ポストさんてん日記

放射線・エネルギー・環境・化学物質・食品などの情報をアーカイブとして整理すると同時に、徒然につぶやいています。 リンクはご自由に。

日本のFITは失敗か?太陽光FITの費用対効果は?

[ 2017/09/04 (月) ]
2016年度エネルギー需給実績(速報)によりデータ更新。2017/11/24
(上記までの追記・更新記録は割愛)
初回公開日:2017/08/21


FIT(再生エネルギー特別措置法)に関して、主に、太陽光発電に関するデータなどを久しぶりにまとめておきます。(ブログ主はアンチ太陽光FITなので主観的なところはバイアスが掛かってます。)

目次

1.まずは、2017/4/1からの制度改定時のエネ庁資料です
2.事業用太陽光の買取価格の推移
3.利用者負担として重要なデータは累積賦課金の額
4.今後、どうなるのか?
5.実態として、今なお高額な太陽光買取価格
6.費用対効果は?再エネ普及促進の評価は? 【更新】
7.ドイツのFITについて
8.太陽光過積載問題
9.制度導入時のお話

1.まずは、2017/4/1からの制度改定時のエネ庁資料です。
改正FIT法による制度改正について(PDF)

平成29年3⽉ 資源エネルギー庁

この制度が再エネ普及促進と利用者負担のバランスを欠いていた実態と見直し内容を説明しています。
その内容は2011年頃の“再生エネルギー特別措置法”の有効性や必要性の論議、あるいは、施行初期から指摘されていた事ばかりで、いまさら感の高いものです。

官僚の方々にとって、制度導入を決めたのは“政治”(後述)の責任であり、かつ運用の中では、ご自分達にとって最も重要な予算確保の必要がない制度なので、見直しの取組スピードや内容が鈍るのは止むを得ない事かと。
例えば、補助金制度や優遇税制などの場合は、対策のために予算を割く必要があり、それは「どこから持ってくるか」の議論や折衝を欠くことはできない訳ですが、この制度は、消費者が電気料金で負担するだけ(電気料金で100%支えるビジネス、総額も青天井)なので、官僚の腹は全く痛まない訳です。もしかすると、天下り先が増えるというメリットがあるのかも知れません。(自然エネルギー財団?とか太陽光発電協会?とか)
また、参入の主役は一部のIPP不動産屋投資家で、それらの丸儲けの実態、太陽光パネルの設置が環境破壊を招いている実態などがあるようですが、合法行為であれば、それは、かなり脇があまい・いい加減な法律を不用意に作って不真面目に運用した政治・行政の方にも問題があるかと。(道義的責任が欠ける業者は問われるべきですが。)
ちなみに改定後も、FIT導入量や発電種類を直接コントロールする仕組みはありません。

一般論として述べた宇佐美典也氏のコメントですが、FITにも当てはまります。→『日本の官僚機構というのは初めの枠組みさえよければそれをきちんと維持して発展していく能力に富むが、初めの設計がわるいと誤魔化し誤魔化しその枠組みを延命させることになる。』

(少々、過激な主観はこのくらいにして)
再エネ普及促進と利用者負担を説明している2ページ、買取価格の推移の21ページを引用して、データを基に分析していきます。
[ 2017/09/04(月) ] カテゴリ: 日本のFITに関する事 | CM(0)

FIT減免認定(再生可能エネルギー賦課金の減免)について

[ 2015/03/16 (月) ]
平成27年度減免措置の認定を受けた事業者に係る情報へのリンクを追記。2015/4/6
平成27年度(2015年度)の賦課単価を追記。 2015/3/20
(上記までの追記記録は割愛)
初回公開日: 2015/03/16


再エネ賦課金は、全ての電力使用者に一様に課せられるのではなく、電力を多く使う事業所には減免する制度があります。あまり知られていない(単にブログ主が知らなかっただけ?)ようですが、どんな内容なのか?概要をまとめます。
出典:なっとく!再生可能エネルギー 固定価格買取制度 減免認定(資源エネ庁HP)

FIT減免認定
[ 2015/03/16(月) ] カテゴリ: 日本のFITに関する事 | CM(0)

FIT関連の情報アーカイブ

[ 2014/12/31 (水) ]
最新追記。2015/1/14
(上記までの追記記録は割愛)
初回公開日:2014/03/03


自分用のアーカイブとして、リンクのみのエントリーです。

比較的最近の論説
[ 2014/12/31(水) ] カテゴリ: 日本のFITに関する事 | CM(0)

太陽光バブルの実態

[ 2014/07/27 (日) ]
これはヒドイ光景です。太陽光発電の目的と逆ですね。

[ 2014/07/27(日) ] カテゴリ: 日本のFITに関する事 | CM(0)

やはり、菅直人氏はFITを分かっていない?

[ 2014/07/23 (水) ]
たまたま、氏のドイツのFIT(再生エネルギー固定価格買取制度)に関するtweetを目にしましたが、酷い内容だったので、思わず反応してしまいました。再生可能エネルギー
[ 2014/07/23(水) ] カテゴリ: 日本のFITに関する事 | CM(0)

“再生エネ利用者負担38兆円”という記事への感想

[ 2014/07/01 (火) ]
今朝(7月1日)の読売朝刊に『再生エネ利用者負担38兆円電力中央研究所 が試算』という記事が載っていました。再生可能エネルギー
電力中央研究所が公式に何か発表したのか?と思って、ちょっと、検索してみましたが、そうではなく、
朝野賢司主任研究員による2014/6/21の「WEDGE Infinity」記事、再エネ6900万kWの負担は38兆円! 太陽光のFIT認定は一時的に停止を が出典または独自取材のようです。(もし、違っていたら訂正します。
[ 2014/07/01(火) ] カテゴリ: 日本のFITに関する事 | CM(0)

静かに終わる太陽電池バブル?

[ 2014/06/21 (土) ]
一部のみ引用
[ 2014/06/21(土) ] カテゴリ: 日本のFITに関する事 | CM(0)

太陽光発電FIT認定制度、やはり欠陥だらけの悪法

[ 2014/03/03 (月) ]
追記があります。2014/3/3
初回公開日:2014/2/17


久しぶりのFIT関連エントリーです。認定取消が672件の報道を目にしましたので、過去の経緯を含めてまとめておきます。

(はじめに)
再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT制度)の経緯の“おさらい”
主観が入っていて恐縮ですが。
[ 2014/03/03(月) ] カテゴリ: 日本のFITに関する事 | CM(0)

【その2】再生可能エネルギー買い取り制度に関する異論・反論いろいろ

[ 2012/12/24 (月) ]
33を追記しました。2013/1/26


【その1】からの続きとして、12月1日以降のものです。

最近の関連情報をお気に入り登録などしていましたが、それらをアーカイブしておきます。
 新しい順で、項目番号は【その1】から連番です。
[ 2012/12/24(月) ] カテゴリ: 日本のFITに関する事 | CM(0)

再生可能エネルギーに関する誤解?

[ 2012/12/06 (木) ]
適宜、追記してます。最新追記は2012/12/24


 政治家(?の人も多い)を含めて、再生可能エネルギーに過大な夢を持つ人が多いようです。選挙の公約や演説でも、△△年までに再生可能エネルギーを□□%増やして、原発を××%にする、といったものもありますが、そんなことが可能なんでしょうか?
 それらに間違いや嘘が多いことを再生可能エネルギーに関する基本的なことを少し纏めることで、明らかにしておきたいと思います。

設備能力と供給能力の違い
[ 2012/12/06(木) ] カテゴリ: 日本のFITに関する事 | CM(2)

【その1】再生可能エネルギー買い取り制度に関する異論・反論いろいろ

[ 2012/11/06 (火) ]
長くなりましたので、12月以降の情報を【その2】に移設して追記を続けてます。


つぶやき
いつもは最後に記載するのですが、本文が長くなったので、最初にもってきました。
★大失敗が目に見えている太陽光発電推進、大手メディアは報道しないから転記、一部加筆

 当ブログは、法律の制定時から“異議あり”の立場です。
 菅前総理*が退陣条件の一つとして法律の成立を上げ、エネルギー全体の政策がないままに制度の導入が決まり、さらに、買い取り価格に大きな問題を抱えたまま、制度がスタートした訳で、そもそも成立の経緯からおかしな法律だが、これだけ基本的な問題を指摘されている政策もめずらしいのではないか。
   *この名が出て来ると、書かずにはおられない (脱線)
    菅 :史上最悪の首相
    鳩山:史上最低の首相

 “脱原発のためなら少しぐらい電気料金が上がっても”という錯覚を誘導した詐欺に近い。太陽光と風力はその間欠性と変動性のため、ベース電源として100%に近い出力で一定運転している原発の代替えにならない
 さらに、現行の高すぎる太陽光買取価格42円/kWh普及促進と利用者負担のバランスを欠いており、このまま進めても、
    日本のエネルギー供給制約の解決に何ら寄与しない
    日本の産業の成長に何ら繋がらない
のは明らかである。
 民社党の悪しき実績として、原発事故対応を除けば、将来、ワースト3にランクされる失策になる可能性が高い。
 大手メディアがこれを報道をしないのは、ソフトバンク太陽光パネルメーカー施工会社巨大な広告スポンサーだからではないか。
 優遇政策が新たな利権を産んでおり、まさに、太陽光発電ムラである。


最近の関連情報をお気に入り登録などしていましたが、それらをアーカイブしておきます。
 新しい順です。
[ 2012/11/06(火) ] カテゴリ: 日本のFITに関する事 | CM(0)

大失敗が目に見えている太陽光発電推進、大手メディアは報道しない。

[ 2012/05/30 (水) ]
 再生可能エネルギー全量買取制度に関するネット世論は、反対論が多く批判の多い政策です。
 その中から今回は、尾崎弘之教授が的確に問題を指摘していますので、アーカイブします。
 
WSJは2週間で有料記事になってしまうので

(部分的に引用)
[ 2012/05/30(水) ] カテゴリ: 日本のFITに関する事 | CM(3)

問題が大きい再生可能エネの買い取り価格

[ 2012/04/27 (金) ]
 経産省の「調達価格等算定委員会」(委員長=植田和弘京都大学教授)が再生可能エネルギーの買い取り価格と期間を決定した。
 今後、国民からの意見聴取(パブリックコメント)などを経て経産相が最終決定し、7月に制度が始まる。
 その内容と問題をまとめておきます。
[ 2012/04/27(金) ] カテゴリ: 日本のFITに関する事 | CM(2)

再生可能エネルギーに頼れない理由

[ 2011/08/27 (土) ]
サイト「WEDGE Infinity(ウェッジ・インフィニティ)」の8/26のエントリー再生可能エネルギーに頼れない理由

 総合月刊誌の記事ですのでアーカイブさせて頂きます。今まで当ブログで書いてきた事と同じなので意を強くした次第です。

【概要】
[ 2011/08/27(土) ] カテゴリ: 日本のFITに関する事 | CM(0)

地熱発電とは(基本的なこと~現状)

[ 2011/08/17 (水) ]
 地熱発電シリーズの第2段です。今回は基礎的な情報から現在の計画までです。

1.地熱発電の方式
(1) ドライスチーム
 蒸気井から得られた蒸気が殆ど熱水を含まなければ、簡単な湿分除去を行うのみで蒸気タービンに送って発電することが可能である。高圧下の地下から噴出した概ね200゜C以上の水蒸気が,発電用タービン駆動に用いられている。 

(2) フラッシュサイクル
[ 2011/08/17(水) ] カテゴリ: 日本のFITに関する事 | CM(0)

地熱発電の問題点・デメリット(いきなりですが)

[ 2011/08/13 (土) ]
 発電一般や地熱発電について2つの正論があった。もっともだと思う。

①素人が発電方法を考える必要はない。必要なのは、国が金を出さないこと(税金を投入しないこと)。国がやるべきことは発電会社に公害発生をさせず、徹底的な安全対策をさせること。それが守られなかったときの罰則を厳格に与えること。いかに安全で、安く、環境負荷の小さな発電をするかは、発電会社が考えればいいこと。彼らは「本当のこと」を知っているのだから、安全・コスト・環境負荷のバランスにおいて、その時代・状況にいちばん合った発電方式が自然に定着する。
(出典:阿武隈(原発30km圏内生活)裏日記06/15のエントリー 諸悪の根源は税金である

②地熱発電は当然に短所もあります。地熱発電がメリットばかりであれば、もっと広い範囲で利用されているでしょう。

 上記の正論も頭に置きつつ、地熱発電について少し調べて見た。なかなか奥が深く面白そうである。今後、情報を集めて行きたい。(好奇心のおもむくままに、である

 (通常のまとめ方と異なり、)まずは、地熱発電の問題点・デメリット集めからスタートする(現時点ではプラスイメージを持っているのだが)。
 なかには、解決済みの事や、地熱発電の方式によっては問題とならない事もあるらしいが、とりあえず、固有のファクターは考えずに、羅列してみた。
[ 2011/08/13(土) ] カテゴリ: 日本のFITに関する事 | CM(2)

“再生エネルギー特別措置法”の目的・目標は?

[ 2011/07/31 (日) ]
 再生エネルギー特別措置法案の本格審議が始まった。ネットでは反対意見よりも賛成意見がはるかに多い様である。反対あるいは要修正意見を中心に情報を整理してみた。

1.再生エネルギー特別措置法案とは、
 家庭や企業が太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスで発電した電力を、電力会社が固定価格で一定期間、買い取る仕組みをつくる。買い取り費用は電気料金に転嫁する。
 買い取り価格や期間は政府が決定し、10年間が想定されている。
 ただ、電気料金への転嫁は、電気を大量に使う企業の経営を圧迫する。一律に値上げすることで、低所得者ほど負担増の割合が大きくなる逆進性が起こる。さらに、買い取り価格が高すぎれば、大規模設備を導入できる資金力のある事業者がもうかりすぎる問題も指摘され、課題が多い。
 政府は2012年度の導入を目指す。導入後3年ごとに制度を見直す。

2.期待する目的と的外れの目的
[ 2011/07/31(日) ] カテゴリ: 日本のFITに関する事 | CM(1)

(自分用メモ)風力発電の資料

[ 2011/07/04 (月) ]
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[ 2011/07/04(月) ] カテゴリ: 日本のFITに関する事 | CM(-)
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