ポストさんてんいちいち日記

3.11を契機に放射線・原発関連の情報をアーカイブとして整理すると同時に、徒然につぶやいています。 リンクはご自由に。                              QLOOKアクセス解析

「チェルノブイリの健康被害 25年の記録」の問題点とドイツの実態など

[ 2012/05/17 (木) ]
[togetter]●ドイツ放射線防護協会発行の「チェルノブイリの健康被害 25年の記録」(by leaf_parsleyさん)
を読んで、有効な情報が多く得るところが大きかったので、アーカイブします。
 togetterを材料にしてエントリーを書くのは、屋上屋を重ねる観がありますが、個人的な情報アーカイブとしてご容赦を。

[まとめ欄]から「チェルノブイリの健康被害 25年の記録」の問題点

福島の方々の不安の現状、カウンセリングという切り口から

[ 2012/05/09 (水) ]
追記しました。2012/5/14


アーカイブ、その1

 (NPO法人)遺伝カウンセリング・ジャパンがホームページ【一般の方へ】に下記の資料を掲載しています。
 Q&A形式の資料ですが、結構、内容が深いものもありますので、アーカイブさせて戴きます。

●放射線被曝の影響を正しく理解するために―遺伝カウンセリングの専門家が語る放射線被曝の知識―(2011/7/4改定版)

 この組織の目的や活動については、ホームページの【遺伝カウンセリングとは】をご覧ください。(ブログ主も初めて知った次第です)

アーカイブ、その2

 本エントリーの目的はもう一つあります。(こちらがメイン)
ホームページの【認定遺伝カウンセラーの方へ】に下記の資料があります。

低線量放射線のリスク管理とは

[ 2012/05/02 (水) ]
 “リスク管理とは”を勉強がてら纏めよう思っていましたが、どうも堅い論説が多い様です。放射能放射線
 入口の部分では、低線量放射線の人体影響をリスクとして捉えることから始まります。これは(ICRPのLNT仮説に従って)低線量放射線の人体影響には閾値がないことを前提とするからです。
(DNAに関する分子生物学の研究からは、閾値があるとの主張もあり、素人のブログ主も理解したことを書いて来ましたが、そのことはひとまず置いておきます。) 

 “閾値がない”この問題を「危険か安全か」の二元論にしてしまうと、短絡的な結論はゼロリスクとなりますが、自然放射線などと矛盾したり、逆に悪い影響(住民の不利益やマイナスの経済効果)が出てくることになります。
 また、「危険か安全か」の二元論にしてしまいがちなのは、放射線影響について判っていることに対する無理解や誤解の上で予防原則を表面的に解釈していることや、作用と副作用、メリットとデメリットと言う広い視野を欠いていることも大きいような気がします。
(ちなみに、“リスクは個人によって違う”面もあるので、食品の選択や自主避難のように、個人とその家庭内に責任と権限が及ぶ範囲で自由な選択をして、静かに行動している方々の判断は尊重すべきと思っています。)

 一般的な論説で次に来るのはリスクの比較とかリスク評価です。良く知られた図表も登場します。
 放射線だけを比較したものとして、
●放射線被ばく早見図(2012/4/5更新)(放射線医学総合研究所)
 発がんリスクのなかで比較したものとして、
●がんのリスクの大きさ(国立がん研究センター)
●さまざまなリスクを比較する「放射能のリスクを生活の中のリスクと比較する」関連図表(GEPR編集部)*
などがあります。
こちらは、活性酸素によるDNA損傷と修復の話を理解するとうなづける資料なのですが、“ゼロリスク派”からはトンデモ資料扱いされてしまうようです。
* この資料中の100mSvの被ばくの相対リスク比1.005は間違いで正解は1.05だと思いますが。(言葉としても“相対リスク”が正しいような)
 その他の判りやすい図として
●PKAnzug先生の放射線の被曝量と人体への影響
もあります。

 このような状況の中で、柔らかい論説を探してみましたが、安井教授が、ある放射線危険論者への反論のかたちで“リスク管理”を述べています。判りやすいと思いましたので勉強のために引用します。

問題が大きい再生可能エネの買い取り価格

[ 2012/04/27 (金) ]
 経産省の「調達価格等算定委員会」(委員長=植田和弘京都大学教授)が再生可能エネルギーの買い取り価格と期間を決定した。
 今後、国民からの意見聴取(パブリックコメント)などを経て経産相が最終決定し、7月に制度が始まる。
 その内容と問題をまとめておきます。

(メモ書き)ICRP111の考え方と現状の日本の基準の整理

[ 2012/04/22 (日) ]
 このエントリーは考えの整理のための個人的メモです。少々、細かい話です。 放射能


ICRP Publ. 111 の考え方

リスクに関連するメディアの特性についての“なるほど”

[ 2012/04/17 (火) ]
 少し古い情報ですが、表題に関する情報を拾ってみました。放射能放射線
 まずは、安井至教授のHP「市民のための環境学ガイド」から、


 小島正美氏のリスク本からの引用を中心にした論説で、
  ・「消費者が不安なら有害だ」というのが、記者共通の庶民感覚
  ・メディアの特性
  ・誤報への対策はあるのか
  ・個人の見識が重要

などについてです。

『ICRP111から考えた事』のリンク先

[ 2012/04/15 (日) ]
http://dl.dropbox.com/u/28775595/Intro_ICRP111_ver1_2_1.pdf

2012/4/15 改定版のリンク先です。

複数のエントリーに引用していますので、このようにワンクッション置きました。
余分なクリックを強いて、申し訳ありません。

続・日本人のリスク観についての“なるほど”

[ 2012/04/12 (木) ]
 日本人のリスク観について“なるほど”情報の第2弾です。第1弾はこちら
 くどい!とお叱りを受けるかも知れませんが、個人的な情報アーカイブとしてご容赦を。放射能放射線

 安井至教授のHP「市民のための環境学ガイド」を拾い読みしている時に見つけたもので、2009/9/13掲載の日本人のリスク観と文化的背景です。(ちなみに“日本人のリスク観”でぐぐると1〜2位に来る情報です。)
 2009年に書かれたものなので放射線ではなく、化学物質を主題にした“日本人のリスク感覚が、欧州などとかなり違うこと”“日本人はどのようなリスク観をもっているのか”についての論説です。

 引用したのは一部だけで割愛した箇所も多いので詳細は原文も参照ください。

自然放射線による被ばく、カリウム K40 とラドンRn222

[ 2012/04/07 (土) ]
 今まで別のエントリーの一部であったものを独立させ、追記したものです。
 今までのエントリーとは、
 ●【改定】核分裂、放射線、ベクレル(Bq)とシーベルト(Sv)、人体への影響
です。以下の本文で引用する場合は、●既エントリーと記載します。

 
 放射性物質は自然界にも存在しており、日本平均では、年間1.5mSvの自然放射線を受けている(1時間あたりに換算すると、0.17μSv/hになる) 。
 自然放射線による被ばくの内訳は以下のとおり。
内部被ばく食品のK40など0.41mSv0.81mSv
大気中等のラドン・トロン0.40mSv
外部被ばく大地放射線0.38mSv0.67mSv
宇宙線0.29mSv
合計1.5mSv
 出典:「食品安全委員会」2011/10/27発表の放射性物質を含む食品による健康影響に関するQ&A

 すなわち、食べ物中のカリウム40などと、呼吸で吸入するラドンなどによって年間0.81mSvの内部被ばく、大地の放射線と宇宙の放射線から年間0.67mSvの外部被ばくを受けている。
[ 2012/04/07(土) ] 放射線の勉強・知識 | TB(0) | CM(0)

避難指示解除準備区域、居住制限区域、帰還困難区域に関する区分マップ(地図)など

[ 2012/04/02 (月) ]
 あらたに、避難指示解除準備区域、居住制限区域、帰還困難区域が運用されました。
ただし、地元との協議・合意が得られていない地域もあるので、計画的避難区域がかなり残っています

 従来の区域情報などを含め、アーカイブします。

 参考までに、全体の出典は経産省HP「警戒区域、避難指示区域等の見直しについて」ですが、個別資料にリンクを付けています。

新しい区分マップ、区域の定義

ICRP111から過去に学ぶ、あらためてチェルノブイリのこと

[ 2012/04/01 (日) ]
 最新追記があります。2012/4/16


2012/3/28に下記の冊子が発行されました

ICRP111から考えた事
Introduction to ICRP Publ. 111
福島で「現存被曝状況」を生きる


[著者]
高井先生 @J_Tphoto
生徒会長 @buvery

 この冊子の本論は副題のとおり“事故収束時の考え方の基本”であり、個人的には超お勧めです。
 なお、発行の経緯や趣旨は、「編集メモ」(4〜7ページ)に記載されています。
 208ページ構成ですが、本論の部分は冒頭の図表の数ページに凝縮されているのでそこだけでも勉強になりました。
 その中から、一つだけ図を引用します。
平時と事故時

なぜリスクコミュニケーションは失敗したのか、日本の一年間、スウェーデンの例

[ 2012/03/27 (火) ]
 追記があります。2012/4/1


 日本の一年間のリスクコミュニケーションの失敗を簡潔に記載した資料と
 【追記】冊子『ICRP111から考えた事』と
 書籍「スウェーデンは放射能汚染からどう社会を守っているのか」を紹介したブログ
 をアーカイブします。

なぜリスクコミュニケーションは失敗したのか(日本の一年間)

 2012/2/29に横国大で行われたシンポジウム「横浜国立大学リスク研究グループによる福島放射能対策提言」の資料から、
斗ケ沢秀俊さん(毎日新聞)による講演のレジメですが、ブログ主は聴取した訳ではなく、松田裕之教授の関連を検索している時に見つけた情報です。

ICRPをベースにしたリスクコミュニケーションがうまく進まないのは何故か?

[ 2012/03/22 (木) ]
 最新追記があります。2012/4/1


 安井至教授の論説を読んで、その内容を表記のように理解しました。放射能放射線
 LNT仮説はリスクコミュニケーションの面では問題があった、との主張で、今までで一番腑に落ちる論説でしたのでアーカイブします。
 追記で関連情報をアーカイブしました。
  冊子『ICRP111から考えた事【最新追記】
  「アカチバラチの日記」2012/3/22 『分かっている事』を無視する『分かっていない声』

安井至教授のHP「市民のための環境学ガイド」から、
2011/10/9掲載のICRPはなぜ信頼できるのか

(一部のみ引用)

(前略)
 この2年間程度は、ICRP(国際放射線防護委員会)の言う非常事態だ、という認識を持つことは不可能なのでしょうか。例えば、2年間であれば、1mSv/年と5mSv/年が本当に違うのでしょうか。むしろ、このコミュニケーションが必要だと思いました。
(中略)
 元長崎大学の山下俊一氏が福島県の放射線アドバイザーであったときに、「福島県は安全だ」と述べたとして、福島大学の教員有志からを始めとして、県に対し山下氏の解任要求が多数なされました。山下氏は、チェルノブイリでの状況をつぶさに観察してきた経験から、「本当の問題は、別のところにある。それは、精神的うつ状態になることだ。チェルノブイリではそれが現在でも続いている」、という主張をしたのではないかと思います。

ということで、Q&Aに行きます。

質問:ICRPを信用することは難しいです。なぜならば、学者の意見が一致しておらず、ICRPの基準は甘すぎるという人がいるからです。どうして、ICRPを信じることができるのですか。

回答:私自身、ICRPの主張の根幹をなすLNT仮説(後述)は、放射線のリスクを正確に伝達する際には障害になると考えております。

 LNT仮説は、リスクを過小に評価しないための仮説で、言い換えれば、リスクを意図的に過大に評価するための仮説です。
「放射線の防護、すなわち、平常時における管理のためには、放射線リスクの過小評価をしてはいけない」というICRPの立場は十分理解しているつもりですが、「ICRPの勧告では、平常時に関する勧告を現時点の福島県のような状態でも守るべきだと考え、不安を抱く人が多くなりすぎる」、と考えていたからです。

 無用に不安をいだけば、その人も、その周辺の人も不幸になります。リスク評価は、そもそも人々が幸福になるために行うことです。リスクコミュニケーションは、その目的のために行うことです。

 ICRPの平常時に関する勧告は、基本的に過大評価であり過ぎるために、これを元にリスクコミュニケーションを行うと、どうしても、人々を不幸にしてしまうように思えるのです。

 一方、ICRPの非常事態に対する勧告リスク評価そのもの伝達しようとしているように思えます。しかし、受け入れる人が少ないという問題があります。

 いずれにしても、なぜICRPの非常事態の勧告を信じるのか。この質問にお答えするには、かなり長い説明が必要になります。以下、いくつかの項目に分けて、説明をしたいと思います。

チェルノブイリ25年、放射線より社会的・経済的影響の方が大きな被害

[ 2012/03/18 (日) ]
 少々鮮度の落ちる情報ですが、『非常時に平時の目安に固執すると逆に健康被害を含め様々な障害が出る』ことの実例として重要な情報なので、アーカイブします。
 
 関連情報として、
 現在のベラルーシの農業復興の様子(3項)
 松田裕之教授の論説 2012/3/4(4項)
もアーカイブしました。 

【資料A】「アゴラ」2012/1/25【GEPR】チェルノブイリ、ロシア政府最新報告書(2011年)の紹介—社会混乱への警戒が必要

【資料B】「Newsweek」2012/1/5 チェルノブイリ原発事故で最大の被害をもたらしたのは放射能ではない 池田信夫

1.【資料A】【資料B】から部分的に引用(一部追記)

日本人のリスク観についての“なるほど”

[ 2012/03/14 (水) ]
 リスクコミュニケーションなどについて、少しづつ勉強していこうと思っています。
 まずは、日本人のリスク観について“なるほど”情報をピックアップしてみました。
 以下の引用元は、全て、放射能放射線
 ●リスク・コミュニケーションを対話と共考の場づくりに活かす
 に掲載の記事からです。お礼申し上げます。
 (太字加工はブログ主による。)

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