ポストさんてん日記

放射線・エネルギー・環境・化学物質・食品などの情報をアーカイブとして整理すると同時に、徒然につぶやいています。 リンクはご自由に。

各国の温室効果ガスの削減新目標

[ 2015/11/19 (木) ]
各国の最新目標に更新。2015/11/19
初回公開日:2013/11/12


各国の新目標をメモします。
最新の目標
目標時期基準年内容
中国2030年05年
GDP当りの排出量を
60~65%減
米国2025年05年26~28%削減
EU(欧州連合)2030年90年少なくとも
40%
削減
インド2030年05年GDP当りの排出量を
33~35%減
ロシア2030年90年25~30%削減
カナダ2030年05年30%削減
日本2030年度13年度26%削減
日本の上記数値のベースとなる2030年の電源構成
2030年の電源構成


主要国の温室効果ガス排出量の推移
主要国の温室効果ガス排出量
出典:「IEEI 2014/11/14 竹内純子氏」【速報】米中が温暖化目標を発表 どうする日本

中国・米国で世界の44%を排出、日本は3.7%で世界第5位です。 既エントリーから転記
世界の二酸化炭素排出量(国別)2012

各国の目標の背景には、それぞれの国益が絡んでいるので、複雑な経緯があります。以下のエントリーを参照ください。
COP19(気候変動枠組み条約締約国会議)で決まったこと
京都議定書についての超まとめ

――――――――― 以下、2013/11/12作成 ―――――――――

政府が2020年までの温室効果ガスの削減目標の方針を固め、ポーランド ワルシャワでのCOP19(気候変動枠組み条約締約国会議)で表明する、とのことなので、関連情報をまとめておきます。

2020年までの温室効果ガスの削減新目標(目標の推移)

削減目標原発比率備考
安部政権
(2013年11月)
2005年比3.8%削減
(90年比3%増加
0%原発ゼロと仮定*
鳩山政権
(2009年9月)
1990年比25%削減42%現時点の国際公約
麻生政権
(2009年6月)
2005年比15%削減
(90年比8%削減)
42%.
* 環境省によると原発比率が5%上がれば、温室効果ガスは約3%削減できる。(11/12読売朝刊)⇒仮に、新目標に原発比率40%を当てはめると、90年度比21%減となる。

新目標では、米国や中国と足並みをそろえ、基準年を05年度とにした。
90年度を採用するEUをけん制する意味もあるという。EUにとっては、90年代以降、エネルギー消費が非効率な中東欧が加盟したために90年度基準が有利。

先進国の温室効果ガス削減目標
2020年目標01
出典:温室効果ガス3.8%削減 COP19で日本、新目標表明へ

2020年目標02出典:温室効果ガス削減 新ルール作成へ COP19、11日から国際会議

つぶやき

原発ゼロは国内問題ですが、2020年目標は国際問題なので、新目標がすんなりと認められるとは思えません。
まあ、国際的な圧力も活用して原発再稼働を進めていくのも、妥当な作戦かも知れません。


関連エントリー

COP19(気候変動枠組み条約締約国会議)で決まったこと
京都議定書についての超まとめ

【メモ】
コペンハーゲン合意に基づく新たな排出削減目標の通報(2013/11/29 外務省)
[ 2015/11/19(木) ] カテゴリ: 地球温暖化 | CM(0)
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