ポストさんてん日記

放射線・エネルギー・環境・化学物質・食品などの情報をアーカイブとして整理すると同時に、徒然につぶやいています。 リンクはご自由に。

黄砂観測延べ日数の経年変化グラフなど

[ 2015/04/19 (日) ]
2014年のデータを追記。2015/4/19
初回公開日:2013/3/18


経年グラフなどやリアルタイムの黄砂飛来情報についてです。

経年グラフ、基礎的な知識

黄砂日数
            黄砂観測延べ日数の経年変化グラフ
1日に5地点で観測された場合、延べ日数は5日として計算。全国60地点のデータ
データ出典:気象庁 黄砂観測のべ日数表

黄砂観測のべ日数が最も多かったは2002年で727日。(黄砂観測日数が最も多かったのも2002年の47日。)
月別黄砂観測のべ日数平年値は4月が96日で最も多く、次いで3月、5月が多くなっており、黄砂は春に多く観測されることを示している。ただし、秋や冬にも観測されることがある。

日本などの、発生地からある程度離れた地域に飛来する黄砂の粒子の大きさは、0.5 μm – 5 μm くらいであり、粒径分布では 4 μm にピークがみられる。(『平成14年度 - 平成19年度 黄砂実態解明調査報告書』環境省 2009年3月)

詳細な解説が「異常気象レポート2005」の「3.2節 黄砂」に掲載されている。
(一部引用)
海洋表面に沈着した黄砂中の鉄分は、プランクトンの微量栄養源となり、海洋表面のバイオマスの分布に影響を与え、大気-海洋系の炭素循環や海洋上の雲の形成に関係していると考えられている。
黄砂粒子には鉄分をはじめ必須微量元素が含まれているため、海洋表面に降下した黄砂は、海洋表層の植物プランクトンの栄養塩として働き、プランクトンの増殖をコントロールする因子となっている。海洋表層の植物プランクトンは、大気と海洋の間の炭素循環を担う主要な要素であり、またプランクトンから発生するDMS(ジメチルサルファイド)は大気中で硫酸エーロゾルとなり、硫酸エーロゾルは海洋上の雲の雲核となる。このように海洋に降下する黄砂は、間接的に放射強制力の変動に大きな役割を果たしていると考えられている。

本川裕さんのサイト社会実情データ図録の黄砂観測日数の推移に、少し違うグラフと解説があります。

黄砂の観測方法

全国の気象台等で、空中に浮遊した黄砂で大気が混濁した状態を観測者が目視で確認した時を、黄砂として観測。
その地点を視程(水平方向の見通し)により区分。
地点の視程は、2km未満(赤色)、2km以上~5km未満(黄色)、5km以上~10km未満(青色)、10km以上(水色)の4段階で、その日に通報された中の最も短い視程に応じた色で表示。黄砂の濃度と視程の関係

リアルタイムの黄砂飛来情報

気象庁の黄砂情報(予測図)を高解像度化され、2017/2/22から閲覧可能となった。気象庁 | 黄砂情報
リアルタイムの黄砂飛来情報は環境省黄砂飛来情報(ライダー黄砂観測データ提供ページ)
国立環境研究所と九州大学が提供する東アジア域の黄砂・大気汚染物質分布予測
[ 2015/04/19(日) ] カテゴリ: 大気汚染 | CM(0)
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