ポストさんてん日記

放射線・エネルギー・環境・化学物質・食品などの情報をアーカイブとして整理すると同時に、徒然につぶやいています。 リンクはご自由に。

【基礎資料】電気料金の国際比較

[ 2017/08/10 (木) ]
データ更新。2017/8/10
(上記までの追記記録は割愛)
初回公開日:2013/1/7


比較年や内容が少しづつ異なる、いくつかのグラフです。

家庭用/産業用 電気料金経年比較

★本川裕さんのサイト社会実情データ図録の電気料金の国際比較
日本を含めた7か国のデータが、経年グラフ上に揃っています(産業用・家庭用別に)。解説も充実しています。
データ更新も頻繁になされているので、グラフのキャプチャーはしません。原典をご覧ください。
ベースデータはOECD/IEA Energy Prices and Taxes。

以下のグラフにも共通することですが、日本の経年データは為替の影響を受けて、国内での実感とかい離している可能性があります。 国内経年データの推移はこちらをご覧ください。

2015年 家庭用/産業用

EU家庭用2015

EU産業用2015
出典:Energy, transport and environment indicators 2016 editioneurostat(欧州委員会の統計当局のPDF )

【年間消費量2,500~5,000kWhの中規模な家庭用
デンマーク > ドイツ > イタリア > スペイン > イギリス > EU平均 > フランス
課徴金(税金、再エネ賦課金など)の割合が高いのは、デンマーク69.1%、ドイツ51.6%、ポルトガル49.5%、イタリア39.1%、オーストリア37.5%の順
【参考エントリー】デンマークの再エネ比率が世界1位の理由

【年間消費量500~2,000MWhの産業用
イタリア > イギリス > ドイツ > EU平均 > フランス > スペイン
課徴金(税金、再エネ賦課金など)の割合が高いのは、ドイツ45.5%、イタリア42.5%、デンマーク35.4%、オーストリア30.4%、フランス26.1%の順

家庭用/産業用 電気料金経年比較(税金の比率)

【第224-6-1】電気料金の国際比較(2015年)
出典:エネルギー白書2017

税金等を除いた日本の電気料金は、世界最高水準です。

ブログ主コメント:税金等を除いた額は、実質の発送電コスト(原料などの変動費+人件費・減価償却費などの固定費)に会社利益を加えたものなので、重要な比較だと思います。
電気も商品なので、原料費は世界一高い、安く作れる工場(原発)を止めている、などの状況を鑑みれば日本が高いのは当然でしょう。


つぶやき

上記資料を含めて、例えば経産省のエネルギー白書の中の価格データなども、ベースデータは OECD/IEA Energy Prices and Taxes です。これは四半期毎に有料で出版されています。
ただし、年間の要約版?が掲載された Key World Energy Statistics は無料で読むことができます。

Key World Energy Statistics 2016 の43ページ。

関連エントリー

★ドイツのエネルギーや発電などの図表集

【個人的メモ】
電気料金の国際比較~2014年までのアップデート(2015/6/1 筒井美樹、澤部ままどか)
電気料金の国際比較と変動要因の解析(2012/8/3 筒井美樹)
統計データで見る世界各国の電源構成
[ 2017/08/10(木) ] カテゴリ: エネルギー基礎資料 | CM(0)
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