ポストさんてん日記

放射線・エネルギー・環境・化学物質・食品などの情報をアーカイブとして整理すると同時に、徒然につぶやいています。 リンクはご自由に。

スポンサーサイト

[ --/--/-- (--) ]
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/--(--) ] カテゴリ: スポンサー広告 | CM(-)

放射線線量計あれこれ(測定器種類・検出下限値・測定(計測)時間など)

[ 2012/01/01 (日) ]
最新追記があります。2012/11/21


 色々なサイトからの情報です。(気が付いた時にメモしたのが、溜まったので)
 ガイガーカウンターNaI(Tl)シンチレーションスペクトロメータNaI(Tl)シンチレーションサーベイメータの検出下限値・測定時間、ゲルマニウム半導体検出器の検出下限値・測定時間、などの概略情報ですが、食品の放射能測定などについて結構なまとまり情報になりました。

1.ガイガーカウンターでの放射線量の正しい計り方 良くある誤った使い方への注意。

●早野龍五 東大教授のツイートをまとめたもの
β線の窓(ガイガーカウンターでの放射線量の正しい計り方)Togetter

2.線量計の種類

●安田和男氏 放射性物質検査法の現状
測定機器の種類による特徴

●日経新聞 5/8 放射線量などを測定する機器(表以外にも様々な情報の記載あり)
線量計、日経

【最新追記】
●「化学」2011年(66巻)12月号 放射線の基礎知識(5) 世田谷事件の真相とは? 川瀬雅也
放射線の測定原理などが記載されている。①気体の電離を利用する計測法、②個体の電離を利用する計測法、③励起現象を利用する計測法

●兵庫県立大学・環境分析研究室放射線分析計(表以外にも様々な情報の記載あり)
線量計・兵庫県立大学jpg

●緊急被ばく医療研修 3. 測定器の種類と取り扱いの方法(表以外にも様々な情報の記載あり)
線量計・緊急被ばく医療研修

●環境技研ゲルマニウム半導体検出器とNaI(Tl)シンチレーションスペクトロメータの比較
 NaI(Tl)シンチレーションスペクトロメータとNaI(Tl)シンチレーションサーベイメータは異なる種類の測定器。
線量計・環境技研02

3.NaIシンチレーションスペクトロメータの体験記(検出下限値と測定時間)

「Business Media 誠」10/20 市販のサラダは何ベクレル? 秋葉原で放射能測定を体験した

 ウクライナのアトムコンプレックスプルィラド社製のNaIシンチレーションスペクトロメータ「SEG-001 “AKP-S”-40」の体験記である。経験できない貴重な情報である。部分的に引用させて頂いた。

●いざ測定……の前に、まずは包丁でもやしを細かく刻む。SEG-001では500ミリリットルまで測定できるのだが、試料をたくさん詰めた方が、検査精度が高くなる。そのため、測定容器内に食品を入れる時、隙間が少なくできる大きさに加工することが大切なのだ。
測定時間を長くするほど検出下限値は低くなり、また測定前に環境中の放射線量(バックグラウンド計数値)も測っているのだが、その時間も長くするほど検出下限値が低くなる(今回、バックグラウンド計数値の測定時間は3600秒)。
線量計・Business Media 誠

●時間をかけて測定しているのに検出下限値が高いのは、サラダの方が試料の重量が軽かったからである



4.NaIシンチレーションスペクトロメータ、メーカ別の検出下限値と計測時間

●「第十一回災害廃棄物安全評価検討会」資料(資料6)事故由来放射性物質の測定に用いる測定機器の取り扱いについて
線量計・廃棄物

5.ゲルマニウム半導体検出器の計測時間と検出下限値

●「勝川俊雄 公式サイト」9/4 ゲルマニウム検出器による放射能の測定

 定量限界が50Bq/kgでよければ、10分の測定で可能なんだけど、一桁で数字を出そうと思うと、数時間もの検査が必要になる。

線量計・放射能測定マニュアル表1出典:緊急時における食品の放射能測定マニュアル12ページ表1

 混在する放射性核種が少ない場合には、I-131、Cs-137 ともに1 時間の測定で概ね1Bq/kg 又は1Bq/L 以下の低い放射能レベルの定量が可能である

線量計・放射能測定マニュアル表2緊急時における食品の放射能測定マニュアル12ページ表2


【一部転記】

●容易ではない検査体制の構築

 では、なぜ十分な性能をもった検査機器を用意しないのだろうか?
 現在、最も高性能な放射性物質の検査機器はゲルマニウム半導体検出器(Ge)と呼ばれるもので、およそ1,500万円もする高価な機械だ。加えて、重量があり(約1.5t)、液体窒素で冷却する必要もある。精密な分析は可能だが、価格や設置・運用の困難さが障害となる。それに対して、簡易検査に用いられるのがNaIシンチレーションスペクトロメーターだ。こちらは価格も数百万と幾分入手しやすい。しかし、精度はGeに比べると劣り、カリウムなど天然に存在する放射性物質の影響を受けやすい。そのため、放射性セシウムを検出したと誤って判断してしまうケースもあるようだ。
 また、検査機器は事業者だけでなく、自治体や市民団体も入手を急いでいる。人気のある機種は引く手あまたであり入手困難な状況が続いていた。そこで、納入に時間がかかっても高性能の機種を選定するか、ある程度性能に妥協しても早期に入手するのかといった判断が迫られた。入手したとしても、正確に測定するためには前処理(食材を細かく切断し、指定の容器に隙間なく詰める)や一定の測定時間も必要とする。さらに、測定結果の判断には専門性知識のある人員の確保も必要となる。
 こうした様々な要因によって、事業者がそもそも測定を行うのか、検査機器を入手するならばどれを選ぶかといった判断が分かれる。 

●全品検査の実態

 正確な測定には上記のような装置が必要となるが、なかには全品を検査していることをアピールする事業者もある。その多くはサーベイメーターという機械で食材の表面を測定している。手軽で便利そうだが、表面が高濃度に汚染されていないと検出することは難しい。多くの食材から放射性物質がほとんど検出されてない現状ではあまり効果はないと思われる。そのため、ネット上ではこの機械によるスクリーニング検査に対して「形ばかりだ」という批判も行われた。しかし、比較的安価で手軽なために、とりあえず導入しようという事業者は未だに多いようだ。



コープふくしまでは1検体あたり約14時間かけて測定している

●コープふくしまでは組合員さんの協力を得て、陰膳方式により実際の食事に含まれる放射性物質測定を進めています(2012年1月14日更新)
 *更新されるとリンクが外れるようです。その場合はサイドバーの「重要なおしらせ」から見て下さい。

下記のサイトの情報量はすごいです。

みかげさんの「みかログ」でまとめているページ
●放射線・放射線測定器のメモ

つぶやき

 種類の違い、測定時間と検出下限界などの概略が理解できます。
 一桁の測定値を出そうとすると、食品の全量検査など無理と判ります。2011年7月の児玉龍彦教授の国会演説で、間違ったイメージを持っている人も多いのでは?ブログ主も当初はそうでした。(色々な意味で児玉演説の副作用には大きいものがある、と思います。)
 いずれにしろ、今後、長くお世話になる機械です。


関連エントリー

●イオンさん、グリーンピースに褒められて嬉しいですか?IEONの大失策
●【改定】核分裂、放射線、ベクレル(Bq)とシーベルト(Sv)、人体への影響
[ 2012/01/01(日) ] カテゴリ: 基準値,規制値,測定値な | CM(0)
コメントの投稿










管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

このブログについて
管理人 icchou から簡単な説明です 更新,追記の通知はTwitter
カテゴリ
最新記事
ブログ内検索


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。