ポストさんてん日記

放射線・エネルギー・環境・化学物質・食品などの情報をアーカイブとして整理すると同時に、徒然につぶやいています。 リンクはご自由に。

今夏季の東電の供給電力

[ 2011/05/06 (金) ]
発電の種類、ベストミックスとは に関連して、今夏季の発電の割合を調べたが、Web上には、見当たらない様である。

発電の割合ではないが、東電の供給電力に関連した情報をまとめておく。
1.発表されている供給電力
 ●3月25日発表 4650万KW
  震災停止からの火力の復旧、長期計画停止火力の運転再開、定期点検からの火力の復帰、ガスタービンなどの設置、
 ●4月15日発表 5200万KW
  ガスタービンなどの緊急新設、震災・定期点検からの火力の復旧増加、揚水発電の活用(400万kW)  、最大需要は、5500万KW
 ●4月18日発表 5500万KW~5700万KWに引き上げる方向
  揚水発電の稼働増加検討で。 最大需要をクリアー。

2.週刊ポストが伝える経緯(4月18日発売の週刊ポスト4月29日号)
http://www.news-postseven.com/archives/20110418_17850.html
【抜粋】
 本誌は1枚の極秘資料を入手した。
 資料には、『東京電力の設備出力及び地震による復旧・定期検査等からの立ち上がりの動向』と表題が記されている。
 東京電力のすべての原子力、火力発電所や水力発電の出力、被災状況、7月末までにどの発電所の何号機が復旧するかの見通しが一覧表にまとめられたものだ。
 資源エネルギー庁が官邸や政務三役、与党幹部などへの電力制限の説明資料として作成したもので、右肩に「厳秘」と入っている。
 電力需要がピークを迎える7月末には供給力は4650万kWにとどまると記されている。
 ところが、資料を詳細に分析すると、7月の供給力には盛り込まれていない“隠された電力”がある。「揚水発電」の出力が計算されていないのだ。
 東電は多くの大型揚水発電所を持ち、資料によると出力は全部で1050万kWに上る。東電は「揚水発電を発電量に織り込めるかどうかは精査中です」(広報部)というが、エネ庁がこの揚水発電を使わないことにしているのは不可解すぎる。
 そこで、東電の7月末の4650万kWに加え、揚水発電の1050万kWをフル稼働させると計算すると、7月末に使える東電の供給力は5700万kWになる。
 資源エネルギー庁電気・ガス事業部の電力基盤整備課の担当者は、資料の存在を認めたうえで、「このデータは開示しているものではない。どこで入手したのか」と逆質問してきた。
 ――揚水発電を供給すれば、ピーク時の需要もまかなえるのではないか。
 「使用を考えていないわけではない。が、揚水の出力1050万kWというのは最大値で、貯水池の水量の変化などによって、ピーク時に最大出力が使えるかは状況によって変わる。電力が足りない日が1日もあってはいけないと対応しているので、確実な電力だけしか供給力に計算していない」
 官僚答弁の典型だ。

3.その他ニュース・情報
 メーカーの工場にある自家発電装置から、余剰電力を電力会社に供給する『売電』のニュース・情報が結構ある。
 東京電力管内:森ビル六本木ヒルズ、住友金属工業、JFEスチール、昭和電工、北越紀州製紙、味の素、キリンビール、JR東日本、東京ガス、日本鉄鋼連盟など
 東北電力管内:三菱化学、


【→つぶやき】

→週刊ポストの4650万kW+1050万kW=5700万kWの理屈と、公式発表の5700万kWの中身(明細は未発表)とは、異なっているだろう。(この点では、ポストの記事はやや乱暴と言える)

→ただし、4月15日の発表の3日後の(ポスト発売に合わせた)4月18日の5700万KWへの方向発表は、明らかに不自然で、ポストの記事は、ある程度、信ぴょう性があると思う。

→(なぜ、その様に隠す様な事になったかを考えると)ネットで言われているような、ピーク時には原発が必要である事を言いたかったが為、との類推もうなずける。


【関連エントリー(新しい順)】
●やはり隠している?東電 今夏の需給見通し
●東電の発電設備のエネルギー種類毎の詳細
●今夏季の東電の供給電力  →本エントリーです
●発電の種類、ベストミックスとは(色々な話の前提)
[ 2011/05/06(金) ] カテゴリ: 今では古い陳腐化情報 | CM(0)
コメントの投稿










管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

このブログについて
管理人 icchou から簡単な説明です 更新,追記の通知はTwitter
カテゴリ
最新記事
ブログ内検索