ポストさんてん日記

放射線・エネルギー・環境・化学物質・食品などの情報をアーカイブとして整理すると同時に、徒然につぶやいています。 リンクはご自由に。

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除染特別地域、除染実施区域、汚染状況重点調査地域、様々な問題も

[ 2012/07/09 (月) ]
 いまさらの情報ですが、タイトルに関連する情報をまとめてアーカイブしておきます。
 基本は放射性物質汚染対処特別措置法(2011年11月11日制定)に基づくものです。
 実行していく中で、問題も色々でているようです。

区域・地域の定義、地図
出典:環境省HP

除染特別地域(国が除染を実施する地域)

(積算線量の目安:年間20mSv以上)
 国が除染の計画を策定し除染事業を進める地域として指定されている地域です。
 基本的には、事故後1年間の積算線量が20mSvを超えるおそれがあるとされた「計画的避難区域」と、福島第一原子力発電所から半径20km圏内の「警戒区域」を指します。これらの地域では住民の方が避難されているなどの事情があるため、国が直接除染を進めます。

 11市町村
除染特別区域

汚染状況重点調査地域、
除染実施区域(市町村が中心となって除染を実施する地域)

(追加被ばく線量の目安:年間1~20mSv)
 市町村が中心となって除染を実施するのは、追加被ばく線量が年間1~20mSvの地域です。
 具体的には、まず追加被ばく線量が年間1mSv以上(地域の平均的な放射線量が0.23μSv/h*以上)の地域を含む市町村を、汚染状況について重点的な調査測定が必要な「汚染状況重点調査地域」として市町村単位で指定します。
 指定を受けた市町村は、必要に応じて重点的な調査測定を実施して実際に除染を行っていく区域(除染実施区域)を定めた上で、当該区域についての除染の計画(除染実施計画)策定し、この計画に則って除染を進めることとなります。

*追加被ばく線量=(空間の線量率-自然由来の放射線量率)×滞留時間
追加被ばく線量
【関連情報】
●Togetter 積算線量と空間線量率の関係把握に関する議論 (by @birdtakaさん)

 8県102市町村
→→原典のページで詳細を見たい地域をクリックすると市町村単位の詳細が見れます。↑↑

汚染状況重点調査区域

関連情報

 指定条件にあたる区域があるのに、「市町村全域で線量が高いと誤解されかねない」などとして指定を受けていない市町村があるという。
 一方、局所的に周囲より線量が高い「ホットスポット」だけの除染は対象外だ。千葉県銚子市のように、指定を受けられないか相談した市町村でも、線量が高い一定の広さの区域が対象になるとして指定を見送ったケースもあった。

出典:http://www.asahi.com/national/update/1219/TKY201112190517.html

工程の遅れ

●除染工程表に遅れ 「特別地域」の条件整備進まず 2012/5/20 福島民友ニュース

 特別地域のある11市町村のうち、除染で生じる土壌などを一時保管する仮置き場が確保できたのは4市村にとどまっている。1月発表の除染工程表で、3月末までを策定の目標とした除染実施計画も、公表できたのは4市町村のみで、避難区域見直しとも関係するため市町村との調整に時間を要しており、工程表に早くも遅れが生じている状況だ。
 環境省は工程表で、年間被ばく線量が50ミリシーベルト以下の地域について、仮置き場の確保や計画策定などの条件が整った地域から、住宅や企業、公共施設、道路、農地などの除染を始め、2014(平成26)年3月末に完了する方針。しかし、本格的除染の開始時期の見通しがついたのは田村市のみ。同市についても除染開始には、個人の住宅や土地について膨大な同意書の取得作業も必要になる。除染完了時期が遅れれば、住民の帰還時期に影響する恐れがある。



副作用の懸念や効果の疑問

【追記】


●「WEDGE Infinity(ウェッジ)」2012/5/23 除染 「年間1mSv」の呪縛 ゼロリスクの罠
(ごく一部のみ引用)

 安心のためには決して無駄金ではないのだろうが、

 環境省内部にも予算の膨張に懸念を示す声は多く、県外については線引きを行ったのだろうが、スタンドプレーに走る政治家も、それを制御できずに迷走し結局ダブルスタンダードに陥る官僚もあまりにお粗末ではないか。

 高圧洗浄など効果の低い手法はやめ、比較的線量の低い地域では、福島県内外問わず、ホットスポットの除去など限定的な除染にとどめるよう、環境省は補助金要領や除染ガイドラインを改訂すべきだ。

 大事なことは、ICRPが指摘しているように、暫定的な目標となる線量の数値は、安全と危険の境界を表すものではないということだ。

 高いところから効率よく除染を進めていくのが当然であり、平等の観点で低いところまで一律に徹底的に除染を行うのはナンセンスといえよう。

 平常時の数字である年間1mSvという数字を金科玉条にして、それを超すと危険だと言い募るのは、福島など放射性物質に苦しむ人々を不安に陥れ、亀裂を生み出すだけだ。

 
●「福島から見えるもの」2012/7/8 こんな除染に意味なんてあるのか?
(一部のみ引用)

 前回町内会の清掃で道路を高圧洗浄機かけた時は約0.7μsv/hあった線量。終ってから測っても0・6μsv/h以上あった。ほとんど効果がない。原発事故から1年以上が過ぎているから。水で流れるような汚染はとっくに雨で流れている。除染計画を立てた町内会役員に知識がないとしか思えない。

 補助金が出て高圧洗浄機を買ったからやらざるを得なくてやってるって感じ。60万だか70万だかしたらしいし。すんごい税金の無駄って気がする。

 朝8時半から午後4時まで。弁当付。70代の父親1人に任せるわけにはいかないから。朝は弟。10時から午後1時まで私。その後終わりまで父がやることにした。家はそれでも大人3人出れるからいいけど。老人1人で一日はきつい。



つぶやき

 法令の制定以前から、色々な意見がありましたが、科学より感情や“空気的なも”のファクターが多い政策だと思います。
 やはり、小佐古敏荘内閣参与の涙の辞任会見と児玉龍彦東大教授の国会演説の亡霊が大きく影響している気がします。
 すぐ上の記事には考えさせられます。科学的知識を多く持っている住民とそうでない住民が反目し合うようなことも懸念されます。効果が限界に近い作業は無駄ですが、理想的にはエートスのような活動のなかで、住民が自ら判断していくのが良いのでしょうが。


関連エントリー

●避難指示解除準備区域、居住制限区域、帰還困難区域に関する区分マップ(地図)など
[ 2012/07/09(月) ] カテゴリ: 基準値,規制値,測定値な | CM(0)
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