ポストさんてん日記

放射線・エネルギー・環境・化学物質・食品などの情報をアーカイブとして整理すると同時に、徒然につぶやいています。 リンクはご自由に。

(ドイツの動向)フクシマの波紋 原発政策で比重増す安全論議

[ 2011/04/28 (木) ]
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20110423-OYT1T00838.htm
タイトルは4月24日付・読売新聞社説の見出しである。

【抜粋→つぶやき】
 ドイツでは、メルケル首相率いる保守・中道連立政権が、事故後、早期に全廃する方針を打ち出した。中道左派政権時代の「脱原発」への回帰である。
 ドイツの方針転換は、先月27日の州議会選挙で示された反原発世論の高まりを受けたものだ。
 脱原発を決めたドイツでは、電気料金の高騰による産業競争力の低下や家計の負担増を懸念する声が早くも上がっている。
 代替エネルギーの開発や送電設備に多額の投資が必要と試算されているからだ。

→先般、フランスの考え方を投稿したが、その対極に向かうのがドイツだ。
別の記事によれば新政策について、6月上旬に閣議決定、中旬までに議会で関連法の改正を目指す、との事。注目しておこう。

【参考】
メルケル首相の急転換の背景などについては、下記の記事が詳しい。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20110420/219521/

日経ビズネスオンライン4/27「原子力選挙」で環境政党が圧勝 福島第1原発事故とドイツ人の過剰反応

【抜粋】

 「私は原子力発電に賛成していました。しかし日本での原発事故は、私の考え方を変えました」。メルケル氏はこう語り、福島の事故の影響で、原子力に批判的な立場を取るようになったことを明らかにした。この「転向宣言」は、彼女が自分のエネルギー政策の誤りを認めたことをも示すものだった。

 メルケル首相に何が起きたのだろうか。

 メルケル氏が率いるキリスト教民主同盟(CDU)は、3月27日にバーデン・ヴュルテンベルク(BW)州で行なわれた州議会選挙で、歴史的な大敗を喫した。

 メルケル首相は、理論物理学者から政界に転じたという異色の経歴を持つ。彼女は環境大臣に就任してからも、旧西ドイツの反原発運動に対して批判的な態度を取っていた。メルケル氏は物理学者としての知識に基づいて、原子力は安全に使用できるエネルギーだと考えていたのである。

 そのメルケル首相も、福島の事故には強い衝撃を受けた。この結果、メルケル氏は震災の4日後に、原子炉の稼動年数の延長措置を3カ月間にわたり凍結するよう命じた。1980年以前に運転を開始した7基の原子炉を停止させるとともに、国内の全ての原子炉の安全検査を命じた。

 この背景には、BW州での重要な選挙が12日後に迫る中、反原発派である緑の党と社会民主党(SPD)が福島の事故を利用して得票率を増やすのを防ぐという、CDU党首としての計算もあったのだろう。

 だが、有権者を引き止めることはできなかった。BW州の有権者は、CDUが半年前に原子炉の稼動年数を延長したことを許さず、雪崩を打って緑の党に投票した。彼らはメルケル政権の原子力政策にはっきりと「ノー」の判断を示したのである。

【関連記事(新しい順)】

ドイツ 脱原発 決定、初の原発モラトリアム、様々な意見
スイス政府 段階的な脱原発を決定
(スイス学者)福島第一原発 危機管理を怠った原子力安全・保安院
(ドイツの動向)フクシマの波紋 原発政策で比重増す安全論議 →この記事です
(フランスの動向)「猛獣」常に監視必要
[ 2011/04/28(木) ] カテゴリ: 原発に直接に関する事 | CM(0)
コメントの投稿










管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

このブログについて
管理人 icchou から簡単な説明です 更新,追記の通知はTwitter
カテゴリ
最新記事
ブログ内検索