科学の世界で起した不正行為には、あくまでも科学の世界でペナルティーが課せられるべきであると主張してきました。
しかし理研が企てている小保方氏参加の検証実験は、結果が否定された場合、科学者としてのみならず、小保方氏の市民としての社会的ポジションにも悪影響を与えかねない可能性があります、本来彼女に課さられるべきペナルティーを大きく越えた社会的罰が与えられかねない、これでは科学の名を借りた前時代的な「公開裁判」となってしまいます。
当ブログは、小保方氏のSTAP検証実験参加という理研の決定に強く反対いたします。




一研究者・教育者の意見 2014/6/14
「信じる」ということ

今回の事件の根本の原因は、何と言っても、小保方さんの研究者としての資質や実績が劣っていることを知りながら、研究ユニットリーダーに採用したことだ。そしてその理由は、「小保方氏のSTAP研究の成果が魅力的であり、小保方氏を研究ユニットリーダーに採用することにより、iPS細胞研究を凌駕する画期的な成果を獲得したいとの強い動機」が竹市センター長と西川、相沢両副センター長らにあったことだ。


“世界の三大不正”の1つに入った
うち2つは、ベル研究所のヘンドリック・シェーンらによる超伝導研究における不正事件(2002年発覚)と、ソウル大学のファン・ウソクらによるクローンES細胞研究における不正事件(2005年発覚)


「理化学研究所のプレスリリース」 2014/6/12
「研究不正再発防止のための提言書」の公表について

平成26年6月12日付にて研究不正再発防止のための改革委員会(岸輝雄委員長)より、「研究不正再発防止のための提言書」の提出を受けましたので公表いたします。

(一部の項目など引用)

(前略)
第3 STAP問題はなぜ起きたか-STAP問題発生の原因分析
(中略)
4 STAP問題の背景には、研究不正行為を誘発する、あるいは研究不正行為を抑止できない、CDBの組織としての構造的な欠陥があった
(中略)
小保方氏のRULへの採用過程においては、竹市センター長、西川副センター長(当時)、相澤副センター長(当時)を始めとする人事委員会メンバーはSTAP細胞の研究成果獲得を第一義とするあまり、客観的資料を基に本人の資質と研究内容を精査する通常の採用プロセスの手順を、悉く省略した。小保方氏がPIとして率いる研究ユニットは、国立大学法人大学院においては准教授クラスが運営する研究部門(講座)に匹敵するのであり、そのようなハイレベルの研究ユニットを運営するPIとしてのスタンダード域に達していない研究者を職権により杜撰なプロセスを以て採用した、竹市センター長をはじめとする理研CDBのトップ層の責任は極めて重いと言わざるをえない。
(中略)
第4 再発防止のための改革の提言―研究不正の再発防止策として
(中略)
1 STAP問題に係る個人及び組織の責任を明確にし、相応の厳しい処分を行うこと
(中略)
2 任期制の職員の雇用を確保したうえで早急にCDBを解体すること。新たなセンターを立ち上げる場合は、トップ層を交代し、研究分野及び体制を再構築すること
(中略)
3 STAP現象の有無を明らかにするため、科学的に正しい再現実験を行うこと
(中略)
第5 結語
(中略)
研究不正行為を実行した小保方氏のみならず、またこれに直接の責任を負う笹井CDB副センター長、竹市CDBセンター長は、各々その責任を厳しく問われるべきである。CDBは解体・廃止して、グローバルに展開する新たなセンターを構築すべきである。
(中略)
日本を代表する研究機関である理研で起きた前代未聞の研究不正の解明にあたり、理研内で真相と科学的真実の解明のため勇気ある行動をとっている研究者が複数名いることは、理研にとって大きな救いである。本委員会はかかる研究者の勇気に敬意を表すると共に、このような行動により不利益な扱いをされることがないよう、理研に対し、強く求めるものである。
(中略)
研究不正行為は科学者コミュニティの自律的な行動により解明され解決される、という社会の信頼の上に、科学者の自由は保障されるものである。自由な発想が許される科学者(研究者)の楽園(*1)を構築すべく、理研が日本のリーダーとして範を示すことが期待される。


.
4.STAP騒動とは (普遍的なことや波及)
新しい順です

ダイヤモンド・オンライン 中山敬一氏 2014/6/10
STAP細胞はUFOと同じ!科学者が語る「なぜ捏造は繰り返されるのか」

STAP論文捏造事件は、わが国における史上最大の捏造事件であると言っても過言ではない。

捏造の歴史を紐解けば、実はその本質はごくありふれたものであることが容易に理解できよう。捏造のパターンは古今東西似ており、ステレオタイプの捏造が繰り返されているのだ。

小説『貞子』の母のモデル 御船千鶴子の事件
科学史上最大のねつ造「シェーン事件」と酷似する小保方事件
船が沈没したため証拠を提出できない!?
STAP細胞はUFOと同じ。 「悪魔の証明」は不可能だ
多くの生命系の論文は再現性が低い


BLOGOS 小野昌弘氏 2014/6/10
嘘とポエムと内部告発

騒動の顛末は、そもそもの始まりの論文作成から今の理研の対応に至るまで、「その場しのぎ」で塗り固められた不祥事であったことが明らかになってきた。

STAP事件のように、上から下まで利益を共有するひとたちがつるんで、その場しのぎの嘘や言い訳で塗り固められてしまったとき、その問題を知ってしまった個人ができることは、内部告発という方法以外にはなかなかない。

理研の遠藤高帆・上級研究員が顔と名前を出して、データによりSTAP論文の根源的な問題を指摘、明らかにしたこと(上記)は、大きな救いだ。日本の狭い研究者世界で、理研というトップダウンの組織で、上層部への異議をはっきり唱えることがどれだけ困難なことであるか。しかも一連の経過で、理研の上層部はその場しのぎの対応で有耶無耶にしようとしていることが明らかであったのだ。この状況で、決して立場が強いわけではない若い研究者が勇気を出して真実に仕える生き方を世の中に見せてくれたということは、一連の経過の中でおそらく最も重要な出来事であり、大きな賞賛に値する。
しかし残念なことに、遠藤氏の勇気をもった告発に対して、理研(*)は、、、(後略)


むしブロ 堀川大樹氏 2014/6/4
STAP細胞事件から学ぶこと

ついに小保方さんがNatureに掲載された二報のSTAP細胞論文を撤回することで同意したらしい。
(中略)
ところで今回の事件からは多くのことが浮き彫りとなった。一部の大学院ではきわめてずさんな博士論文審査が行われていること、一流の研究機関や研究者でも簡単に捏造疑惑の渦中に入りうること、これらの機関や研究者は問題が露呈したときのリスクマネージがうまくできず保身に走りうること、研究者と一般人との感覚が乖離していること、などなど、挙げればきりがない。
ただし、その一方で、本事件はポジティブな指針も与えてくれた。それは、研究者のキャリアパスの歩み方についての指針である。
(後略)


(前略)
「説明いたします」と称して、よく分からない弁護士が、マスコミ受けなど狙ってメディアに言葉だけ、いたずら書きだけの情報を流布し、その真贋や価値が分からない烏合の衆が右往左往する、といった<説明>水かけ論を、一切排除しなければなりません。
真は真。それ以外はそれ以外。神は細部に宿るとも言いますが、自然科学は反復可能な実験がくまなく明示するファクトだけで構成されるもの。
科学者は真実のみを語らねばならない、とはスペースシャトル事故の原因検証などにも関わった物理学者リチャード・ファインマンの言葉として地震学のゲラー先生がしばしば引かれるものですが、改めてその「アカウント」つまり正確な<帳簿>から確認する「会計検査」の曇りない目が必要だと思うのです。


一研究者・教育者の意見 2014/5/17
菊と刀

日本では「同僚に疑惑の目を向けることを嫌がる文化」は育たなかったが、その代償として「恥の文化」が形成され、社会的な安定を保ってきた


関 由行 note 2014/05/13
STAP細胞騒動を振り返る

STAP細胞は簡単にできないという結論が出たので、これまでの経緯を振り返ろうと思う。
最初論文を読んだ時、まず目に留まったのは共著者の豪華さである。多能性幹細胞(丹羽)、神経発生(笹井)、胚操作(若山)、STAP細胞の多能性を評価するために世界でも屈指の研究者が名を連ねていた。


.
3.4月1日の最終調査報告とそれ以降 (STAP細胞そのもの)
新しい順です
ぶろぐ的さいえんす?  島田祥輔氏 2014/9/12
2通のリーク文書から明らかになったSTAP論文の査読コメント

なぜ研究不正が起きたのか、その範囲はどこまでに及ぶのかが焦点になっていますが、別の段階の問題として、なぜそのような論文がNature誌に掲載されたのか、ということもあります。このことについて、ある2通のメールがリークされました。


2012年7月にほぼ同じ内容の論文を米科学誌サイエンスに投稿した際、審査した査読者からES細胞(胚性幹細胞)が混入した可能性を指摘されていたことが、毎日新聞が入手した資料で明らかになった。

ES細胞混入の可能性は、論文を掲載したネイチャーの査読者も指摘。STAP細胞への疑惑が深まる中、重要な指摘を軽視し続けた著者らの姿勢が、改めて問われそうだ。


「日経サイエンス」2014年8月号
STAP細胞の正体

理研統合生命医科学研究センターの遠藤高帆上級研究員による公開の遺伝子配列データの再解析と,共著者の若山照彦山梨大学教授が第三者機関に委託して行ったSTAP幹細胞の調査結果は,STAP論文における研究不正が,理研が不正認定した2項目をはるかに超え,研究全体に及ぶことを示している。


小保方晴子研究ユニットリーダーらが使っていた研究所内の冷凍庫から「ES」と書かれたラベルを貼った容器が見つかり、中の細胞を分析したところ、共同研究者の若山教授の研究室で保存されていたSTAP細胞を培養したものだとする細胞と遺伝子の特徴が一致した。

共同研究者の若山照彦山梨大学教授は16日記者会見を行い、小保方リーダーが作製したSTAP細胞を培養したものだとする細胞を分析した結果、緑色の光を出す遺伝子が、15番染色体に組み込まれていて、これまで若山教授の研究室で小保方リーダーがSTAP細胞の作製に使っていたマウスの細胞とは特徴が異なることが分かったと発表しています。


「理化学研究所のプレスリリース」 2014/6/12
CDB自己点検の検証について

平成26年6月12日に研究不正再発防止のための改革委員会に資料提出したSTAP細胞に係る研究論文に関する発生・再生科学総合研究センター(CDB)の自己点検の結果について公表いたします。

(一部のみ引用)
小保方RUL とCDB との関わりの全体像

日経サイエンス 号外 (古田彩氏、詫摩雅子氏) 2014/6/11
STAP細胞 元細胞の由来 論文と矛盾

Skeptic's WikiのSTAP細胞事件に全貌が纏まっています。
小見出的な項目と特徴的な固有名詞だけをメモします。(敬称略)

全体像
STAP細胞疑惑について議論サイト、理研の発表、博士論文について、特許について
事実を隠蔽しようとする理研
再現実験へ小保方氏の参加を要求する下村文部科学大臣
この人が一番ヤバいかもしれない。
的外れなことをいうジャーナリストが大勢いるのはしょうがないとしても、文部大臣までこんなこと言ってるようじゃダメだろう。
共同研究者について
笹井芳樹副センター長、チャールズ・バカンティ教授、小島宏司准教授
小保方氏の弁護団(三木秀夫)
STAP細胞はトンデモとして生き残っていくか?
毎日新聞、週刊ポスト、飯山一郎、武田邦彦、ドクター中松(が叱る)
完全なトンデモ
羽仁礼、幸福の科学、但馬オサム
的外れな論評
茂木健一郎、福島民報(菊池哲朗)、東スポ(石原壮一郎、竹内久美子)、現代ビジネス(井上久男)、日刊ゲンダイ(高橋乗宣)、週刊ポスト




不服申立てに関する審査の結果の報告(全文)

「一研究者・教育者の意見」 2014/5/1
小保方騒動を少し整理し、解決法を考える

「日本分子生物学会 大隅理事長からのメッセージ(2014年初夏)」 2014/4/25
「科学」という手続き
自らが「悟った!」「発見しました」「信じています」と言うだけでは駄目

「ハフィントンポスト 上昌広氏」2014/4/17
STAP細胞 笹井氏の記者会見を受けて

「Yahoo!ニュース(産経新聞)上昌広氏、大関暁夫氏」 2014/4/17
識者が見た笹井氏会見 まるで「翻訳家宣言」

「大隅典子の仙台通信」 2014/4/16
STAP細胞を前提にしないと説明できない?

「理化学研究所のプレスリリース」 2014/4/16
STAP細胞論文に関する笹井芳樹副センター長の会見時の資料について

 
「有機化学美術館・分館 佐藤健太郎氏」2014/4/11
STAP細胞の「不正」とは何だったのか
 
「むしブロ 堀川大樹氏」2014/4/10
小保方さんの会見に思うこと
 
 
「kikulog 菊池誠氏」2014/4/9
理研CDBの騒動について

「理化学研究所のプレスリリース」 2014/4/7
STAP現象の検証の実施について

「アゴラ 藤沢数希氏」2014/4/3
STAP細胞は単なる仮説のひとつに戻った

「理化学研究所のプレスリリース」 2014/4/1
研究論文(STAP細胞)の疑義に関する調査報告について(その2)
研究所が今後行う措置
今後の研究不正再発防止への取組み
STAP現象の検証
調査報告を受けての著者のコメント→その中から1点のみリンク•小保方晴子研究ユニットリーダーコメント

「理化学研究所のプレスリリース」 2014/4/1
研究論文(STAP細胞)の疑義に関する調査報告について
•研究論文の疑義に関する調査報告書(全文)
•研究論文の疑義に関する調査報告書(スライド)

.
2.疑惑が発覚後
新しい順です
「SYNODOS 片瀬久美子氏」2014/3/28
STAP細胞の問題はどうして起きたのか
STAP細胞論文を投稿する前の主要科学誌の掲載論文数と論文の最高引用数
主要科学誌の掲載論文数

・・・この細胞が、実験に使われていないはずの別の種類のマウスのものだったことが、関係者の証言で分かりました。・・・今回検出された系統のマウスは、いずれも万能細胞の1つ「ES細胞」を作るのによく使われ、研究の現場では、これらのマウスから作ったES細胞が広く実験に使われています。

「天空と地表のあいだ」2014/3/22
STAP細胞と研究広報

調査、検証が不十分。

「理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター(理研CDB)」 2014/3/17
プレス・リリースを取り下げ
理研CDBのサイトからは消えてますが、理研のサイトには載っています。

「理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター(理研CDB)」 2014/3/14
理化学研究所 発生・再生科学総合研究センターの研究室主宰者による声明

(会見の配布資料です)
「理化学研究所のプレスリリース」 2014/3/14
研究論文(STAP細胞)の疑義に関する調査中間報告について


、、、先に共著者より提供され、キメラマウスの作製実験に用いたSTAP幹細胞を所有していますので、この細胞を公的第三者研究機関に提供し、詳細な生化学的分析を依頼する事を決断しました。

「NHKニュース」2014/3/10 19:06
STAP細胞 確信なくなった
若山教授「信じていた研究のデータに重大な問題が見つかり、STAP細胞が本当に出来たのかどうか確信がなくなった。論文はいったん取り下げた上で、外部の人に検証してもらうべきだ」


「理化学研究所のプレスリリース」 2014/3/5
STAP細胞作製に関する実験手技解説の発表について
STAP細胞の作製に関する実験手技解説(Essential technical tips for STAP cell conversion culture from somatic cells)を「Nature protocol exchange」で発表。PDFもあり。体細胞からのSTAP細胞変換培養のために不可欠な技術助言(Google翻訳)
(以下、ごく一部のみ引用)
・・・画像の操作の疑義があろうがなかろうが、同一細胞での追試を待つ/行う、他の細胞での再現を待つ/行う、そして私が前稿でも記したようにヒトの細胞での再現を待つ/行う。それが生命科学の態度である。追試実験は、必ずしも簡単にいくものではない。現在、インターネット上では短期間、少数例の追試が報告されているようだが、言語化されていない手技上の要因(流派、などということもある)のみならず、用いる試薬のメーカーやロットによっても結果は変わる。限られた情報を根拠に毀誉褒貶を行うことは、少なくとも「科学」の側が取るべき態度ではない。・・・
・・・STAP細胞は、現時点においては否定されていないし、完全に肯定されたものでもない。このことはきちんと確認しておかなければならない。・・・
・・・社会から懐疑の目が向けられているとすれば、貝となって自分たちの島宇宙を守るのではなく、積極的に情報発信を行い、疑問に答えつつ、社会からの理解と信頼を回復していくことが必要なのではないだろうか。・・・

・・・STAP細胞の論文に刺激を受けた実験結果がブログ ・・・に投稿されていますが、論文と同じ条件のものはなく「検証」とはまだ言い難い段階です。しかし、これを以って「追試ができない」とする誤解が広まっているのでまとめました。・・・

(以下、ごく一部のみ引用)
(追記1)2014.2.14.・・・本記事は一時非公開にします。
(追記2)2014.2.15.・・・理化学研究所が研究論文の不自然な画像と指摘される部分について、独自の調査を始めたようです。調査グループからの報告を待ちたいと思います。
(関連記事)研究者が沈黙する理由

.
1.Natureに掲載(それからしばらくの時期)

これが始まりです。
「理化学研究所のプレスリリース」 2014/1/29
体細胞の分化状態の記憶を消去し初期化する原理を発見
(素人のブログ主でも何とか読める)わかりやすい説明。図も豊富で理化学研の広報にも好感。 ←少々、見方が変わりました。
情報を読むための予備知識として、主論文8人の著者は本エントリー冒頭の3人以外に、大和雅之教授・東京女子医大、マーティン・バカンティMartin P. Vacanti医師・ハーバード大、小島宏司准教授・ハーバード大、丹羽仁史・理研プロジェクトリーダー、笹井芳樹・理研CDB副センター長
STAP論文役割
出典:「アピタル」2014/3/14 着想やマウス実験、共著者8人が分担 STAP細胞主要論文
STAP論文役割02
出典:2014/3/15読売夕刊

『・・・特に哺乳類体性細胞の可塑性を最大限に引き出すメカニズムを探求し、必要な幹細胞を生体内・生体外で作り出すことを目指しています。』
1/31付けで「報道関係者の皆様へのお願い」が掲載されている。
『研究成果に関係のない報道が一人歩きしてしまい、研究活動に支障が出ている状況です。』

Nature ダイジェスト(Free access) 2014/2/24
外部刺激でも体細胞を幹細胞化できる!


2014/2/12 京大iPS細胞研究所のホームページに掲載された山中伸弥教授の
iPS細胞とSTAP幹細胞に関する考察
(以下、ごく一部のみ引用)
1. iPS細胞におけるがん化リスクの克服とSTAP幹細胞における安全性の現状
安全性については、人間の細胞でSTAP幹細胞が樹立された後に、動物実験等で十分に検証される必要があります。
2. iPS細胞の誘導効率の大幅改善とSTAP幹細胞の誘導効率の現状
3. iPS細胞が世界中に普及した背景とSTAP幹細胞の普及に向けた課題
STAP幹細胞についても、広く普及するには再現性や互換性の検証が重要な課題になります。
まとめ
STAP細胞は、細胞の初期化メカニズムに迫る上で、極めて有用です。またSTAP細胞は未来の医療、たとえば移植に頼らない体内での臓器の再生、失われた四肢の再生などにつながる大きな可能性のある技術です。

「むしブロ」 堀川大樹氏 2014/1/30
「ストレスで細胞が初期化」の衝撃
この研究の背景には色々なドラマが横たわっていそうなので、つい色々と想像してしまう。そのあたりも含めて、なかなか印象的な研究成果だ。

この論文については私も関係者の一人なので、まずそれを断っておく・・・この論文には私も思い出が深い。・・・話を詳しく聞いて研究の内容についてももちろん驚いたが、小保方さんと言う人物にも強い印象を受けた。・・・彼女の様な人に自由にやってもらう事こそ我が国のためになる。

小保方博士がこうした労苦を積み重ねて査読者をねじ伏せたというのは見事というほかない。・・・STAP細胞からメディアのあり方を逆照射する。

「システム論フォーラム」 永井俊哉氏 2014/1/30
STAP細胞
米国では、全国紙の USA Today が、STAP の新しい研究を主導したのはハーバード大学関連病院であるブリガム・アンド・ウィメンズ病院のチャールズ・バカンティ教授であると報道している。・・・変なナショナリズムによって報道が歪められている。

数年前に東北大学の出澤真里先生らが発表されたMUSE細胞も、元々、界面活性剤を入れっぱなしにしたら多能性幹細胞が誘導された、というのが発見の経緯だったので、高ストレスという意味では今回の論文との類似性を感じました。

参考
「NEDOのプレスリリース」 2013/2/22
MUSE細胞及び分離方法に関する基本的な特許が成立


「知的財産 法とビジネス」 青木武司弁理士 2014/2/1 
小保方晴子博士の「STAP細胞」特許出願は基本特許となるか?
(2013年4月に出願され、10月に公開)
残念ながら、ここまで広い権利を取得することは難しいだろう。・・・サーチレポートによれば、小保方博士の国際特許出願の請求項1は、別の日本人女性の先行技術により新規性がないとされている。その日本人女性とは、東北大学の出澤真里教授である。彼女もまた、「Muse細胞」という多能性幹細胞の発見者として有名である。

主な多機能性細胞の特徴
少々、説明不足のようですね

.
0.メモのメモ
新しい順です









「ニュースの社会科学的な裏側」2014/6/6 遺伝子解析結果:STAP幹細胞は最初からありません!




「一研究者・教育者の意見」 2014/5/10 小保方さんの「捏造」には悪意があったのだろうか?そして、理研は国民を欺いているのではないかという疑念




「東洋経済オンライン」2014/4/17 STAP騒動で揺れる日本の科学振興策
「金融日記 藤沢数希氏」2014/4/17 STAP細胞=Muse細胞仮説となぜ実験データの捏造が極めて重い罪なのか
「HONZ 仲野徹氏」2014/4/14 捏造を知るにはこれを読め!『背信の科学者たち』の緊急再版を訴える
「Togetter」2014/4/13 伊東乾氏 STAP細胞問題について
「toshi_tomieのブログ 」2014/4/11 理研の完敗。小保方氏会見をテレビ各局が中継合戦し、ネット動画に56万人がくぎ付け
「あいんしゅたいん 宇野賀津子氏」2014/4/7 第98回:「STAP細胞をめぐる混乱に想う」
「ハフィントンポスト」2014/4/4 山中伸弥教授が国会で答弁 不正防止に「ノートの記録が大切」理研への影響は?
「くねくね科学探検日記」2014/3/31 科学が好きということとSTAP騒動(その4)
「大隅典子の仙台通信」2014/3/29 STAP細胞騒動から考える「科学論文とは?」
「むしブロ 堀川大樹」2014/3/28 クラウド査読により透明になるアカデミア
「JBpress 伊東乾」2014/3/27 コピペSTAP細胞研究者を生んだ大学教育の大問題 無断盗用に「様々な文化がある」などと擁護する学者のあきれた言動を許すな
「科学コミュニケーターブログ」2014/3/26 STAP細胞:遺伝子解析された細胞は?
「日々の雑感的なもの 田崎晴明」2014/3/23 STAP騒動について
「金融日記」2014/3/22 いまさら人に聞けない小保方晴子のSTAP細胞Nature論文と捏造問題の詳細 その1 TCR再構成と電気泳動実験
「Openブログ」2014/3/22  バカンティ手順の意味
「化学者のつぶやき」2014/3/19 STAP細胞問題から見えた市民と科学者の乖離
「金融日記」2014/3/16 いまさら人に聞けないSTAP細胞と生物学の基礎
「kikulog」2014/2/27 STAPというより科学コミュニケーションとか広報とか
「朝日新聞出版 dot.」2014/2/26 STAP細胞がなぜ歴史を愚弄すると酷評されたか
「novtanの日常」2014/1/31 早速ニセ科学界隈が騒ぎ出している模様
「Openブログ」2014/1/30 STAP 細胞の原理は?
「大学1年生の化学(北里大学・野島高彦)」2013/6/1 実験ノートには何を記録するのか
「システム論ブログ 永井俊哉」2012/9/29 査読はどうあるべきなのか
[ 2015/02/10(火) ] カテゴリ: ニセ科学,デマ,怪論文 | CM(6)
Re: 改善策をご意見下さい
企業内でも、研究の分野は守備範囲外なので、意見を述べるレベルではないです。
お役にたてず恐縮です。
[ 2015/01/15 12:38 ] [ 編集 ]
改善策をご意見下さい
>産業界の対応策であるCSR(その一部としてコンプライアンス)や色々なマネジメントシステム(その一部としてヒューマンファクターや教育訓練)に比べて遅れている

私もその通りだと思うので、産業界の導入の歴史(システムも定着や従業員の意識改革)を参考に出来ないかと考えています。

多くの研究は金持ちの道楽から始まっているので(生物の場合は貴族の補助で研究という場合が多かった)、今までは産業的な視点がありませんでしたが、国家プロジェクトとしての研究に変遷する中で質の管理が必須になっています。
民間企業の研究活動が参考になるとは思いますが、学問の独自性を保ちながら・・という点で工夫は必要でしょうね。

その辺りをブログ記事にご意見いただけると有り難いです(この意見も自分の記事に書いておきます)。

icchou さんのこの記事も自分の記事内にリンクしておきますね。
[ 2015/01/14 07:57 ] [ 編集 ]
Re: 背景を考察しました
bloomさん
こちらこそ、本年も宜しくお願いいたします。

力のこもった記事を読ませて頂き、STAP事件固有の問題だけでなく、接する機会がない業界話しなど、大変興味深い情報でした。
直接的には関係ないかも知れませんが、医療事故のニュースを見るたびに、産業界の対応策であるCSR(その一部としてコンプライアンス)や色々なマネジメントシステム(その一部としてヒューマンファクターや教育訓練)に比べて遅れているな、と思うことが多いです。これらは長年の事故や不正での学習を蓄積してきた成果である一方で、現在でも欠点も多く試行錯誤の状況ですが、10年前と比べれば改善されているのは事実と思います。
研究業界と、基本的に正規分布している人員を抱える産業界が全く同じ対応とはいかないとは思いますが、やはり、今回の事件で問われているのは、“科学界の今後”かな、と思いました。

なお、本文にもリンクを記載させていただきました。
[ 2015/01/12 12:58 ] [ 編集 ]
背景を考察しました
STAP 騒動に関してアカデミック研究業界の特殊性について解説する記事を書きました。
方向性はここに書いたコメントと同じですが、私が見聞きしたり巻きこまれた捏造の話なども入れてあります。
http://blogs.yahoo.co.jp/bloom_komichi/67416930.html

私がインフルエンザの致死率やチェルノブイリ膀胱炎やヤマトシジミの論文を疑ったのも、自分の経験から独特の匂いが感じられたし、それを icchou さんに理路整然と説明出来るくらい客観的な穴も多かったんですよね。

12月のオフ会の件も簡単に報告しました。
http://blogs.yahoo.co.jp/bloom_komichi/67413066.html

今年も宜しくお願い致します。
[ 2015/01/12 01:28 ] [ 編集 ]
Re: STAP 問題に関して一番まとまっている情報だと思います
bloomさん
お久しぶりのコメントありがとうございます。
自分用のメモエントリーですが、お役に立つとしたらうれしいです。

以前、ヤマトシジミの件で色々と教えて頂いていたので、今回の騒ぎでは、発端の少し後の時点から、割と覚めた目でみることができました。
好奇心本位で、識者の論説などを見てきましたが、派生する問題として、査読の問題とか、科学的に認められるステップとか、Nature信仰とか、色々と良い勉強になりました。
さらに、識者の方々も、最初から的を得ていた方が居る一方、そうでない方も居たりして、面白かったです。

“小保方キャラ”という個性は、少しマイルドなレベルでは、研究分野だけでなく社会(会社か)のなかでも結構居るような気がします。
[ 2014/06/24 22:33 ] [ 編集 ]
STAP 問題に関して一番まとまっている情報だと思います
お久しぶりです。
icchou さんのサイトにまとめられているリンク先は、下らない噂話ではなく科学的な情報が中心なので、学生達に解説する時に役立ちそうです。

ちなみに小保方キャラ(妄想妄言と言い訳が次から次に湧いてくる、ラボリーダーに取り入るのが上手い)は男女ともに研究業界には結構多くて、大体は最初のポスドクまでに捏造がバレてひっそりと姿を消します。

今回は珍しく人前に出るレベルまで演出に長けていた訳なので、その過程については検証が必要でしょうね。

放射能問題と共通しているのは、小保方擁護派から「STAP 細胞が無い事を証明しろ」「もし将来に STAP 細胞が見つかったら土下座しろ」という悪魔の証明が要求されている点です。
「STAP 細胞」を「放射能による健康被害」に置き換えると、批判に対する正しい反論ではない事が分かると思います。

ちなみに STAP 細胞的な細胞はいずれ開発されると思いますが、これまでの放射性物質の飛散量で居住が許可されている地域の人々に健康被害を出すのは理論的に難しいですね。
[ 2014/06/24 08:00 ] [ 編集 ]
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