ポストさんてん日記

放射線・エネルギー・環境・化学物質・食品などの情報をアーカイブとして整理すると同時に、徒然につぶやいています。 リンクはご自由に。

魚介類の汚染状況(その02)

[ 2012/11/20 (火) ]
オリジナル更新に合わせて更新しました。2012/11/25


 以前に魚介類の汚染について勉強して一連のエントリーにしてから、9ヶ月ほど経ってしまいました。現在の状況について、コンタンさんが最新エントリーに纏めておられるので勉強しておきます。

現在のサンプル調査、操業状況等は水産庁のHP

(一部のみ引用)

 福島県及び近隣県の主要港において、水産物を週1回程度サンプリングして調査しています。
 なお、福島県沖では、現在のところ全ての沿岸漁業及び底びき網漁業の操業は行われていません(一部の試験操業を除く)。
 各県の操業状況等の状況については以下のリンクをご参照ください。
 (更新した際にリンク切れとなるため直リンクしません



上記を含め、様々な機関のデータをまとめているのが、コンタンさんの「コンタンのブログ」
(有名な定番のブログですので、ご存じの方も多いとかと。)

記事には多くの魚種のグラフと解説があります。
以下に、インデックス的に引用しておきます。

緑色は、2012/11/9 (その6a)回遊魚や浮魚の汚染は終息しつつある。9/30公表分まで
赤色は、2012/11/9 (その6b)底魚の汚染はなかなか低下しない。9/30公表分まで
浮魚シラスすでに終息か、
低い値まで低下
回遊魚
(小型~中型)
アジサバ
回遊魚
(大型)
マグロ・カツオ・カジキブリ・カンパチ・ヒラマサ
回遊魚
(大型)
スズキ依然として
横ばい状態だが
茨城沖では
低下も
回遊魚
(深場)
マダラスケトウダラ
底魚ヒラメ
(大型カレイ)マコガレイイシガレイババガレイ
(小型カレイ)ヤナギムシガレイ
アカシタビラメ・クロウシノシタコモンカスベ
アナゴサブロウ
メバル・カサゴ・ソイホウボウ・カナガシラコチ
アイナメエゾアイナメケムシカジカ
ニベシログチ
クロダイマダイ・チダイマトウダイ・カガミダイ
フグカワハギ・ウマヅラハギ
底魚(深場)アンコウメヒカリキンメダイ・キンキ・アカムツ
棘皮動物福島沖のウニ場所により
貝類(岩礁)アワビ、カキ・イガイ、サザエ・ツブ貝すでに終息か、
低い値まで低下
貝類(砂地)アサリ・ハマグリ、ホッキガイ、その他二枚貝
頭足類イカ、タコ
甲殻類エビ・カニ・アミ
海藻コンブ・アラメ、ワカメ、ノリ、その他の海藻
淡水魚
(暫定)
ワカサギなどなかなか
低下しないと
予想


つぶやき

 水産庁ほかサンプリング魚(福島県及び近隣県の主要港)の汚染は、浮魚・回遊魚などはすでに低下している一方で、底魚など横ばい状態のもあります(魚種により異なる)。海水の汚染レベルがすでに低下している事から、サンプリング魚の汚染も低下していくと思われますが、時間が掛かりそうです。漁業関係者の苦悩は計り知れないものがあるかと。
 一方で、流通魚を消費している分には、気にする必要はないと思います。(陰膳調査では、摂取セシウムが極めて少ないことが発表されています。)

 従来に引き続き、ポイントは海底土の汚染とそれに関連するセシウムの挙動です。(初期の汚染水の放出を別にすれば)降下したセシウムが河川流域から海に流れて最終的に海底土に溜まるのは自然の摂理でしかたがない事であり、分配係数 Kd値などが重要なファクターである事が判っています。今後も長期でのモニタリングと研究に注目です。


 関連エントリーはカテゴリーにひとまとめにしています。記事下部or左欄のカテゴリーリンクから、どうぞ。

【個人的メモ】
(2013年9月 )水産庁 水産物の放射性物質調査について
(2013年7月 )水産総合研究センター 東京電力福島第一原子力発電所事故対応の調査研究における主要成果
(2013年6月 )水産総合研究センター 高濃度に放射性セシウムで汚染された魚類の汚染源・汚染経路の解明のための緊急調査研究



[ 2012/11/20(火) ] カテゴリ: 海産物への影響,被害に関 | CM(0)
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