ポストさんてん日記

放射線・エネルギー・環境・化学物質・食品などの情報をアーカイブとして整理すると同時に、徒然につぶやいています。 リンクはご自由に。

【日本版コラム】問われる日本のエネルギー将来像(1)

[ 2011/04/21 (木) ]
http://jp.wsj.com/Business-Companies/node_222891

ウォール・ストリート・ジャーナル日本版、2011/4/15の野尻哲也さんのコラムである。
発電に関する内容で、概括的だが我々素人としての理解はこんなレベルで良いと思う。
共感する内容である。

【抜粋→つぶやき
1.今後の方向性
 既存の原子炉の安全性を極力高めつつも、それらへ依存するのではなく、段階的に原子炉を減らせるよう代替手段の開発と省エネに時間をかけて注力する。

→概論として賛成。
→既存原発の安全性を高める為の前提は、危険性の明確化であり、それを早く進めてほしい。
→代替手段の開発より省エネの方が早いと思う。ただし、日本の国力を落とさない範囲の省エネで、どこまで電力需要を下げられるか?一時的には国力を落として良いのか?やはりそれはマズイと思う。


2.原子力を代替し得る発電は火力発電だが
 日本は火力発電に関して先端的な技術を有しており、発電効率の向上や有害ガスの除去などの更なる高度化を期待。
 シェールガスやオイルサンドなど新世代の化石燃料の採掘も進んでいる。
 やはり中長期的にこれらに依存するのはリスクが大きい。

→おおむね賛成。ここに記載がないが、個人的には、新世代の化石燃料のメタンハイドレートの活用ができると良いと思う。

3.太陽光発電
 電力供給において大きな役割を果たすことが可能だ

→(素人が判断できる十分な材料にとぼしいが)難しい問題もありそう。一方、下記の6項のとおり、こうゆう後ろ向きの精神性は捨て去るべきかも。

4.風力発電
 近年の日本の風力発電は停滞気味だ。
 以前は技術的に未熟で環境アセスメントも無かったことから、故障や騒音などの問題が多発してしまった。
 故障した風車の姿は実に痛々しいこともあって、そのトラウマからなかなか抜け出せないでいる。
 しかし近年では設備の高度化はもとより、公害や生態系への影響に配慮した設置ガイドラインが整備され、問題は解決され続けている。
 また、より安定した風を得られ、設置場所の制約も少ない洋上風力発電も。

→問題を解決しながら促進してほしい。

5.このコラムに記載されていないもの
→個別企業による自家発電(天然ガス燃料のコ・ジェネレーションやエンジンなど)に注目したい。
→それらを増やす為に、促進のインセンティブの整備が必要かも?。それには、電力会社の既得権をはぎ取る必要があるのかも?。


6.日本の資源は「人」にあり
 自然エネルギーは、現時点では普及への課題も多い。しかし難問に屈することなく、知恵をもって制する姿勢こそが日本の未来を創ることになる。
 少数の電源に依存するのではなく、様々な自然エネルギーと既存電力が互いに補完し合うベストミックスを構築することが重要だ。
 自然エネルギーには課題が存在するが、だからと言って思考停止してはいけない。
 実際、日本の電力を自然エネルギーに託すことついて、「そんなことできない」と冷笑する人も少なくない。
 このような後ろ向きの精神性がなお存在するのは非常に残念だ。
 そもそも私たち日本人は困難に挑戦してきたからこそ、小国ながら大きな繁栄を築き上げてきたのではないだろうか。
 多くの方が口にするように、私もまた「日本の資源は人にある」と考える。

→この考え方に大賛成だ!このコラムで最も共感する部分だ。
→ポスト3.11の重要な概念の一つだ。


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[ 2011/04/21(木) ] カテゴリ: エネルギー政策,発送電分離 | CM(0)
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