ポストさんてん日記

放射線・エネルギー・環境・化学物質・食品などの情報をアーカイブとして整理すると同時に、徒然につぶやいています。 リンクはご自由に。

竹野内真理ツイートの真面目な分析

[ 2012/08/16 (木) ]
 表記の人が無責任なツイートを連発しているようです。多くのtogetterなどで論評もされていますが、少し纏めときます。

竹野内真理氏とは、その主張のデタラメさとは、

 いつもお世話になっているネコさんが詳説しておられます。
★「福島 信夫山ネコの憂うつ」2012/8/15 この夏 竹野内真理氏の「エートス攻撃」祭りが暑苦しいにゃ

この人は放射線について理解していないのでは、例えば、


 ツイッターでは、流石に“それはおかしいよ”と発信している人もいらっしゃるようですが、それに対して、氏は“出典は原子力資料情報室なので電話して聞け”と言っているようです。

 印象操作であることがミエミエなので、多分、馬鹿馬鹿しくて誰もまともに反論していないと思います。
 ブログ主は物好きなので、クソ真面目な反論をしておきます

カリウム40の年間16g、これは、424万Bq/年1万1600Bq/日です。
セシウム137の年間320万分の10g、これは、1000万Bq/年2万7400Bq/日です。

 いいんですかねぇ、こんなに摂取して。しかも、セシウム137のほうが摂取限度が高い???

 換算は、以下のとおりです。(換算方法に興味のある方は田崎先生の本の153ページのB.3 とか、重量(質量)をベクレルBqに換算するサイト「高精度計算サイト」放射性物質のベクレル値を参照ください。)

【グラムからベクレルへ】
カリウム40の1g → 27万Bq(正確には265,000Bq)
セシウム137の1g → 3.2×1012Bq(3兆2000億Bq)

【ベクレルからグラムへ】
カリウム40の1Bq → 3.8×10-6g(0.000038g)
セシウム137の1Bq → 3.1×10-13g(0.0000000000031g)

 この違いは半減期の違い(13億年と30年)で当然のことであり、例えば100Bqであれば同等のリスクがあるだけの話です。(無視できるレベルですが)
要するに、“半減期はこれだけ違います”ということを別の方法で表現しているだけで、それ以上のものでも、それ以下のものでもないんですが、、、

Svでの煽りが利かなくなった。⇒ Bqでの煽りが利かなくなった。⇒ gで煽る。⇒ (予想ですが)分子数で煽る(アボガドロ数が日の目を見そう)。

 全部同じことを言っているんだけど、本質を理解せずイメージに怯えてると、こういうことに踊らされることになります。

 小出本と同じ典型的な印象操作の手法ですね。
 ★開米瑞浩さんの読解力図解力と教える技術の謎解きブログ 2012/5/27
 「原発のウソ」の印象操作論法1:都合が良い数字のみ使う
(本題から外れますが、ついでに、その2も)
 「原発のウソ」の印象操作論法2:DNAの切断は修復されます

 印象操作であれば作戦の一つなのでしょうが、この人は、放射線の基本について無知なのでは、と思ってしまいます。
 この人が翻訳者・共著者として係った肥田本がどの程度のものか?判ってしまいますね。(肥田さんも迷惑しているんじゃないかと)

 こんなもんに約400人の方がRTやお気に入りにしているのも驚きです。(悪い見本としての登録もあるのでしょうが)
https://twitter.com/mariscontact/status/233039793729191936

 本例以外にもネットでは様々な指摘があります。氏はツイッターのプロフィールに、“翻訳家/ジャーナリスト”との自己紹介を書いていますが、ジャーナリストという職業に対する冒涜とも言えますね。

最後に御意ですツイートを



関連エントリー

★自然放射線による被ばく、カリウム K40 とラドンRn222 [2012.04.07]
★【前篇】放射性セシウムと放射性カリウムの人体影響は同じレベル(内部被ばく) [2012.01.21]
★煽り系情報、デマに対する的確な反論例 [2011/12/05]
[ 2012/08/16(木) ] カテゴリ: ゼロリスク,デマ,風評,不信専門家 | CM(2)
Re: omizoさん
ラドンもそうですが、ポロニウムの新情報に驚きました。(気にする必要はないでしょうが)
最新情報を簡単に纏めました。
http://icchou20.blog94.fc2.com/blog-entry-254.html

>例の中西さん達の、チェルノ行きでの仕事はさすがです・・・
中西準子さんのチェルノブイリ報告は、8月28日にも更新されていて、読み応えがありますね。
続編も続くようですので、楽しみです。
http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/zak601_605.html#zakkan605
[ 2012/08/30 15:04 ] [ 編集 ]
うふう。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/housha/gijiroku/08052912.htm

約100mSv(ミリシーベルト)以下になるとリスクの増加は背景に隠れて検証し得ないと説明があったが、短絡的に理解すると100mSv(ミリシーベルト)以下では不明とも理解できる。一方、ラドンについては現時点で100Bq/m3(ベクレル毎立方メートル)となっている。確実らしいのは200Bq/m3(ベクレル毎立方メートル)以下近辺では少しリスクの可能性があるということである。200Bq/m3(ベクレル毎立方メートル)を線量にすると約5mSv(ミリシーベルト)に相当し、これはラドンのバックグラウンドになる。その辺の数字に不整合があるかという感じを受けるが、総会ではどのような議論があったか。

【丹羽委員】

 これは広島・長崎のデータに基づく非常に少量の中性子が混ざったガンマ線という照射野における結果を議論している。通常の放射線、ラドンの問題は、この100mSv(ミリシーベルト)の中にはない。

Rn-222の半減期は3.8日 ラジウム・Ra-226が存在する限り、ラドンは供給され続ける。吸入実効線量係数6.5×10^-6 10,000bqを吸入時の実効線量は0.065msv 代謝しても細胞損傷蓄積がおこるなら、ラドンの方がはるかに、内部被曝は危険だと思いますがね。 Ra-226の半減期は 1,600年ですからね。

ところで、
例の中西さん達の、チェルノ行きでの仕事はさすがです。 向こう側の内部被曝を注意せよの忠告に。 それなら問題ない。と言わしめたこと。 今まで、多くが行っていながら、誰も説明できてないのかね。 行く人間が、日本はここと同程度もしくは以上に危険と、説明していたかもしれませんが。 じゃまとも科学者は行っていないて事ですが。
[ 2012/08/16 19:52 ] [ 編集 ]
コメントの投稿










管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

このブログについて
管理人 icchou から簡単な説明です 更新,追記の通知はTwitter
カテゴリ
最新記事
ブログ内検索