ポストさんてん日記

放射線・エネルギー・環境・化学物質・食品などの情報をアーカイブとして整理すると同時に、徒然につぶやいています。 リンクはご自由に。

浜岡5号機の復水器の破損、マスコミ報道に疑問

[ 2011/05/23 (月) ]
中電浜岡5号機の海水流入は細管破損が原因
5月21日 中日新聞の見出しである。

【部分的に引用】
 復水器に海水400トンが流入し、うち5トンが原子炉にも混入した。
 復水器内を通る海水の細管(直径3センチ)に破損が見つかったと発表した。約2万1千本ある細管のうち、20本以上に破損した部分があったという。
 再循環配管をふさいでいる金属製のふた(直径約20センチ、重さ3.5キロ)が、破損した細管の付近に脱落していた。中電は、このふたが何らかの原因で吹き飛んで約1メートル離れた細管に当たり、破損させたために海水が漏れ出たとみて、ふたが外れた原因などを調べている。
 ふたの溶接部分は13カ月に1回の定期検査の際、作業員が目視で点検。運転開始以降、異常は確認されていなかったという。
 
【つぶやき】

1.今回の事故は、結構、重大ではないか?
 津波でも地震でもないのに、割と重要な部分が壊れた。
 しかも、浜岡原発5号機は2005年1月に運転を始めた比較的新しい原発だ。(日本の原発で5番目に新しい)
 復水器の細管が破損すると、今回の事故の様に原子炉に海水が混入する事もあるし、逆に原子炉内の蒸気や水、すなわち放射性物質が流出する可能性もある。
 今までの点検で判らなかったのは何故? 他の原発は大丈夫か?

2.それなのに、今回の報道が、不自然なほど、少ない、あるいは小さい。
 事故発生は14日、その報道は15日だが、かなり控えめなトーン。(いわば安全宣伝的で、個人的には、この時の報道にも違和感があった。)
 原因が発表された後の20日~21日の報道でも、上記1項のような、既存原発への波及可能性などの報道は、見受けられない。

3.20日~21日の新聞各紙の比較(ネット検索をザットしただけの結果だが、)
 今回引用の中日新聞が、一番詳しい。
 読売・朝日・日経はあっさり。
 毎日は、静岡版のみ。
 産経は、静岡版のみ。他紙が使っている『破損』と言う言葉も使っていない。『損傷』と言っている。
 毎日は、脱原発の"温度"が高いと思っていたが、意外であった。

4.ネット系のメディアの重要性
 今後も、既存原発の脆弱性に関連する事に関しては、大手マスコミでは一律に抑制的に書かれると思っていた方が良いかも知れない。
 ネット系のメディア(個人ジャーナリストなどなど)の重要性が増してくる。

【追加関連記事】
【続01】浜岡5号機の復水器の破損
[ 2011/05/23(月) ] カテゴリ: 原発に直接に関する事 | CM(0)
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