ポストさんてん日記

放射線・エネルギー・環境・化学物質・食品などの情報をアーカイブとして整理すると同時に、徒然につぶやいています。 リンクはご自由に。

なぜリスクコミュニケーションは失敗したのか、日本の一年間、スウェーデンの例

[ 2012/03/27 (火) ]
 追記があります。2013/10/17


 日本の一年間のリスクコミュニケーションの失敗を簡潔に記載した資料と
 書籍「スウェーデンは放射能汚染からどう社会を守っているのか」を紹介したブログ
 をアーカイブします。

なぜリスクコミュニケーションは失敗したのか(日本の一年間)

 2012/2/29に横国大で行われたシンポジウム「横浜国立大学リスク研究グループによる福島放射能対策提言」の資料から、
斗ケ沢秀俊さん(毎日新聞)による講演のレジメですが、ブログ主は聴取した訳ではなく、松田裕之教授の関連を検索している時に見つけた情報です。
[ 2012/03/27(火) ] カテゴリ: 放射線のリスクに関する | CM(13)

ICRPをベースにしたリスクコミュニケーションがうまく進まないのは何故か?

[ 2012/03/22 (木) ]
『田崎先生の“ICRPとの付き合い方”』を追記しました。2012/9/9放射能放射線


 安井至教授の論説を読んで、その内容を表記のように理解しました。LNT仮説はリスクコミュニケーションの面では問題があった、との主張で、今までで一番腑に落ちる論説でした。さらに、以下の関連情報もアーカイブしました。
  田崎先生の“ICRPとの付き合い方”
  冊子『ICRP111から考えた事
  「アカチバラチの日記」2012/3/22 『分かっている事』を無視する『分かっていない声』

安井至教授のHP「市民のための環境学ガイド」から、
2011/10/9掲載のICRPはなぜ信頼できるのか

(一部のみ引用)

(前略)
 この2年間程度は、ICRP(国際放射線防護委員会)の言う非常事態だ、という認識を持つことは不可能なのでしょうか。例えば、2年間であれば、1mSv/年と5mSv/年が本当に違うのでしょうか。むしろ、このコミュニケーションが必要だと思いました。
(中略)
 元長崎大学の山下俊一氏が福島県の放射線アドバイザーであったときに、「福島県は安全だ」と述べたとして、福島大学の教員有志からを始めとして、県に対し山下氏の解任要求が多数なされました。山下氏は、チェルノブイリでの状況をつぶさに観察してきた経験から、「本当の問題は、別のところにある。それは、精神的うつ状態になることだ。チェルノブイリではそれが現在でも続いている」、という主張をしたのではないかと思います。

ということで、Q&Aに行きます。

質問:ICRPを信用することは難しいです。なぜならば、学者の意見が一致しておらず、ICRPの基準は甘すぎるという人がいるからです。どうして、ICRPを信じることができるのですか。

回答:私自身、ICRPの主張の根幹をなすLNT仮説(後述)は、放射線のリスクを正確に伝達する際には障害になると考えております。

 LNT仮説は、リスクを過小に評価しないための仮説で、言い換えれば、リスクを意図的に過大に評価するための仮説です。
「放射線の防護、すなわち、平常時における管理のためには、放射線リスクの過小評価をしてはいけない」というICRPの立場は十分理解しているつもりですが、「ICRPの勧告では、平常時に関する勧告を現時点の福島県のような状態でも守るべきだと考え、不安を抱く人が多くなりすぎる」、と考えていたからです。

 無用に不安をいだけば、その人も、その周辺の人も不幸になります。リスク評価は、そもそも人々が幸福になるために行うことです。リスクコミュニケーションは、その目的のために行うことです。

 ICRPの平常時に関する勧告は、基本的に過大評価であり過ぎるために、これを元にリスクコミュニケーションを行うと、どうしても、人々を不幸にしてしまうように思えるのです。

 一方、ICRPの非常事態に対する勧告リスク評価そのもの伝達しようとしているように思えます。しかし、受け入れる人が少ないという問題があります。

 いずれにしても、なぜICRPの非常事態の勧告を信じるのか。この質問にお答えするには、かなり長い説明が必要になります。以下、いくつかの項目に分けて、説明をしたいと思います。

[ 2012/03/22(木) ] カテゴリ: 放射線のリスクに関する | CM(2)

チェルノブイリ25年、放射線より社会的・経済的影響の方が大きな被害

[ 2012/03/18 (日) ]
 少々鮮度の落ちる情報ですが、『非常時に平時の目安に固執すると逆に健康被害を含め様々な障害が出る』ことの実例として重要な情報なので、アーカイブします。
 
 関連情報として、
 現在のベラルーシの農業復興の様子(3項)
 松田裕之教授の論説 2012/3/4(4項)
もアーカイブしました。 

【資料A】「アゴラ」2012/1/25【GEPR】チェルノブイリ、ロシア政府最新報告書(2011年)の紹介—社会混乱への警戒が必要

【資料B】「Newsweek」2012/1/5 チェルノブイリ原発事故で最大の被害をもたらしたのは放射能ではない 池田信夫

1.【資料A】【資料B】から部分的に引用(一部追記)
[ 2012/03/18(日) ] カテゴリ: チェルノブイリとの比較 | CM(2)

日本人のリスク観についての“なるほど”

[ 2012/03/14 (水) ]
 リスクコミュニケーションなどについて、少しづつ勉強していこうと思っています。
 まずは、日本人のリスク観について“なるほど”情報をピックアップしてみました。
 以下の引用元は、全て、放射能放射線
 ●リスク・コミュニケーションを対話と共考の場づくりに活かす
 に掲載の記事からです。お礼申し上げます。
 (太字加工はブログ主による。)

1.マスコミの問題
[ 2012/03/14(水) ] カテゴリ: リスク認知など一般的な | CM(0)

リスクコミュニケーション、ゼロリスク、認知的不協和理論、規制科学、放射線リスクガバナンスの失敗

[ 2012/03/08 (木) ]
 キーワードとして下記を含む最近の論説ををいくつか、アーカイブします。
リスクコミュニケーション、ゼロリスク、反原発派の無責任な発言、認知的不協和理論、規制科学、放射線リスクガバナンスの失敗、など。

1.放射能デマ拡散の背景「認知的不協和理論」の心理あると識者
2.ゼロリスクを目指す危険性
3.社会と科学のギャップを埋めるための放射性物質リスクガバナンスの提案
4.市民が「科学」に口を出せるか 福島原発事故から考える「科学技術コミュニケーション」
[ 2012/03/08(木) ] カテゴリ: リスク認知など一般的な | CM(6)

(リンク)リスクコミュニケーション、ゼロリスク、認知的不協和理論、規制科学、放射線リスクガバナンスの失敗

[ 2012/03/08 (木) ]
他のカテゴリーに掲載していますので、記事へのリンクのみを記載。
[ 2012/03/08(木) ] カテゴリ: 放射線のリスクに関する | CM(0)

(メモ書き)24年産 稲の作付に関する方針の概要

[ 2012/03/04 (日) ]
24年産 稲の作付に関する方針の概要

23年産 稲の
作付
検出された
地域毎の
放射性セシウム
24年産 稲の作付
あった地域500 Bq/kg
を 超過
旧市町村単位で作付制限、来年以降の作付再開に
向けた地域の一体的な取組に対する支援
100 Bq/kg超
から
500 Bq/kg以下
上記と同様の取扱を基本だが、
新基準値を超過する米が流通しないことを担保
できる場合は、例外的に作付の道を開く
100 Bq/kg以下作付制限なし。
収穫後の放射性物質調査により米の安全性を確保
なかった地域警戒区域
計画的避難区域
作付制限
旧緊急時避難
準備区域
新基準値を超過する米が流通しないことを担保
できる場合は、作付の道を開く
[ 2012/03/04(日) ] カテゴリ: 今では古い陳腐化情報 | CM(0)

週刊文春 郡山4歳児と7歳児に「甲状腺がん」の疑い のデマ記事のまとめ

[ 2012/03/01 (木) ]
 表記に関する情報をまとめてアーカイブします。
 時系列に沿って、
1.週刊文春に「言ってないこと書かれている」 「甲状腺がん疑い」記事に医師が反論
2.[togetter]おしどりマコ・週刊文春編集部緊急記者会
3.[togetter]PKAnzug さんの、文春記事関連、甲状腺癌・検査事情説明(含む、経過観察)

の順になりますが、アーカイブとして価値があるのは3項であり、本エントリーの真の目的は、このPKAnzug先生による解説のアーカイブです。
[ 2012/03/01(木) ] カテゴリ: 甲状腺がんなどに関する | CM(4)
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